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JR東日本カップ2016第90回関東大学サッカーリーグ戦・2部第2節レポート

2016/04/12
 『JR東日本カップ2016 第90回関東大学サッカーリーグ戦』2部リーグ第2節は4月9日(土)に2試合、4月10日(日)に4試合が行われた。


○攻撃陣に勢いのある東京国際大学(勝点1)と、関東リーグでの今季初勝利を掴み取りたい明治学院大学(勝点0)との一戦。

 35年ぶりに関東リーグに戻ってきた明学大は、前節で一度は朝鮮大学校に追いつきながらも惜しくも敗戦。今節こそは初勝利を掴もうとチーム一丸となって挑んだが、前半から東国大に試合を支配される展開となってしまった。一方の東国大は前節に得点を挙げ、勢いのある9番・町田ブライトを中心に明学大ゴールへと襲いかかる。20分には、右サイドで獲得したFKを10番・安東輝が中央へ蹴り込むと、これを9番・町田が頭で合わせ、二戦連続のゴールで先制点を奪う。明学大も同点に追いつこうと9番・行武大希らがゴール前に抜け出すが、東国大の強固な守備を前に流れを変えることのできないまま前半を終える。
 明学大はハーフタイムに選手を交代して反撃の狼煙をあげ、立ち上がりからチャンスを掴む。しかし決定的な場面を作りきれずに、次第に東国大のペースにのまれてしまう。一方の東国大もゲームこそ支配するものの、得点まではいたらず。このままでは終われない明学大は次々と選手交代をして攻撃陣をリフレッシュ。ラストの反撃にでるが、東国大はGKの1番・伊原清也がファインセーブを見せて得点を与えない。結局、先制点を守りきった東国大が勝利し今季初勝利をあげた。
 貴重な勝点3を手にした東国大の前田秀樹監督は「最終ラインが安定してきた」と、まずは無失点に抑えた守備陣を評価しつつも「もっともっと、自分たちが攻撃を優位に進めながら点の取れる力をつけなくてはいけない」との課題も口にした。一方、連敗となってしまった明学大。次節こそ「勝利」のために再度チーム一丸となって次節へ挑む。


○開幕戦に勝利して連勝を狙う神奈川大学(勝点3)と、開幕はスコアレスドローで勝利が欲しい東京学芸大学(勝点1)との一戦。

 開幕から勢いに乗る神大が、試合開始から東学大を圧倒する。まずは7分、神大が6番・武田将平のFKに26番・吉田蓮が頭で合わせて先制点を奪うことに成功。東学大も簡単なプレー展開で試合を立て直そうとするが、神大の攻撃の流れをなかなか変えることができない。24分にはまたもや6番・武田のFKから4番・千田海人が頭で合わせ追加点。2点のリードを奪った神大は満足することなく26番・吉田を起点として3点目のチャンスを作るも、さらなる追加点は奪えずに前半を折り返す。
 後半に入ると東学大も反撃を開始。30番・色摩雄貴、7番・藤得健司らが勢いよく神大ゴールに攻めかかるが、神大DF陣の体を張ったプレーに得点をあげられないまま2-0で試合終了。失点0のまま開幕2連勝となった神大は、このまま好調を維持していきたいところ。東学大はこの敗戦もさることながら、2試合連続ノーゴールが課題。次こそ得点を奪い、勝利を掴み取りたいところだ。


○ともに開幕戦勝点3を獲得し、連勝を狙う朝鮮大学校と東京農業大学との対戦。

 連勝を狙う両チームの一戦は、前半から互いにチャンスを作り出す展開となった。立ち上がりは、東農大が10番・岡庭裕貴を中心とし勢いのある攻撃で朝鮮大のゴールを狙う。しかし朝鮮大もすぐにペースを奪い返し、前節同様に10番・金成純を中心としてゲームを組み立てる。34分には11番・韓勇太が右サイドをドリブルで突破しシュート。GKのこぼれ球を8番・慎鏞柱が押し込んでゴールネットを揺らすも、これはオフサイドの判定。先制点を奪うことはできなかった。その後も互いにチャンスはあるものの決定的な場面を作り出せず前半を終える。
 後半にはいると東農大の勢いが増す。60分過ぎからたびたびセットプレーからチャンスを作ると、75分に途中交代で入った23番・牧寛史が左サイドからゴール前にカットイン。これを阻止しようとした朝鮮大DFが、ペナルティーエリアで23番・牧を倒してPKを献上してしまう。このPKを牧自らがゴール中央へ左足で振り抜き、東農大が先制点を奪取。その後、朝鮮大も追加点を奪おうと攻め込むがゴールにつながらないまま試合が終了した。
 「ボールを持つ時間があった割にシュートまでいけていなかったのが今日の試合のすべて」と、この試合を振り返った朝鮮大の金載東監督。「前後半をとおしてシュートで終わるような形を追求していかなければならない」と、次節に向けての今一度チームの立て直しを目指す。一方、関東リーグ復帰して開幕からニ連勝と波に乗る東農大。この勢いを持続して、三連勝を狙いたい。


○1部復帰のためには連敗は許されない東洋大学(勝点0)と、今度こそ勝ち切って勢いに乗りたい東海大学(勝点1)との一戦。

 昨年はあと少しのところで1部昇格を逃した東洋大。今年こそはという思いの中で迎えた開幕戦でまさかの敗戦を喫し、もう「これ以上取りこぼせる試合はない」(東洋大・古川毅監督)。立ち上がりから積極的にボールを支配してゴールを狙うが、粘り強い守りで好機を伺っていた東海大もチャンスを見逃さずカウンターを仕掛ける。30分にはカウンターから得たCKを、東海大の7番・伊藤竜之介がゴール前へ。一度は東洋大GKの1番・伊藤俊祐が弾き返すものの、これを6番・小野能寛が頭で押し込んで東海大が先制に成功する。同点に追いつきたい東洋大は10番・仙頭啓矢を中心に攻め込むも、なかなかゴールチャンスを作れない。逆に34分には、東海大の7番・伊藤が右サイドからゴール前に切れ込んだところを、東洋大の12番・徳市寛人が倒したと判断されPKに。東海大はこのチャンスに、5番・岩壁裕也が落ち着いて決め追加点を奪い、前半を折り返す。
 2点のビハインドを負った東洋大だったが、後半に入ると攻撃陣が爆発する。徹底してボールを奪い東海大を圧倒した東洋大は、67分に交代出場の18番・小堀将人のヘディングシュートが相手に当たり、そのこぼれ球を10番・仙頭が右足を振り抜くダイレクトシュートで突き刺し、まずは1点を返す。その後も東洋大ペースで試合は進むが、東海大もと粘り強い守備で東洋大の攻撃を跳ね返す。なかなか攻め手のないまま時間だけが経過する中、9番・坂元達裕が中央から相手4人をドリブルでかわし、ニアを狙いすまして左足を振り抜く。ボールは東海大のゴールを揺らし、ついに東洋大が同点に。その後も逆転ゴールを狙い続けた東洋大だったが、反撃も及ばず2-2のまま試合終了となった。
 「東海大のストロングポイントとしてセットプレーの高さをあげていたのだが、結果的には1失点目も2失点目もセットプレーやPKから押し込まれる形になって、相手のやり切る攻撃にはまってしまった」と、東洋大・古川監督。「次の3点目を失うとゲームを失う」との危機感から、早めの選手交代から2点を奪い返したが、結果はドロー。次節の対戦相手は連勝中の東農大だけに「前半のような試合をしていては勝点を奪うのは難しいだろう」と表情を厳しくした。一方の東海大も2戦連続で引き分けと今季初勝利はおあずけに。2試合連続で追いつかれているだけに、次節こそ勝点3を獲りたいところだ。


○攻撃陣が好調な青山学院大学(勝点3)と、連敗だけは避けたい拓殖大学(勝点0)との一戦。

 最初から最後まで目が離せない劇的な試合となった。連敗だけは避けたい拓大は、前半立ち上がりから勢いのある攻撃で青学大ゴールをこじ開けようとする。拓大は12分、中央ゴール前で相手のクリアを拾った4番・穂積諒が19番・大山徹にパス。これを19番・大山が落ち着いて決め、早くも先制点を挙げる。拓大の攻撃はこれで終わらず21分、5番・菅谷政博のバスを10番・池田直樹が左サイドで受けると相手DFを抜き去り、右足を振り抜いてゴールに突き刺す。スコアを2-0とリードを広げた拓大だったが、青学大も前節から好調の14番・小泉佳穂を中心に相手を崩しにかかる。次第に流れが青学大へと傾きかけた32分、9番・窪園大地の仕掛けに14番・小泉が反応。小泉からのリターンを受けた9番・窪園がゴールに流し込んで、まずは1点を返して前半を終える。
 しかし後半に入ると、再び拓大が流れを引き戻す展開となった。54分、中央から9番・小野瀬恵亮のパスに反応した14番・小島樹がタイミングよくボールを受けて、そのままゴールネットを揺らす。追加点を奪い1-3と青学大を突き放した拓大だったが、青学大もこのまま突き放されるわけにはいかない。62分、14番・小泉のCKに15番・森下洋平が頭で合わせて2-3に。再び1点差に追い上げる。一方の拓大も1点差を守りきるのではなく、追加点を奪いに行く。69分、13番・岩出拓也のパスに反応した19番・大山放ったシュートはポストを直撃。このこぼれた球を9番・小野瀬が見逃さずゴールへと突き刺し2-4に。
 またもやリードを2点差に広げられ、ここで終わりかと思われた青学大だったが失点のわずか1分後の70分に、右サイドから20番・森孝輔が中央の7番・山田武典にパスを出す。これを7番・山田が中央から左足を振り抜き、ゴールを決めてスコアは3-4に。
 これ以上ゴールを許すわけにはいかないと拓大も必死に守備を固めるが、青学大の勢いを止めることはできなかった。76分、8番・瀬川泰樹が中央で相手ボールをカットすると、それを交代出場の23番・福井康太にすかさずパス。8番・瀬川がこれを落ち着いて決め、ついに4-4の同点となった。同点に追いつかれた拓大は、再度リードを奪うため前がかりになったが、青学大の攻撃陣は見逃さなかった。88分、途中出場の10番・伊藤光輝が中央で14番・小泉にパスを出すと、14番・小泉が持ち前のテクニックで相手を抜き去って5点目をマーク。ついにこの試合に終止符を打つゴールを青学大にもたらした。
 拓大も諦めず、残りわずかな時間でゴールを奪いにいくが力尽きてタイムアップ。試合は5-4、合計9得点とゴールの奪い合いとなったが、青学大が劇的な展開で連勝をもぎ取った。どちらのチームも攻撃の勢いはそのまま継続したいところだが、失点の多さ、守備が課題となる試合となった。


○ともに開幕戦で白星を獲得できず、今季初勝利を狙う中央大学(勝点1)と関東学院大学(勝点1)との一戦。

 エースの19番・矢島輝一が負傷により欠場している中大と、開幕から良いスタートがきれなかった関学大との一戦は、今季初勝利を狙う勝負にこだわった熱い試合となった。中大は前半から、10番・古橋匡梧、前節は出場停止だった11番・翁長聖の両サイドハーフがドリブルで切り崩そうとするが、関学大も3番・原島玄太、4番・森本大貴の守備陣が中心となってゴールを死守。互いに決定的な場面を作り出せず前半を終える。
 後半になっても、試合の流れは中大のまま。中大は数多くのセットプレーから得点を狙うも関学大の強固な守りからゴール奪うことができず、結局前節に続いてスコアレスドローに終わった。一方の関学大も2試合連続でノーゴール。次節こそ今季初得点で初勝利を掴み取りたいところだ。


 次節第3節は、4月16日(土)に駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で東洋大学と東京農業大学、ひたちなか市総合運動公園陸上競技場で青山学院大学と明治学院大学、中央大学と東海大学、龍ケ崎市陸上競技場たつのこフィールドで朝鮮大学校と東京国際大学、江戸川区陸上競技場で関東学院大学と東京学芸大学が対戦。4月17日(日)に駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で神奈川大学と拓殖大学が対戦する。
 開幕から連勝するチームもと未だ勝利がないチーム。そろそろ各チームの「明暗」が分かれてきたところ。「勝利」を得るための大事な戦いが期待される。

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