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『「アミノバイタル®」カップ2020 第9回関東大学サッカートーナメント大会』準々決勝戦マッチレポート

2020/10/06



 関東リーグ所属24大学に加え都県リーグ代表の8大学が参戦する『「アミノバイタル®」カップ2020 第9回関東大学サッカートーナメント大会』も、ついにベスト8が対戦する準々決勝を迎えた。2021年1月に開催予定の全国大会の出場権の切符を懸けた準々決勝は、10月2日(金)に4試合が行われた。


東海大学 対 日本大学 @RKUフットボールフィールド


 準々決勝戦で唯一の都県リーグ代表チームとして戦う東海大学と、若手を中心に攻守に富んだプレーで関東リーグの意地を見せたい日本大学の一戦。

 試合は序盤から激しい打ち合いとなった。まずは17分、日大の20番・長澤壮竜のクロスの跳ね返りを、11番・荻原翼が右足でニアに押し込みシュート。日大が幸先よく先制に成功する。しかし、東海大も7番・坂本翔を中心に攻撃を組み立て、徐々にリズムを掴む。すると38分、東海大は6番・丸山智弘のフリーキックに、ファーの位置から4番・米沢哲哉がヘディングで合わせ、最後は2番・面矢行斗が押し込んでゴール。東海大が同点に追いつき、前半は1-1のまま終了した。

 後半も両者果敢に攻め合う展開となった。47分には東海大の6番・丸山のフリーキックが枠内に放たれるものの、日大のGK12番・大滝昌広が片手でファインセーブ。後半開始早々から東海大にビッグチャンスを掴む形となったが、ここから日大が徐々にペースを握り始める。59分、日大は4番・山崎舜介の左からのクロスに29番・岡本拓海がファーサイドからヘディングシュート。地面に叩きつけるようなボールは、キーパーが反応しきれずそのままゴールへ。日大が勝ち越し点を挙げ、スコアは2-1となった。勢いに乗る日大はさらに79分、31番・青木駿人のパスを受けた29番・岡本が中央に浮き球のパス。それを11番・荻原がダイレクトでループシュートを決める。これが試合を決定づける3点目となり、3-1で試合は終了。日大が打ち合いを制し、準決勝に駒を進めた。と同時に、全国大会への切符を手にした。




流通経済大学 対 桐蔭横浜大学 @RKUフットボールフィールド


 2部リーグ所属ながら、2回戦では関東1部所属の駒大を撃破した流通経済大学と、その関東1部で2位につける好調・桐蔭横浜大学の一戦。

 1部と2部で、ともに好調なチーム同士の注目の対戦。立ち上がりは流経大が、12番・アピアタウィア久を中心にロングボールを桐蔭大の最終ライン後方に蹴り込むシンプルな戦いを展開。すると、6分に早くも試合が動く。12番・アピアタウィアがヘディングでボールをゴール正面に送ると、これが混戦を誘発。こぼれたボールに9番・加藤千尋が反応してゴールに押し込み、流経大が先制する。しかし桐蔭大も黙ってはいない。3分後の9分、エリア内で味方からのパスを受けた9番・松本幹太が左足を振り抜いてシュート。これが決まり、桐蔭大がすぐさま同点に追いつく。序盤は流経大が主導権を握ったが、桐蔭大も次第に落ち着きを取り戻し、試合はやがて拮抗した展開に。前半は互いに積極的に攻撃への姿勢を見せるものの、1-1で試合を折り返した。

 流経大は後半開始から18番・熊澤和希に代えて23番・齊藤聖七をピッチに送り出す。するとこの交代が早々に試合を動かした。50分、途中出場の23番・齊藤がゴール正面からシュートを放つと、これを桐蔭大GKが弾く。そこに詰めていた9番・加藤が、この日2ゴール目を挙げて流経大が追加点を挙げる。再びリードを奪った流経大は、その後タイトにプレッシャーをかけ続け、桐蔭大に隙を与えない。桐蔭大もロングボールを前線に供給するものの、流経大の12番・アピアタウィアが空中戦で圧倒的な強さを見せつけ、すべて跳ね返されてしまう。桐蔭大のチャンスは65分。右サイドで得た直接フリーキックに、11番・篠原友哉が合わせるものの、シュートは枠の上に。さらに77分、桐蔭大はゴール正面の絶好の位置から6番・橘田健人がフリーキックでゴールを狙うものの、これは流経大GK、1番・鹿野修平の好セーブに阻まれてしまう。その後も何度となく流経大ゴールに迫るが、流経大も体を張った守りでゴールを許さない。アディショナルタイムに突入した90+4分には、桐蔭大が直接フリーキックを獲得。しかし3番・遠藤凌が頭で合わせたシュートはわずかにゴールの上。この直後タイムアップの笛が鳴り、関東2部の流経大が、1部の桐蔭大を破り全国大会への出場を決めた。この結果、流経大は準決勝戦に、そして桐蔭大は順位決定戦で残る出場権の1枠を競り合う。




早稲田大学 対 立正大学 @RKUフットボールフィールド


 PK戦までもつれ込みながらも辛うじて2回戦突破を決めた早稲田大学と、久しぶりの公式戦ながら準々決勝進出を果たした立正大学の一戦。

 試合は序盤から拮抗した展開となった。長くボールを保持する早大だが、立正大の安定した守備を崩しきることができない。一方の立正大は、奪ってから素早いカウンターで早大ゴールへ襲い掛かる。最初のチャンスを迎えたのは早大。15分、4番・鍬先祐弥のスルーパスに抜け出した9番・梁賢柱がカットインしてシュート。しかしこれは惜しくもゴールの上へ外れる。対する立正大は41分、敵陣深くまで押し込むと最後は8番・神戸康輔がシュート。これが相手に当たってコースが変わるものの、早大GK1番・山田晃士がしっかりキャッチ。得点とはならず、0-0で前半を終えることとなった。

 後半も立ち上がりから両者一歩も譲らない攻防戦が続いた。立正大は52分、左サイドから折り返しのパスに7番・梅村豪がダイレクトで合わせるも、早大のGK1番・山田が冷静にセーブ。すると58分、早大は10番・加藤拓己がサイドチェンジ。パスを受けた19番・倉持快が放ったシュートは、一度はGKに阻まれるものの、再び19番・倉持が押し込んでついに早大が均衡を破る。追う立正大は65分、交代カードを同時に3枚切り、10番・近藤拓海、26番・大室慶将、32番・青島太一を一気に投入する。84分には湘南内定、18番・平松昇がフリーキックのチャンス。しかし、これはわずかに枠の外で同点弾ならず。試合終了間際にも何度となくペナルティーエリア内にクロスを送り、決定機を作り続けた立正大だったが、早大GK、1番・山田のファインセーブを前にゴールネットを揺らすことができない。結局、試合は1-0のままタイムアップ。早大が19番・倉持の1点を守り切り、ベスト4入りを決めた。




東洋大学 対 法政大学 @RKUフットボールフィールド


 この試合に勝って全国大会出場を決めたい2部リーグの東洋大学と、タイトル獲得に向けて負けられない1部・法政大学の一戦。

 立ち上がりからペースをつかんだのは2部の東洋大だった。前線の激しいプレスで、法大の得意とするパスサッカーを封じると、ロングボールを中心とする攻撃を展開。セカンドボールのほとんどを東洋大が回収し、東洋大が攻め込む時間が続いた。4分、東洋大はコーナーキックのチャンスから、法大GKが弾いたボールを5番・市原亮太が競り合い、さらにこぼれたボールを27番・瀬畠義成が左足で押し込んで先制する。その後も東洋大は、ペナルティーエリア付近での細かいパス回しからチャンスを演出。前半終了間際の43分には、法大のトラップ際を東洋大2番・坂本涼斗が奪取。細かくつなぐと、最後は13番・浦山雄介がふんわりしたとシュートを放つ。これはゴール上に外れ追加点とはならなかったが、終始東洋大がペースを握った前半は1-0で終了した。

 しかし後半に入り、ペースをつかんだのは法大だった。61分には10番・長谷川元希のパスを27番・久保征一郎が折り返し、15番・飯島陸が頭で合わせ試合を振り出しに戻す。法大は64分にコーナーキックを獲得。10番・長谷川が蹴り入れたボールに2番・城和隼颯が合わせ、ゴール前にこぼれたところを28番・松井蓮之が押し込んで逆転に成功。その後も切り替えの早さを徹底し、東洋大に反撃の暇を与えない。東洋大が前半のようなペースを取り戻したのは80分を過ぎたころ。東洋大は前線からの激しいプレスをかけ、試合終了間際の87分に18番・梅津凌岳のシュートのこぼれ球を24番・佐々木銀士が拾い、右足でシュート。これがゴール右に決まり2-2に。東洋大が土壇場で追いつき、勝負は延長線に持ち越された。

 延長戦では両チームともシュートを打てない展開が続いていたが、104分に試合が動く。法大の16番・陶山勇磨がクリアしたボールを、東洋大の4番・土田直輝が大きく跳ね返す。すると、このボールに反応した24番・佐々木が抜け出すし、落ち着いてゴールに流し込む。24番・佐々木が今日2ゴール目となる得点を挙げ、東洋大が勝ち越しの3点目をマーク。またもや追う立場となった法大は、24番・モヨマルコム強志にボールを集めて攻撃を展開するが、東洋大の集中した守備を前に、なかなかチャンスを作り出せない。法大は延長後半2本のシュートを放つも、ゴールまでは至らず。結局3-2で試合は終了。東洋大が延長戦まで続いたゴールの奪い合いを静止、1部の法大を破って全国大会出場を決めた。





 準々決勝を終えた『「アミノバイタル®」カップ2020 第9回関東大学サッカートーナメント大会』は、日本大学、流通経済大学、早稲田大学、東洋大学の4大学が全国大会への切符を掴み取り、準決勝進出を決めた。日本大学はここまで躍進を遂げていた東海大学を危なげなく退け、初のベスト4進出。流通経済大学は9番・加藤千尋の2ゴールで優勝候補筆頭の桐蔭横浜大学を撃破し、3年ぶりとなる全国大会出場を決めた。また今季好調の早稲田大学も立正大学との一進一退の攻防を制し、関東1部チームとして唯一の準決勝進出。また延長戦にまでもつれ込む法政大学との死闘を制した東洋大学が、2年ぶりの全国大会出場を決めた。

 ベスト4に関東2部リーグ所属の3大学が残るという結果となった異例の今大会。この中から初優勝を成し遂げる大学が出てくるのか、それとも早稲田大学が、唯一となった1部チームの意地を見せるのか。中1日の連戦、今こそチーム力が問われることとなるだろう。
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