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JR東日本カップ2016第90回関東大学サッカーリーグ戦・1部第4節レポート

2016/04/26
 『JR東日本カップ2016 第90回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』1部リーグ第4節は、4月23日(土)に全6試合が行われた。前節では全勝チームが消滅するなど混戦模様もみられた1部リーグだったが、今節からは各チームに明暗が分かれ始めた。


○未だ低迷中の国士舘大学(勝点4)と、2連敗中の法政大学(勝点3)の対戦。

 前節同様、先制点を決めて流れに乗りたい国士大。しかし開始9分、国士大ディフェンダー陣のミスから法大26番・ディサロ燦シルヴァーノに先制点を奪われる。さらにその1分後にも、クロスボールへの集中を欠いたところを15番・川崎雅哉に追加点を決められ、一気に2失点。立ち上がりの悪さを露呈してしまった。国士大は前半終了間際に幾度かチャンスを迎えるものの、決めきることができず0-2で前半を折り返す。
 なんとか追いつきたい国士大は60分に、怪我あけの昨季得点王の10番・松本孝平を投入。一発逆転を狙うものの、法大ゴールキーパーの21番・関口亮助がゴールを死守し得点をあげさせない。
後半も前半同様、終始法大のペースで試合が進んだものの、法大も決定力を欠き追加点を挙げられず。結局0-2のスコアのまま試合は終了した。
 なんとも後味の悪い試合となってしまった国士大。順位も5位から8位へと落としてしまったが、切り替えて次節へ備えたい。逆に今季2勝目をあげた法大は9位から5位まで順位を上げた。この勢いを持続したいところだ。


○3節を終えて桐蔭横浜大学と首位で並ぶ早稲田大学(勝点7)。対するは未だ勝点のない日本体育大学(勝点0)。両極に立つチームの対戦となった。

 昨季1部・2部の王者対決は拮抗した試合となった。早大はロングボールを中心に攻撃を展開。9番・中山雄希、17番・岡田優希の両フォワードが日体大ゴールに迫る一方で、日体大はショートパスを中心にゲームを組み立て、早大のディフェンスを着実に崩しにかかる。10番・高井和馬と2番・高野遼の連携で左サイドを攻略し攻め込む日体大。だが、シュートまで持ち込むことができない。結局、両チーム得点をあげることができないまま前半を終える。
 後半、早大はハーフタイムから入った7番・相馬勇紀を起点とした攻撃を展開。74分、7番・相馬の左サイドフリーキックから3番・熊本雄太のヘディングシュートで、早大がついに先制。日体大は25番・渡邉龍など交代枠3枚を使って攻撃の活性化を図るものの、ゴールには至らず1-0で試合終了。
 早大は負けなしを継続。桐蔭大と同勝点、得失点差で2位にピタリとつけて首位奪還を狙う。一方、日体大の初勝利はまたしても次節までお預けとなった。


○11位と調子をあげることができない慶應義塾大学(勝点3)と、3節を終えて早稲田大学と同率ながら首位と、こちらは上り調子の桐蔭横浜大学(勝点7)の対戦。

 前節初勝利を掴み、ここで首位の桐蔭大を倒して流れを作りたい慶大。前節に決勝点を挙げた8番・加瀬澤力を中心に攻撃を組み立てる。対する桐蔭大は前線に縦に長いパスを入れて、左右に攻撃を展開する。28分、桐蔭大12番・佐藤碧の鋭いクロスから10番・石川大地が頭で合わせて先制。さらにその10分後、10番・石川が見事な個人技によりディフェンダー陣を突破、ゴール前に走りこんだ11番・鈴木国友が流し込んで追加点を挙げた。
 このままでは終われない慶大は56分、右サイド11番・手塚朋克のクロスから8番・加瀬澤が頭で決めて1点を返し、1-2とする。しかし最後は桐蔭大の気持ちのこもった守備に阻まれて追加点を挙げられず。1点差を守り抜いた桐蔭大が勝利をおさめた。
 勝点を積み重ねることができなかった慶大は11位にまで落ち込んだ。一方の桐蔭大・八代修監督は「慶應さんと去年の後期に対戦した時に、2-0から3点を取られた。そこから残留争いに巻き込まれたこともあってどうしても勝ちたい相手だった」と満足顔。桐蔭大はこの勝利の結果、得失点差でついに単独首位に立った。だが次節の明治大学は「一度も勝ったことのない相手」(八城監督)というだけに、「チャレンジャーの気持ちをもって、けれど相手をリスペクトしすぎないように強い気持ちで臨みたい」。


○前節に今季初黒星を喫し、連敗は避けたい明治大学(勝点6)と、1勝1分1敗と波に乗り切れない筑波大学(勝点4)の一戦。

 試合の立ち上がりは拮抗した状況が続く。5分、筑波大がカウンターでチャンスを作るも、11番・中野誠也のシュートはゴールキーパー正面。逆に7分には、ペナルティエリア左からのフリーキックを5番・河面旺成が直接決めて明治大が先制点を挙げる。その後、ペースを握った明大だったが、筑波大の守備に阻まれてなかなか追加点が奪えない。そんな中、筑波大が一瞬のスキを突く。右サイドのスローインの流れから、16番・戸嶋祥郎のあげた浮き球に11番・中野がダイビングヘッドでキレイに合わせて同点に追いつく。今度は筑波大ペースの時間が続くが、こちらも追加点は奪えずに前半が終了。
 後半開始早々にみたび試合が動いた。前線で明大の9番・土居柊太がボールを奪い、最後は15番・丹羽詩温が落ち着いて決め、明大が勝ち越しに成功。その後も明大が立て続けにチャンスを作るが、筑波大も体を張った守備でゴールを許さない。連続のピンチをしのいだ筑波大はラスト5分で猛攻に出る。90分、25番・西澤健太の右コーナーキックを、途中出場の6番・高柳昂平が頭で合わせ、土壇場で逆転に成功。2-2でタイムアップとなった。
 昨年度のアミノバイタル杯以来の対戦となった明大と筑波大。今試合も前回と同じ引き分けとなった。連敗は免れたものの、終了直前に勝点2を失う形となった明大。栗田大輔監督は「ハーフタイムに(システムを)3-4-3に修正してからはうまくはまった。後半44分までは、いい成長を見せることができたと思う」としながらも、「筑波大が強かった。うちは決めるべきところで決められなかった」との課題も口にした。しかし「内容は悪いわけではない。ここで(気持ちが)落ちないことが大切」と切り替えを口にした。一方、筑波大の小井土正亮監督は「最後まで戦う気持ちが出せたことはポジティブに考えたい。同じ勝点1でも、前節とは違う」とこちらも前向きに、結果をとらえていた。


○1年生4人を先発に起用し、勝ちを狙う順天堂大学(勝点4)と、開幕戦以来白星のない専修大学(勝点4)の対戦。

 前半開始早々から専大が果敢にゴールへと攻める。14分、右サイド11番・深澤知也のクロスから23番・岸晃司が合わせたボールは、一度は相手に当たって跳ね返ったものの、最後は8番・野田卓宏が右足を振り切って専大が先制。一方の順大は、7番・名古新太郎や11番・米田隼也を中心に攻撃を展開するが、専大のディフェンス陣に阻まれて得点には至らない。
 0-1の専大リードで折り返した後半の54分、順大は右サイドのフリーキックから5番・毛利駿也のヘディングシュートで同点に追いつくと、その3分後には裏にうまく抜け出した7番・名古が冷静にゴール左隅に蹴りこみ、あっさりと逆転に成功。さらに71分、7番・名古のコーナーキックを5番・毛利が再び頭で合わせて点差を2点に広げる。専大は試合終了間際の85分に23番・岸が1点を返すが反撃もここまで。3-2で順大の勝利となった。
 2ゴールを決めた毛利の活躍もあり、見事な逆転勝利をおさめた順大は、6位から4位へとジャンプアップ。勝点で明大と並ぶこととなった。対する専大は7位から9位へと順位を落とす結果となった。


○前節で初勝利をおさめた流通経済大学(勝点3)は、ここから流れに乗りたいところ。対する駒澤大学(勝点4)は、ここまで1勝1分1敗と勝ち切れない試合が続いている。

 前半は流経大が攻め込むも、駒大も粘り強い守備で失点を許さない。流経大が放ったシュートは前半だけで6本。防戦一方の駒大は、試合を通して2本しかシュートを打つことしかできなかったにもかかわらず、得点を決めきることができなかった。
 後半は、駒大もいくつか攻め込むシーンがあったものの、依然として試合のペースは流経大が握ったまま。しかし結局、流経大もチャンスを決めきることができずに両チームスコアレスのまま試合終了となった。
 勝点1を獲得した流経大であったが、順位は変わらず10位のまま。一方の駒大は4位から6位へと順位を下げた。今節勝点3を獲得していれば、上位にも食い込むチャンスもあっただけに、悔しい引き分けとなった。


 次節、第5節は、4月30日(土)に、三ツ沢公園陸上競技場にて、慶應義塾大学と専修大学、多摩市立陸上競技場にて、国士舘大学と駒澤大学、早稲田大学と法政大学、Shonan BMWスタジアム平塚にて、明治大学と桐蔭横浜大学が対戦。5月1日(日)には、千葉県総合スポーツセンター東総運動場にて、流通経済大学と日本体育大学、順天堂大学と筑波大学が対戦する。
 前期リーグの折り返しも近づいてきた第5節。桐蔭大がこのまま首位を堅守するのか、はたまた昨季同様混戦へともつれ込むのか。今後も1部リーグの動向に要注目だ。

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