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JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦・1部第2節マッチレポート

2021/04/16


 『JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』 1部リーグ第2節は、4月10日(土)に4試合、4月11日(日)に2試合が行われた。


桐蔭横浜大学 対 駒澤大学 @AGFフィールド


 開幕戦に勝利し、そのままの勢いで連勝を目指す桐蔭横浜大学(勝点3・5位)と、対照的に開幕戦に敗北し、今節は今季リーグ戦初勝利を目指す駒澤大学(勝点0・11位)の一戦。

 試合は両チーム、激しくゴールを奪い合う展開となった。最初にスコアが動いたのは13分。駒大がゴール前にロングボールを入れると、桐蔭大がそれをクリア。しかしこぼれ球に反応した10番・土信田悠生がダイレクトで右足を振り抜き、駒大が先制する。だがそのわずか2分後の15分、桐蔭大が反撃。24番・山内日向汰が相手DFに囲まれながらもドリブルで持ち上がり、絶妙なスルーパス。これを11番・寺沼星文が落ち着いてゴールへと流し込み、すぐさま同点に追いつく。桐蔭大は続く31分にも、24番・山内がペナルティーエリア外から強烈なミドルシュートを突き刺して、逆転に成功。ところがその直後の35分、駒大の9番・宮崎鴻と競り合った、桐蔭大の5番・高吉正真がハンドの判定を受けて駒大がペナルティーキックを獲得する。これを10番・土信田が沈め、今度は駒大が同点に追いつく。駒大はさらに40分、前線へのロングフィードから10番・土信田、14番・島崎翔輝とつなぎ、最後は9番・宮崎が右足で押し込んで逆転に成功する。前半から5ゴールが生まれる乱打戦は、駒大が1点をリードして試合を折り返した。

 後半に入って早々の50分、駒大がまたしても得点を重ねる。2番・桧山悠也からのロングボールを起点に、14番・島崎翔輝が左サイドの角度のないところから右足で逆サイドにシュートを流し込み追加点をマーク。スコアを2-4とした。2点差をつけられた桐蔭大は55分にDF26番・宮本蛍汰とMF13番・左部開斗に代えて、MF20番・高木俊希とMF17番・鈴木俊輔を投入。すると交代直後の59分、24番・山内のラストパスに8番・圓道将良が抜け出す。相手GKとの1対1を制してゴールを決め、桐蔭大が1点差に迫る。さらなる追加点でリードを広げたい駒大は72分にビッグチャンスを迎えるが、桐蔭大GK1番・早坂勇希が3連続のスーパーセーブでゴールを死守。その後も積極的に攻撃を仕掛ける両チームだったが、スコアは動かず試合は終了。駒大が3-4で壮絶な打ち合いを制し、リーグ戦初勝利を手にした。


順天堂大学 対 慶應義塾大学 @AGFフィールド


 前節は1点差で敗れ、初勝利に燃える順天堂大学(勝点0・7位)と、苦しい新シーズンの幕開けを払拭し、確実に勝点3を積み上げたい慶應義塾大学(勝点0・12位)の一戦。

 今季リーグ戦初勝利を目指す両チームの一戦は、ともにゴールを許さない激しい攻防戦が展開された。その中でもボールを持つ時間の多い順大は何度となくシュートを放つが、なかなか得点に繋げることはできない。慶大も18番・飯塚亮貴が積極的にシュートを放つなどしてチャンスは作るが、こちらもゴールを割れず。果敢に攻め続けながらも、互いにゴールネットを揺らすことのないまま0-0で前半終了。

 無得点のまま迎えた後半は、順大が攻め、慶大が守るという構図で試合が進んだ。82分には、混戦の中から順大6番・白井海斗の放ったシュートが弧を描いてゴールへと向かう。しかし、そこに慶大GK1番・小林将太の手が伸び、ギリギリのどころでセーブ。ボールはネットの上へと弾かれ、順大の先制点とはならなかった。その後も何度かチャンスを得た順大だったが、慶大の堅い守りを破ることはできず試合終了。0-0のスコアレスドローで、両チーム勝点1を分け合う結果となった。


早稲田大学 対 筑波大学 @流通経済大学龍ケ崎フィールド


 開幕戦を辛勝し、勝点3を得た早稲田大学(勝点3・6位)と、前節での3得点の攻撃力を今節も見せたい筑波大学(勝点3・3位)の一戦。

 試合は序盤から早大がボールを握る展開となった。11分には、早大が早くもビッグチャンスを迎える。7番・山下雄大がピッチ中央までボールを運び、左サイドに展開。パスを受けた6番・大西翔也が鋭いクロスを上げると、これに30番・杉田将宏が飛び込む。しかし、惜しくもシュートはバーを直撃。さらに34分、またもや7番・山下のお膳立てから10番・加藤拓己が絶好の位置でシュートを放つが、これはバーの上に外れてしまう。早大は試合を支配しながらも、2つのビッグチャンスを決めきれない。対する筑波大は、プレスをかけても早大にパスで剥がされ続け、なかなか前に出ることができない苦しい展開。結局、ほとんどめぼしいチャンスを作れないまま前半を終えることとなった。

 早大は、切り札として温存していた11番・西堂久俊を後半開始から投入。すると、この采配が吉と出る。60分、相手陣内で早大28番・丹羽匠がボールを奪取すると、11番・西堂がドリブルを開始。相手DF2人を置き去りにしゴール前まで侵入すると、そのままシュートを放つ。角度のないところから放たれたシュートは相手GKの股を抜けてゴールへと吸い込まれ、早大が待望の先制点をあげた。追いつきたい筑波大も、試合終盤に盛り返す。81分、14番・山原怜音のコーナーキックに20番・山内翔が頭で合わせるが、これは惜しくもゴール右に外れる。86分にはまたも14番・山原のコーナーキックからチャンスを迎え、9番・森海渡が混戦からシュートを放つ。しかしこれも相手DFのブロックに阻まれゴールならず。その後も筑波大が攻め立てるが、早大が身体を張った守備で得点を許さない。試合は1-0のまま終了。前半苦しみながらも、後半に挙げた1点を手堅く守り切った早大が開幕2連勝を収め、同じく2連勝中の明大とともに上位に留まった。




法政大学 対 流通経済大学 @流通経済大学龍ケ崎フィールド


 開幕戦で3得点を挙げて快勝し、2連勝を目指す法政大学(勝点3・1位)と、開幕戦では王者・明治大学に惜敗し、今節こそは初勝利を目指す流通経済大学(勝点0・7位)の一戦。

 序盤から両チームとも攻め合うが、最初に決定機を得たのは法大だった。27分、DFの2番・陶山勇磨が7番・安光将作とのパス交換からゴール前へ。流経大のGK21番・薄井覇人が飛び出してきたところで、20番・佐藤大樹に横パスを送るが、流経大DFが20番・佐藤の前に入ったことでシュートは打てず。するとここから流経大のチャンスに。法大DFがクリアしたボールを奪った流経大は、2番・佐藤響、6番・安井海渡、5番・宮本優太とボールをつなぐ。5番・宮本の上げたクロスは、法大GK21番・近藤壱成が片手で触りながらも、流経大10番・満田誠の目の前にこぼれる。しかし、21番・近藤が素早い反応により得点には至らなかった。一方の法大は7番・安光、4番・中井がシュートチャンスを得るも、決めきることができない。流経大も36分3番・佐々木旭が10番・満田とのパス交換からゴール前に詰めるが、こちらもうまくボールを収めることができず。両チーム決定機を多数作るものの活かしきれず、スコアレスで前半を終了する。

 後半も両チームのチャンスは続いた58分、流経大は右サイドで10番・満田が倒されてフリーキックを獲得。キッカーの7番・菊地泰智のインスイングのクロスに、6番・安井が頭で合わせるも、これは法大の21番・近藤がファインセーブ。法大も67分、23番・市川侑生が右足で強烈なシュートを放つが、相手DFに当たり枠の右外に。ゴールが遠い焦りからか、試合は次第に中盤の組み立てが粗い展開に。それでも両チーム最後まで攻め続けるが、結局どちらもゴールネットを揺らすことなく、スコアレスドローで試合終了。勝点1を分け合った。




立正大学 対 国士舘大学 @相模原ギオンスタジアム


 開幕戦を落とし、今節こそ勝点3を獲得したい立正大学(勝点0・9位)と、開幕戦勝利で勢いに乗る国士舘大学(勝点3・2位)の一戦。

 前半は、互角の展開となった。集中した守備で互いにチャンスを作らせない両チームだったが、14分に国士大にアクシデント。長身のセンターバック、13番・望月海輝が負傷交代すると、試合は徐々に立正大のペースに傾き始める。21分には、立正大の2番・大屋慶将が右サイドから低めのクロスを上げると、これをペナルティーエリア中央で受けた14番・冬至直人が、右足を振り抜くダイレクトシュートを放つ。さらに相手DFのクリアミスで、ボールはそのままゴールイン。14番・冬至の今季初ゴールで立正大が先制する。

 後半は両チーム、激しくぶつかり合うファールの多い展開となった。1点を追う国士大は、10番・棚橋尭士を起点として立正大ゴールに迫るが、立正大も4番・孫大河を中心に決定的なチャンスを作らせない。すると83分、立正大の堅守が実を結ぶ。ペナルティーエリア内で11番・鎌田翔太郎がドリブルで仕掛けると国士大DFが反則を犯してこれを止め、立正大がペナルティーキックを獲得。このチャンスに4番・孫が落ち着いて決め、立正大が追加点を挙げる。国士大も最後まで粘り強く攻め、89分にロングボールに反応した11番・有田稜がペナルティーエリア内で倒され、今度は国士大がペナルティーキックを獲得。11番・有田がこれを自ら沈めて1点差に詰め寄った国士大だが、反撃もここまで。2-1で逃げ切った立正大が、今季初勝利を手にした。


明治大学 対 拓殖大学 @相模原ギオンスタジアム


 開幕戦勝利で3連覇へ好スタートを切った明治大学(勝点3・3位)と、開幕戦は押し込む時間を作りながらも得点を奪えず、惜敗を喫した拓殖大学(勝点0・10位)の一戦。

 前半は立ち上がりから拓大が主導権を握る展開となった。拓大は16番・浅倉廉と17番・加藤悠馬が、持ち前のドリブルでチャンスを作る。対する明大も11番・藤原悠汰と16番・佐藤恵允の両FWがカウンターからスピードを生かしてチャンスを窺う。しかし互いに決め手を欠き、無得点で試合を折り返した。

 後半は一転して明大が押し込む展開に。しかし先に試合を動かしたのは拓大だった。54分、拓大はカウンターから左サイドの2番・長峰祐斗がクロスを上げる。それに9番・山中麗央がダイレクトボレーで合わせると、叩きつけたシュートがゴールネットを揺らし、拓大が先制する。だが王者・明大は失点に動じることなく、すぐさま追いついてみせた。60分、明大はゴール前に抜け出した16番・佐藤が個人技でボールをキープすると、すぐ後ろに上がってきた23番・櫻井風我にパス。23番・櫻井はこれをワントラップから落ち着いてゴールへと突き刺した。さらに65分、明大は長身FW20番・太田龍之介を投入してシステムを変更。これが奏功し、76分にはペナルティーエリア付近から8番・木村卓斗が浮き球のクロス。これに20番太田がヘディングで合わせ、明大が逆転に成功する。20番・太田は大事な場面での起用に、2試合連続ゴールという結果で応えた。その後は拮抗した展開が続き、スコアの動かないまま2-1で試合終了。明大は3連覇に向けて大きな2連勝。得失点差で同じ2連勝の早稲田大学を抑えて首位に躍り出た。一方の拓大は王者に善戦するも、前節に続く惜敗。11年ぶりの1部リーグ勝利は、次節以降に持ち越しとなった。



 昨季リーグ戦の1位・明治大学と2位・早稲田大学が、昨季の勢いそのままに開幕から2連勝を飾った。『#atarimaeni CUP』準優勝の法政大学も、連勝とはいかなかったものの無敗を維持して勝点4で3位につける。同じく開幕戦に勝利した筑波大学、桐蔭横浜大学、国士舘大学は敗れ、連勝とはならず順位を落とした。一方、今節スコアレスドローに終わった順天堂大学と慶應義塾大学、そして今季1部に昇格した流通経済大学と拓殖大学は未だ勝点3を上げられず。次節こそ今季初勝利を目指す。

 次節の第3節は、天皇杯地域予選で1週間の中断期間を経て4月25日(日)に行われる。AGFフィールドにて、明治大学と筑波大学、早稲田大学と慶應義塾大学の試合が、レモンガススタジアム平塚では法政大学と立正大学、桐蔭横浜大学と流通経済大学がそれぞれ対戦。また、駒澤大学と拓殖大学、順天堂大学と国士舘大学の試合も非公開会場にて行われる。シーズンはまだまだ始まったばかり。これからどんな展開が待っているのか、今後も楽しみな戦いが続く。
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