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JR東日本カップ2017 第91回関東大学サッカーリーグ戦・1部第2節レポート

2017/05/02
 『JR東日本カップ2017 第91回関東大学サッカーリーグ戦 【前期】 』1部リーグ2節は、4月30日(日)に全6試合が行われた。



○開幕戦で昨季王者の明治大学に勝利、その勢いのまま連勝を目指す順天堂大学(勝点3・1位)と、開幕戦から大幅なメンバー入れ替えで迎える法政大学(勝点0・8位)との一戦。

 序盤は互いに堅い立ち上がりとなったが、順大が細かいパスワークで徐々にチャンスを増やしてペースを握ったものの、得点にはつながらず0-0で前半を終える。
 後半も立ち上がりから順大が優勢な展開に。しかし法大もサイドを起点にチャンスを増やし83分、途中出場の13番・青柳燎汰が中央で18番・松澤彰からのパスを受けると、右足で合わせてゴール。法大が待望の先制点を手にする。このまま法大の勝利かと思われたが、順大も途中出場の選手が躍動。88分、順大はペナルティーキックのチャンスを得ると、8番・新里涼が落ち着いて決め、同点に追いつく。さらに終了間際90+3分、途中交代で入った26番・望月陸のドリブル突破からのクロスボールを9番・松島奨真がヘディングで押し込み順大が勝ち越しに成功。ルーキー26番・望月の2試合連続アシストからの決勝点で、順大が2-1で勝利を収めた。
 順大はU-20日本代表候補のエース11番・旗手怜央が怪我で欠場するも、途中出場3選手の活躍で開幕2連勝。次節は昇格組ながら開幕2連勝で1位の東京国際大学と対戦する。一方の法大は、大幅にメンバーを入れ替えたものの、あと一歩のところで勝利を逃し2連敗。次節は昨季王者・明治大学と対戦する。


◯開幕2連勝を狙う専修大学(勝点3・1位)と黒星発進で連敗は避けたい桐蔭横浜大学(勝点0・7位)の対戦。

 前半開始から風上に陣をとる桐蔭大がペースを握った。3分、ペナルティーエリア右へ抜け出した桐蔭大11番・鈴木国友がゴールキーパーとの1対1からシュートを狙う。ボールは無人のゴールへと放たれるも、最後はゴールラインに走りこんできた専大20番・古屋誠志郎にクリアされゴールならず。10分にも、ゴール前中央の混戦から再び桐蔭大11番・鈴木が抜け出して右足でシュート。これはわずかにゴール左に外れたが、その後も桐蔭大9番・浅川隼人、10番・石川大地、14番・イサカゼインもドリブル突破を試み、何度となくチャンスをつくる。対する専大は25番・越水旋太、3番・大西拓真のセンターバックがなんとかボールを掻き出してピンチを防ぎ、結局互いに決定機を得点に活かせないまま、前半を0-0で折り返す。
 後半に入ると、押されていた専大が息を吹き返した。51分、コーナーキックが連続する中、7番・三沢直人のクロスに25番・越水が頭で合わせたが、これはわずかに枠を外れる。その後、19番の中山克広、後半から出場した18番・岸晃司らが桐蔭大ゴールへ迫ったがフィニッシュに正確性を欠き、結局0-0のまま試合終了となり、勝点1を分け合った。
 専大の源平貴久監督は「急に気候が暑くなったこともあって、判断力が遅くなった部分があった。中盤のボールの保有力は悪くないが、あとは3トップが今後どこまでやれるか」とコメント。「開幕前はメンバーがいなくてどうなるかと思っていた」という状況からすれば、まずまずのスタートとなっているようだ。また、この試合ではセットプレーからたびたびチャンスを演出。「これまでセットプレーから点を狙うことはなかったが、今年はいいキッカーもいるので武器になるかもしれない」ということも好材料。次節・流通経済大学戦では、それを勝点につなげたい。
 一方、初勝点を挙げたものの未だ白星のないのが桐蔭大。八城修監督は「天皇杯神奈川県予選から、結果は出なくても内容的には好調だった」としながらも「今日の試合は低調だった」と落胆を隠さない。「ピッチはよかったが芝目が長くてボールが動かしにくかったこともあって、いつもより蹴ってしまった。こういう中でこそポゼッションしなければならない」と反省しきり。次節の筑波大学戦は中2日ということもあり「メンバーを大きく変える可能性もある。1年生を3、4人使うかもしれない」と宣言。流れを変えて、初勝利を収めたい。


〇敗戦スタートとなり、今節こそ勝利を収めたい流通経済大学(勝点0・8位)と、開幕戦の勢いのままに連勝を目指したい駒澤大学(勝点3・3位)の対戦。

 試合は立ち上がりから拮抗した展開となった。しかし24分、25番・本村武揚の強烈なミドルシュートが決まり、流経大が先制。一方、先制を許す形になった駒大は、FW29番・高橋潤哉を中心に攻撃を仕掛けて得点を狙うが、決定機を決めきることができず、1-0で前半を折り返す。
 後半は駒大がペースを握った。17番・上田哲也のもとに再三チャンスシーンが訪れるが、どれも得点には結びつかない。対する流経大は11番・渡邉新太がサイドから好機を演出し、18番・立花歩夢が計3本のシュートを放つもゴールには至らず。結局、前半の得点が決勝点となり、逃げきる形で流経大が今季初勝利を収めた。
 次節、流経大は現在4位の専修大学とぶつかる。今節で得た勝利の勢いで連勝となるか。駒大は慶應義塾大学と1勝1敗同士の戦いになる。上位進出のためには、今度こそ勝点3を得たいところだ。


〇両チームともに開幕戦で敗北を喫したチーム同士の対戦。黒星スタートとなった昨季王者明治大学(勝点0・11位)と、日本体育大学(勝点0・10位)の一戦。

 試合は序盤から明大がゲームをコントロールし、6番・柴戸海を中心にテンポよくボールを動かす。しかし、いい連携を見せながら日体大陣地に攻め込むも、うまくシュートまで持ち込むことができない。対する日体大は、ボールを奪うと素早いカウンターでチャンスを狙う。37分には10番・太田修介が相手ディフェンスラインの背後のスペースをつき、3番・福田圭佑からの絶妙なロングパスを受けてほぼキーパーと1対1のような形でシュートを放つ。だがこれは、明大GK21番・長沢祐弥が好セーブを見せ得点には至らない。41分、ついにゲームが動いた。コーナーキックのチャンスを得た日体大は、16番・関戸裕希のクロスに9番・平川元樹が頭で合わせて今季初のゴールを決める。
 後半も明大がボールを保持する展開となったが、この流れに勢いをつけたのが63分に途中投入された14番・中村健人だった。投入されて3分後の66分、ボールを受けた14番・中村が20番・渡辺悠雅にパスを送り、そのボールをペナルティーエリア内にいた11番・櫻井敬基につなげてシュート。明大が同点に追いつき、ゲームは振出しに戻る。追いつかれた日体大は何とか突き放そうと7番・室﨑雄斗が豪快なシュートを放つも決まらず。結局、1-1のまま引き分け、勝点1ずつを得る痛み分けとなった。
 明大は次節に法政大学と対戦。リーグ連覇のためにも、早く勝利が欲しいところだ。日体大は昇格組の東洋大学との一戦を控える。上位進出のためには、次節こそ勝利し、勝点3を積み上げたい。


◯2年ぶりに開幕戦を白星で飾った慶應義塾大学(勝点3・4位)と、1部復帰戦に勝利し、連勝を目指す東京国際大学(勝点3・4位)の対戦。

 互いに開幕戦を制した慶大と東国大のゲームは、立ち上がりから両チームともにチャンスを作り、互角の展開で進んだ。東国大は19番・町田ブライトを起点とし、徐々にペースを握り始めたると、前半20分に右サイドで得たコーナーキックを10番・安東輝が正確にゴール前へと蹴り入れ、これを11番・進昂平が頭で合わせて先制する。  後半開始2分の47分に、再び試合が動いた。東国大は中央付近でボールを奪うと一気に攻め上がり11番・進からのパスを受けた10番・安東が冷静にゴールキーパーをかわし、右足でシュートを流し込む。2点のリードを奪った東国大だったが最後まで攻撃の手を緩めない。後半終了間際の90+2分、東国大19番・町田からのサイドチェンジを2番・古川雅人が合わし、27番・宇高魁人が折り返す。それを受けた18番・池添勘太郎のキックがゴールネットを揺らし、ダメ押しの3点目。東国大が3-0で慶大を下し、開幕戦の流通経済大学戦に続いて2連勝を飾った。
 この勝利で得失点差ながら首位に立った東国大。前田秀樹監督は「うちの選手にあまりドリブラータイプはいない。そのかわりアイデアのある選手が多いのである意外性のあるプレーをする」とコメント。開幕戦、そして慶大戦も「ワンタッチワンタッチでつなぎ、リスクをおかしてでもチャレンジするサッカーができた」と満足顔だった。ただし2部とは「後半20分頃からの体力、ミドルパワーが違う」ときっぱり。初戦もこの試合も、その時間帯に押し込まれているだけに、攻撃力のある次節の順天堂大学戦では「いかにその時間帯を利用するか」が課題となるだろう。


○開幕戦で勝利し、連勝で勢いに乗りたい筑波大学(勝点3・6位)と、1部復帰初戦を落として何としても勝点が欲しい東洋大学(勝点0・11位)との一戦。

 試合は、開始から筑波大ペースで進む。筑波大は何度もチャンスを演出し、ジュビロ磐田への加入が内定している11番・中野誠也だけで前半4本のシュートを放つ。しかし東洋大の集中した守りに阻まれ、得点を挙げることはできない。一方の東洋大も何度かチャンスを作るが決めきれず、両チーム無得点のまま前半を折り返す。
 後半も主導権を握ったのは筑波大だった。試合が動いたのは58分。14番・会津雄生の右サイドからのクロスを8番・戸嶋祥郎が頭で決め、筑波大が先制する。さらには、東洋大DFがハンドをおかし、筑波大にペナルティーキックを献上。しかしこのピンチに、東洋大GK1番・伊藤俊祐が奮起。PKをストップし、昇格組の意地で追加点を許さない。東洋大は14番・丹代藍人、18番・松崎快に代えて34番・野本幸太、26番・小林拓夢を投入。流れを引き寄せようとするが、ここでタイムアップ。結局1-0で筑波大が勝利を収めた。
 筑波大は開幕から2連勝。攻守ともに連携のとれた試合運びで今節も勝利を収めた。次節は開幕後未だ勝星のない桐蔭横浜大学と対戦する。一方敗れた東洋大は2連敗。1部昇格を果たしたものの厳しい戦いが続く。次節は昨季3位の日本体育大学と対戦する。



 次節、第3節は5月3日(水・祝)に多摩市立陸上競技場にて、専修大学と流通経済大学、明治大学と法政大学が対戦。江戸川区陸上競技場にて、慶應義塾大学と駒澤大学、日本体育大学と東洋大学、順天堂大学さくらキャンパスサッカー場にて、順天堂大学と東京国際大学、筑波大学と桐蔭横浜大学が対戦する。
 今節で順大、東国大、筑波大の3校が2連勝を飾り、特に昇格組である東国大の快進撃に注目が集まった。一方昨季王者の明大が未だ勝ちなしと、予想外の結果に苦しんでいる。次節は順大と東国大の2連勝同士の対戦が控える。激戦必至の1部リーグに今後も目が離せない。

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