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JR東日本カップ2017 第91回関東大学サッカーリーグ戦・2部第18節レポート

2017/10/26
 『JR東日本カップ2017 第91回関東大学サッカーリーグ戦【後期】』2部リーグ第18節は10月21日(土)に6試合が行われた。



○後期リーグ未だ勝ちのない拓殖大学(勝点25・4位)と、2連敗中と調子を落としている神奈川大学(勝点19・8位)の一戦。

 調子を落としている両チームの一戦は、神大ペースで試合が進んだ。神大は序盤の9分、中央でボールを持った22番・大塚一輝が浮き球を入れると、それを受けた8番・野澤祐弥が、ゴール前の19番・佐野達也にスルーパス。それを19番・佐野が落ち着いて決め、神大が先制する。そうそうにビハインドを負った拓大だったが、失点後は連携のとれたパスワークで徐々に主導権を奪取。34分には29番・奥村晃司が、精度の高いコーナーキックをゴール前に入れ、それを4番・田代圭亮が右足で合わせて同点に追いつく。
 後半も拓大がパスを回しながら、神大ゴールに迫る展開に。しかし神大も4番・白井達也と5番・寺前光太の両センターバックを中心に守備陣が奮起し、拓大の攻撃を抑える。スコアが動かないまま試合は終盤に突入。すると83分、拓大がコーナーキックのチャンスを獲得。キッカーは、再び29番・奥村。ペナルティーエリアへと入れたボールは神大のGK、1番・中村圭吾がキャッチを試みるも、ボールを落とすファンブルとなってしまう。それをすかさず27番・青木義孝が頭で押し込み拓大が追加点。拓大がセットプレーからの2得点で2-1と逆転に成功し、試合は終了した。
 後期リーグ初勝利をあげた拓大。次節2連敗中の東海大学と対戦する。3位以上とは大きく勝点差を空けられる厳しい状況だが、1部昇格に望みをつなぐためにも是が非でも勝点3が欲しいところだ。一方、3連敗となった神大。次節は、2連勝中で勢いにのる東京学芸大学と対戦する。順位はひとつ下がって9位に後退。降格圏と勝点差が詰まってきた。1節でも早く残留を決めるためにも、連敗は避けたい。


○首位をひた走る国士舘大学(勝点42・1位)と、前節後期初勝利をあげた日本大学(勝点15・11位)との一戦。

 前半は国士大が試合を優勢に進めながらも、両チームの主部陣が集中した守りを見せ、タイトな試合展開となった。国士大は10番・平野佑一が、日大は8番・川野勝裕を中心にゴールを狙うが、両チーム得点を決めることができないまま、前半が終了する。
 後半も、試合のペースを握ったのは国士大。しかし得点が入らないまま迎えた68分、ついに試合が動いた。7番・荒木翔が精度の高いコーナーキックをペナルティーエリアに蹴り込むと、それをセンターバックの3番・住吉ジェラニレショーンが右足で押し込み先制点。対する日大は、チャンスを作りながらもシュートまで持ち込めず、後半のシュートはゼロ。結局、国士大がこの1点を守りきって勝利を収めた。
 これで連勝を6に伸ばした国士大は次節、後期リーグ全勝中で破竹の7連勝の中央大学と対戦する。3位との直接対決のため、勝てば2位内が確定、1部リーグ昇格が決定する。また2位の早稲田大学が引き分け以下に終われば2部リーグ優勝も決まる、大事な一戦。6連勝対7連勝の試合は、次節最注目の大一番となるだろう。一方、連勝ならなかった日大は次節、最下位の朝鮮大学校と対戦。こちらも残留するために負けられない一戦だ。10位・東海大学は勝点2差と逆転可能な位置にいるだけに、勝点3を積み上げて降格圏を脱出したい。


◯前節に後期初勝利を収め、連勝を狙いたい東京学芸大学(勝点21・7位)と、前節に8得点と大量得点を挙げた勢いで今節も勝ちたい青山学院大学(勝点22・6位)の一戦。

 前半、試合を動かしたのは東学大だった。10分、相手のクリアミスを拾った10番・岸寛太が左足でシュートを放ち先制点を決める。幸先良く先制した東学大は、その後もツートップを務める10番・岸と7番・色摩雄貴を中心に攻撃を組み立てて青学ゴールに迫る。しかし先制を許してしまった青学大も、1点を取り返すべく素早い攻撃で得点のチャンスをうかがう。互いに積極的な攻撃を仕掛けた前半は、東学大がシュート7本、青学大がシュート5本と激しい打ち合いの展開となった。
 後半に入り流れを掴んだのは東学大。まずは47分、左サイドのコーナーキックから10番・岸が頭で合わせて追加点を決め、後半開始早々にリードを広げる。得点が欲しい青学大は11番・小田寛貴や24番・久保田成悟が果敢にゴールを狙うが1点が遠い。そんななか、79分には東学大が再び動く。右サイドを突破した9番・高橋滉也からのパスをゴール前で受けた24番・宮地裕二郎が、GKともつれあいながらもボールを押し込み、3点目となるゴールをマーク。ダメ押しの得点を挙げる。3-0のまま終わるかと思われたが、アディショナルタイムに突入した90+2分に東学大は14番・尾ノ上幸生のパスを受けた24番・久保田が右足のシュートを決め、意地の1点を返す。しかし、ほどなくタイムアップの笛が鳴り3-1で試合終了。東学大が勝利を収めた。
 後期初の連勝となり勢いに乗る東学大。この試合では3得点と攻撃陣が好調で、順位も7位から5位に浮上した。次節は神奈川大学と対戦、3連勝を狙いたい一方、敗れた青学大は最後に1点を返す意地を見せるも3失点と、守備に課題が残る結果となってしまった。次節は4位の東京農業大学と対戦。守備を立て直して臨みたい。


◯昇格のためにもう負けは許されない早稲田大学(勝点34・2位)と、前節の大敗から流れを変えたい東海大学(勝点17・10位)の一戦。

 試合は前半から早大が主導権を握る展開となった。早大は32番・栗島健太と10番・秋山陽介が中心となってパスを回し、支配率を高めていく。しかし東海大も体を張った守備でゴールを死守。攻撃では、ボールを奪ってからの素早いカウンターでゴールを狙う。早大は優勢に攻め続けるなか、19番・岡田優希が前半に3本ものシュートを放ってゴールを狙うが、決めることができずに両チーム無得点のまま前半が終了する。
 後半も早大が攻め、東海大がカウンターで得点を狙うという展開は変わらない。そんな中、スコアを動かしたのは早大。60分、右サイドを抜け出した2番・安田壱成のパスに、19番・岡田が反応。「(2番・安田)壱成くんからいいパスがきたので、しっかりボールをゴール前に運ぶことを意識した」とボールを収めると、右足でシュートを放ち先制。「ああいう密集地帯でゴールできるのが自分の強み」という19番・岡田が2試合連続となるゴールを挙げた。リードを許した東海大だったが、すぐに反撃を開始。65分、コーナーキックからのクロスボールを1番・小島亨介がこぼすと、そこに詰めた東海大14番・若林涼太が右足で押し込み同点弾。その後は、昇格のために勝利が欲しい早大が猛攻を仕掛けるが、なかなか決めることができない。このまま試合終了かと思われたが、アディショナルタイムに突入した終盤間際にドラマが待っていた。90+4分、相手からボールを奪取した早大は7番・相馬勇紀が右サイドを突破。そのままクロスを上げると、怪我から復帰し、84分にピッチに送り出されたばかりの39番・熊本雄太がヘディングで合わせて、シュートをゴールに叩き込む。試合はそのまま2-1で終了。終了間際の劇的弾で勝ち越しに成功した早大が勝利を収めた。
 辛くも勝利を掴んだ早大は、勝点を37に伸ばし、2位をキープ。勝点差1で追う3位・中央大学を最後の最後に振り切った。19番・岡田は「ようやく早大らしい試合ができた」としながらも「失点をする必要はなかった」と即座に断言。前半についても「チャンスの前にチャンスを潰しているという感じ。前半、せっかくいい組み立てができていたのだから、もっと最後のパスが出れば今日も楽に慣れたと思う」と振り返った。次節は立正大学と対戦。引き分け以下の結果で、首位・国士舘大学の優勝が決まる可能性もあり、文字通り負けられない一戦だ。一方、最後の最後に勝点を逃してしまった東海大は降格圏と勝点2差と苦しい状況だ。次節は拓殖大学と対戦。勝って、関東リーグ残留を確実なものにしたい。


○残留争いから一刻も早く抜け出したい立正大学(勝点18・9位)と、勝って残留へ望みを繋げたい朝鮮大学校(勝点8・12位)との一戦。

 前半は、朝鮮大が4番・崔希正を中心にセカンドボールを拾ってゴールを狙うが、立正大の徹底した守備を崩すことができない。両チーム決定機のないまま、0-0で試合を折り返す。
 後半に入ると朝大がさらに調子を上げ、左サイドから高い位置までボールを運ぶ。すると62分、4番・崔の正確なパスを受けた10番・金成純がカットインからゴール前に侵入し、右足を振りぬいて朝鮮大が先制点を挙げる。対する立正大も反撃に出る。74分、相手のハンドを誘った立正大はペナルティーキックを獲得。これを3番・鈴木順也が冷静に流し込み、立正大が同点に追いつく。その後は両チーム一進一退の攻防が続いたが、試合終盤の86分に立正大がフリーキックのチャンスを得る。6番・長谷川寛太のフリーキックから3番・鈴木が折り返し、14番・中塩大貴が力強いヘディングを叩き込み、立正大が逆転に成功。2-1のまま試合が終了した。
 勝って残留に一歩近づいた立正大は次節、2位の早稲田大学と対戦。昇格を目指す早大との対戦は厳しい試合となるが、連勝で降格圏から完全に脱したい。一方、朝鮮大はこの敗戦でかなり厳しい状況に追い込まれた。次節は11位の日本大学との直接対決となるだけに、絶対に負けられない。


○前節の敗戦で後期無敗がストップしてしまった東京農業大学(勝点24・5位)と、後期6連勝と昇格圏まであと一歩の中央大学(勝点33・3位)の一戦。
東農大は9番・影森右京を中心に攻撃を仕掛けるものの、中大のGK30番・佐川雅寛の好セーブの前に得点を挙げることができない。対する中大も徐々にギアをあげなからもゴールまでは至らず0-0で前半は終了する。
 試合は後半に動いた。56分、中大は相手のファールを誘いペナルティーキックを獲得す。これを、19番・加藤陸次樹が確実に決め、中押が先制する。さらに中大は62分、28番・中村亮太朗のコーナーキックを収めた20番・野口竜彦が右足で流し込み追加点。0-2とリードを広げる。対する東農大は、交代枠の3人を使いきって悪い流れから抜け出そうとするが、得点は生まれず0-2で試合が終了した。
 無敗から一転、この敗戦で連敗となった東農大は5位から6位に後退。1部昇格の可能性も潰えた。次節は7位・青山学院大学との対戦となるが、ひとつでも上の順位をめざすため、まずは連敗を脱したい。一方、破竹7連勝と2部昇格に向けて勢いが止まらない中大は次節、国士舘大学との対戦。首位・国士大はこの試合に勝てば昇格が決まる大一番となる。目前で昇格を決められないためにも、8連勝を目指したいところだ。



 次節、第18節は10月28日(土)に江戸川区陸上競技場にて国士舘大学と中央大学が対戦。また早稲田大学東伏見サッカー場で東京学芸大学と神奈川大学、早稲田大学と立正大学が、拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場にて東京農業大学と青山学院大学、拓殖大学と東海大学が、日本大学稲城総合グラウンドにて日本大学と朝鮮大学校が戦う。
 後期リーグも残り4節となる。国士大、早大、中大の上位3チームが1部昇格を争い、激しい戦いを繰り広げている。次節は首位の国大と3位の中大が直接対決となるため、国士大は勝てば1部昇格が決定。そのうえで、2位の早大が引き分け以下であれば優勝が決まる、まさに大一番となる。一方で2位と3位の勝点差はわずかに1。追う3位・中大と2位・早大ともに負けられない試合となる。また残留争いでは、降格圏にある日大、朝鮮大がともに敗れ、上位との勝点差を縮めることはできなかった。さらに厳しい状況へと追い込まれた両チーム。次節は、その降格圏内の両チームが直接対決する。こちらも注目の一戦だ。
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