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JR東日本カップ2016第90回関東大学サッカーリーグ戦・1部第3節レポート

2016/04/19
『JR東日本カップ2016 第90回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』1部リーグ第3節は、4月16日(土)に4試合、17日(日)に2試合が行われた。2連勝中の首位グループ、明治大学、桐蔭横浜大学、早稲田大学の対戦の行方に注目が集まった。


○順天堂大学(勝点3)と、駒澤大学(勝点3)の対戦。

 前半は駒大ペースを握る。サイドを使った攻撃を徹底し、徐々に順大を圧倒し始めると、33分に10番・吉岡雅和の放ったシュートをゴールキーパーがセーブ。しかし、そのこぼれ球を9番・大谷真史が押し込んで先制点を挙げる。駒大は前半で合計6本のシュートを打ったものの、追加点をあげることができず、前半が終了。
 後半に入ると今度は順大が試合の流れを掴み、ハーフタイムに交代した新人の28番・旗手怜央を軸に駒大ゴールに迫る。52分、28番・旗手の右サイドからのパスを7番・名古新太郎が左足で押し込んで同点ゴールを決めた。その後は互いにチャンスはあったものの追加点には至らず、1-1で試合終了となった。
 順大は7位から6位と順位を一つ上げ、駒大は4位と前節から順位をキープした。


○2連勝で首位に立つ明治大学(勝点6)と、反対に未だ勝点0の10位・流通経済大学の対戦。

 開幕から2連勝で波に乗る明大は立ち上がりからボールを保持。流経大ゴールへ迫るがシュートへは持ち込めない。対する流経大は今節からボランチに起用された2番・小池裕太や昨季から活躍している10番・ジャーメイン良を中心にカウンターを仕掛けるも、明大の堅い守備を崩せず、得点することができない。しかし前半終了間際の43分、ゴール前でフリーキックを得た流経大は、2番・小池が鮮やかなキックを直接叩き込み、待望の先制点を挙げる。
 後半、同点に追いつきたい明大は、期待の新人、32番・中村健人や25番・渡辺悠雅など、攻撃的な選手を投入して流経大ゴールを脅かす。11番・岩田拓也のシュートがゴールポストに阻まれるなど惜しい場面もあったが、流経大GKの22番・オビパウエルオビンナのファインセーブもあり、最後まで1点を守り抜いた流経大が1-0で勝利を掴んだ。
 明大は同じく2連勝中だった早大と桐蔭大に一歩出遅れ3位に順位を落とす結果に。また今季初勝利を掴んだ流経大も、順位は変わらず10位のままだ。


○現在2連敗中の慶應義塾大学(勝点0)と、5位の法政大学(勝点3)の対戦。

 試合開始早々の2分、慶大右サイド20番・増田皓夫のパスから8番・加瀬澤力が目の覚めるようなミドルシュートを打ち、慶大が先制する。この先制点で流れに乗った慶大は堅守速攻を軸にゲームを進める。開始早々に失点を許した法大は、ディフェンスラインからパスをつないで得点を狙う。途中交代で入った32番・紺野和也が得意のドリブルで果敢に攻め込むが、終始安定した慶大の守備に阻まれ1-0で慶大の勝利となった。
 ようやく勝点3を掴むことができた慶大。須田芳正監督は「魂のこもったいいゲームだった」と満足顔。もともと堅守速攻が軸というチームながらも、開幕戦も前節の試合も「ディフェンスのありえないミスで負けた」と振り返る。「後ろからのビルドアップの時にはっきりやるべきところとつなぐべきところに混乱があった」という。この1週間は、チームとしてはもちろん、選手間でも話し合って課題を整理。法大は「攻撃的なチームなのでまずは相手に攻めさせる。サイドの選手をどれだけ前にあげさせないかだと思った」と須田監督。「追加点をとれなかったのでゲームプランどおりとはいえないが、うまくいったと思う」と、手応えを感じた様子だ。この勢いそのままに次節も勝利したいところだ。
 一方、前節は5位の順位を9位にまで下げてしまった法大。長山一也監督は「集中力の差。スカウティングでロングスローには注意するよう伝えていたのに、そこでやられてしまった」と苦い表情。「サッカーをなめている」と苦言を呈しながらも「いい勉強になったと思う。この敗戦で選手たちが腹を割って話せるようにならないと、上位は狙えない」。この逆境を、どう次戦につなげるかだ

○2連勝中の桐蔭横浜大学(勝点0)と、未だ勝点、得点ともに0と昇格後苦しむ日本体育大学の対戦。

 暴風雨が吹き荒れる悪天候の中キックオフとなった今試合。試合開始序盤は風の影響もあり、桐蔭大ペースで試合が進む。しかし、前半途中からショートパスやサイドを大きく使った日体大が徐々に流れを引き寄せるものの、フィニッシュまで持ち込めない。一進一退で試合が進み、0-0で前半を終える。
 後半、桐蔭大の10番・石川大地がディフェンダーを抜きチャンスを作るも、3本立て続けに日体大の体を張ったディフェンスに防がれる。しかし76分、10番・石川のコーナーキックから相手ディフェンダーのこぼれ球を拾った22番・岡本一輝が28番・眞鍋旭輝へパス。これを右足で押し込み、待望の先制点を挙げる。このまま桐蔭大の3連勝かと思われた88分、日体大17番・平川元樹が値千金の同点ゴールを決め、1-1で引き分けた。
 3連勝とはいかなかった桐蔭大。早大と首位で肩を並べる。一方、ようやく勝点1を獲得した日体大だが、順位は未だ最下位のままだ。


○8位・専修大学(勝点3)と、前節で慶大相手に競り勝ち、連勝を狙う筑波大学(勝点3)の対戦。

 強風と雨による厳しいコンディションの中で行われた試合。前半は専大が主導権を握る。専大のルーキー42番・氣田亮真をはじめとする再三のミドルシュートも、ゴールキーパー1番・森本泰介を中心とした筑波大のディフェンス陣がゴールを許さない。
 後半開始早々の47分、筑波大にチャンスが訪れる。右サイド25番・西澤健太のクロスに11番・中野誠也が反応し、こぼれ球を17番・野口航が押し込む。「前節でも右サイドきたクロスに合わせて決めたので、今日も仲間を信じて走りこんだ。ボールがこぼれてきたときは“もらった”と思った」という、野口の2試合連続ゴールで筑波大が先制する。主導権を握りながらも先制を許した専大。54分に投入された7番・佐藤遵樹の突破などから再びゴールへ迫り、猛攻を仕掛ける。84分、2番・飯田貴敬がサイドを駆け上がると7番・佐藤へパス。これを42番・氣田が決めて同点とした。アディショナルタイム1分、専大22番・越水旋太がこの日2枚目となるイエローカードで退場。数的有利に立った筑波大だったが追加点を奪うことができず、1-1で勝点を分け合った。


○昨季の勢いそのままに2連勝中の早稲田大学(勝点6)と、昨年度得点王の松本孝平が怪我からベンチ入りへと復帰を果たした国士舘大学(勝点3)の対戦。

 雨は上がったものの、強風の中でのゲームとなった今試合。この風をどう味方につけるかが鍵となった。試合が動いたのは開始1分。国士大6番・藤嵜智貴のスローインに合わせた、7番・平野佑一の風を味方につけたシュートが、ポストにあたりそのままゴールに突き刺さる。「予想外すぎて、あれはどのGKもあれは取れない」と国士大主将、4番・附木雄也も絶賛するシュートで国士大が先制点を挙げる。序盤からの勢に乗りたい早大だったが、前半は終始国士大ペースで試合が進む。
 早大の1点ビハインドで迎えた後半、今度は早大が反撃に転じる。粘り強い守備で国士大のミスを誘うと70分、一瞬のスキを突いてチャンスを掴む。後半から投入された7番・相馬勇紀がボールを奪ってそのままクロスをあげると、ペナルティエリアで待っていた11番・小林大地が体ごと押しこむダイビングヘッドでゴール。「ビハインドを負っていたし、ああいう時間帯だったのでリスクをおかしてでも攻撃にいくしかなかった。今日は、負け試合で勝ち点1をとることができたと思う」(小林)。
 同点に追いつきペースを握った早大は、後半アディショナルタイムにもゴール前の混戦からボールを押し込むが、これは惜しくもファウルの判定。両チーム追加点を挙げられず、結局1-1の同点に終わった。開幕直前に怪我をし、これが今季初戦となった国士大主将の4番・附木は「昨年はリーグ戦で早大に勝点を取れなかったから勝点1をとれたのはうれしいが、勝ちたかった試合」と、後半の失点を悔やんだ。「負けなかったことはよかったが、先制点が早すぎて2点目を取れなかったことのほうが問題。去年よりボールをもてる時間帯が長いからか、攻撃がキレイすぎる」との課題を口にした。


 次節、第4節は4月23日(土)に江東区夢の島競技場にて国士舘大学と法政大学、早稲田大学と日本体育大学が、川口市青木町公園総合運動場にて、慶應義塾大学と桐蔭横浜大学、明治大学と筑波大学が、龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールドにて、順天堂大学と専修大学、流通経済大学と駒澤大学が対戦する。
 昨年度上位大学が勝ちきれない展開の続く1部リーグ。まだまだ始まったばかりだが、ここから首位へと抜けだすのはどのチームか。注目だ。

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