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JR東日本カップ2016第90回関東大学サッカーリーグ戦・1部第2節レポート

2016/04/12
 『JR東日本カップ2016 第90回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』1部リーグ第2節は、4月9日(土)に全6試合が行われた。前節、昨年度王者の早稲田大学は好調なスタートを切ったが、一方で昨年度の上位チームは明暗が分かれる結果となった。



○開幕戦の慶大との試合では、主力が抜けて厳しいとの前評判を覆して勝利をおさめた明治大学(勝点3)と、開幕戦では筑波大に勝利し、そのまま勢いに乗りたい法政大学(勝点3)の一戦。

 立ち上がりから明大がボールを持ち、攻勢を強める。しかし開始早々5分、法大22番・永戸勝也の素早いリスタートから、17番・武藤友樹が相手ディフェンダーの裏へ抜け出し先制点を挙げる。その後、終始明大ペースで試合は進むが、法大の堅い守りを崩せずシュートまで持ち込めない時間が続く。逆に法大は守りからの鋭いカウンターでチャンスを作り、30分にはショートコーナーから巧みなパスワークで決定機を作るが追加点には至らない。
 前半に引き続き、後半も明大がボールを持つ展開となったが、法大の堅い守備に阻まれる時間が続く。そんな中で明大は69分、61分に投入した9番・土居柊太が一瞬のスキを突きスルーパスを通し、15番・丹羽詩温が前節に引き続き同点弾を決める。勢いを掴んだ明大は、73分にコーナーキックから11番・岩田拓也のゴールで逆転に成功。立て続けに2失点を喫した法大は、右サイドバックの2番・山田将之を前線にあげパワープレーに出る。85分には明大6番・柴戸海がゴール前でファウルをおかし、これがレッドカードの判定。数的優位に立った法大だが、最後まで集中を切らさなかった明大を前に追加点をあげることができず、2-1で明大が開幕戦2連勝を飾った。


○開幕戦を勝利で飾った早稲田大学(勝点3)と順天堂大学(勝点3)。早大9番・中山雄希は得点ランキング首位をマーク。対する順大は前節、新1年生の活躍もあり、チーム内のポジション争いが激化している状況だ。

 序盤は拮抗した展開だったが、18分、相手のクリアボールを拾った早大17番・岡田優希がドリブルからゴールキーパーの頭上を越す技ありゴールで先制点を奪う。しかしすぐさま順大も反撃に出る。11番・米田隼也がドリブルでゴール前へ運び、パスを受けた27番・浮田健誠が落ち着いて流し込み、1-1で前半を折り返す。
 後半は早大の時間が続く。早大は57分に7番・相馬勇紀を投入すると、持ち味のドリブルで攻撃が活性化。69分、7番・相馬のドリブルで相手を引き付けると、9番・中山雄希がゴール。2試合連続得点で順大を引き離した。その後、順大は10番・佐野翼を投入して早稲田大ゴールに迫るも、あと一歩届かず試合終了。
 早大は2連勝に加え、9番・中山は得点ランキング首位をキープ。一方の順大は一度は追いつきながらも、流れに乗ることができなかった。


○両チームともに開幕戦黒星となった駒澤大学(勝点0)と、日本体育大学(勝点0)の対戦。

 試合序盤から駒大が攻め入り、日体大ゴールに迫る。23分、1番・森建太のゴールキックの競り合いから9番・大谷真史がゴール前へカウンターを仕掛けると、10番・吉岡雅和がそのまま押し込んで先制点を決める。
 1-0で折り返した後半、駒大は53分に自陣中央18番・中原輝のパスから10番・吉岡が2点目を決めて、日体大を突き放す。さらには試合終了前の86分、左サイドのクロスからゴール前の混戦の中からこぼれたボールを、右サイドに詰めていた10番・吉岡が冷静に押し込んでハットトリックを達成。3-0で日体大を沈めた。
 3-0と日体大を圧倒した駒大。9番・大谷の競り合いの強さがチャンスへとつながり、ほとんどの得点シーンを演出していたのも好材料だ。しかし駒大の秋田浩一監督は「今日はいい結果だったが、常にこういうサッカーをできるわけではない。たとえ1点でも逃げきれるような力を身につけないといけない」と、慎重な姿勢を崩さない。それでも、センターバックの25番・伊勢渉が怪我で欠場。代わりに先発した新人の35番・星キョーワァンがまずまずの守りを見せるなど「ディフェンスはボールを回されても、粘って守り切れるチームになった」とチームとしての成長を感じている様子だった。
 一方2試合を消化し、いまだ無得点の日体大。「やろうとしているサッカーは悪くないが、守備が安定していない。どうしても経験不足の部分が出てしまっている」(鈴木政一監督)。さらに攻撃面でも「1番の問題は点をとれないこと。1部ではシュートまで時間をかけるとつぶされてしまう」と、久しぶりの1部に苦戦している様子だ。それでも「この2試合で経験は積んだと思う。うまくいかない時にこそ、次の動きが大事。ミスしたあとに下を向いているようではダメ。この1週間で出直したい」とキッパリ。次節こそ勝点3を狙う。


○開幕戦を勝利で飾り、着実に勝点3をものにした専修大学と、こちらも開幕戦に勝利し、好調の桐蔭横浜大学(勝点3)の対戦。

 終わってみれば、試合は桐蔭大19番・浅沼大和の独壇場であった。前半立ち上がり、専大が素早いパスを多用した展開で決定機を作ろうとする。しかし、桐蔭大の守備陣が的確に攻撃の芽を摘み、得点を許さない。13分、桐蔭大19番・浅沼のコーナーキックから9番・今関耕平が押し込んで先制。前半終了間際にも19番・浅沼は自陣でのパスカットで、11番・鈴木国友のドリブルからのゴールを演出。この11番・鈴木のゴールで桐蔭大は2-0で前半を折り返す。
 しかし後半開始直後には、専大も23番・岸晃司が相手ディフェンダーのミスを逃さず、冷静に1点を返す。なんとか追いつきたい専大だったが、試合も終盤に差し掛かると足が止まり始め、スタミナ不足が目立った。そこに追い打ちをかけるように、相手のクリアボールを拾った桐蔭大19番・浅沼がペナルティエリア外から豪快なシュートを放ち、ダメ押しの3点目。1-3で試合を決めた。
 王者奪還を狙う専大だが、第2節にして黒星を喫し、苦しい展開となりそうだ。一方の桐蔭大は、この日19番・浅沼が全得点に絡む活躍を見せ2連勝。次節、日本体育大学との対戦での活躍にも期待がかかる。


○昨季はあと一歩のところで首位を逃した慶應義塾大学(勝点0)。開幕戦も黒星だっただけに、勢いを取り戻したいところ。一方、1年で一部リーグ復帰を果たした筑波大学(勝点0)。今季に狙うは1部残留ではない。1部優勝だ。

 前半は筑波大10番・北川柊斗を中心とした筑波大攻撃陣がペースを握り、37分相手の連携ミスをついた10番・北川が先制点を挙げる。
 後半は一転、慶大が主導権を握る。ハーフタイムから途中出場した10番・山本哲平を中心に、筑波大ゴールを脅かす。しかし62分、こちらも途中交代で入った筑波大22番・長澤皓祐から2番・浅岡大貴へのパスで右サイドを崩され、17番・野口航に追加点を許してしまう。87分には、慶大6番・井上大のコーナーキックから5番・望月大知が頭で決めて1点を返すものの、その後は筑波大の落ち着いたボール回しによって得点の機会を得られないまま。結局、2-1で筑波大の勝利となった。
 連敗を何としても止めたい慶大は次節、法政大学との一戦を迎える。勝点3を掴んだ筑波大はこのまま勢いに乗って連勝といきたいところだ。


○流通経済大学(勝点0)と、国士舘大学(勝点0)の対戦。両チームともに開幕戦は黒星スタートとなってしまったが、全日本大学選抜の選手や、特別指定選手をそろえる流経大と、昨年度の主力選手が残る国士大は、どちらがかってもおかしくないカードだ。

 開始早々5分で試合が動いた。国士大は9番・林祥太の中央ゴール前でのドリブルから、パスを受けた27番・田場ディエゴが先制。幸先の良いスタートを切る。しかしその20分後の26分には、今年度から流経大の10番を背負う、ジャーメイン良が正確にゴールを決め1-1の同点で前半が終了。
 すると後半立ち上がり51分に、今度は国士大11番・荒木翔の見事なドリブルから、29番・平野智也が追加点を決めて2-1とする。再び引き離された流経大も追加点を狙うが、なかなかシュートまで持ち込むことができない。84分には相手フィールドプレーヤーのパスミスを奪った国士大9番・林が中央をドリブル突破、そのまま3点目を決めて3-1で試合を決めた。
 これで2連敗となってしまった流経大。第3節は昨年度準優勝、2連勝中の明治大学との対戦。相手は手強いが、ここで勝点3をつかみ取りたいところ。対して前節とは打って変わり快勝となった国士大。今季も大量得点をあげて首位へと躍り出られるかに注目だ。



 次節、第3節は4月16日(土)に駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場にて、順天堂大学と駒澤大学が、龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールドにて、明治大学と流通経済大学が、江戸川区陸上競技場にて慶應義塾大学と法政大学が対戦。4月17日(日)には駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場にて、桐蔭横浜大学と日本体育大学が、味の素フィールド西が丘にて、専修大学と筑波大学が、早稲田大学と国士舘大学が対戦する。
 2連勝中の明大、桐蔭大、早大に土をつけるのはどのチームか。今後も1部リーグから目が離せない。

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