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JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦・2部第12節マッチレポート

2020/10/16



 JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦【後期】』2部リーグ12節は、10月11日(土)に2試合、10月12日(日)に4試合が行われた。


産業能率大学 対 神奈川大学
@スポーツ日大アスレティックパーク稲城サッカーグラウンド


 前期リーグ終了時点(9試合消化)で4勝1敗4分。上位に食い込むためには負けられない産業能率大学(勝点16・暫定5位)と、前期リーグを8位(11試合消化)で終え、降格圏のチームを突き放すためにも勝点3を獲得したい神奈川大学(勝点11・暫定8位)の一戦。

 前期リーグ最終戦での対戦ではスコアレスドローに終わった両チーム。ともに「アミノバイタル®」カップを1回戦で敗退してしまったため、勝ち上がったチームに比べると1週間多い調整期間を得た、後期リーグ戦に臨むこととなった。そんな両チームの一戦は、台風14号の影響を受け、強風豪雨の劣悪なコンディションで行われた。前半は神大が最終ラインからのロングフィードで産能大を押し込む展開に。しかし産能大もこれを防ぎきり、0-0で前半を終える。

 後半は、前半に増して神大がゴールに迫るシーンが多くなった。試合は後半開始早々に動き、54分に産能大のゴールキックを拾った神大の10番・渋谷拓海が、センターサークル付近からロングシュート。放たれたシュートは放物線を描き、ゴールへ一直線。ゴール前には産能大のGK、1番・東島大成がいたものの、スリッピーなピッチコンディションに足を滑らせてしまい、そのままゴールネットを揺らすこととなった。ラッキーな形で先制点を挙げた神大はその後の67分、20番・白川浩人が右サイドにボールを展開。11番・三澤徹晃が上げたクロスは駆け上がってきた20番・白川の元へ。20番・白川は冷静にこのボールをコントロールし、左足を振り抜く。これがゴールへと突き刺さり、2-0とリードを広げた。対する産能大は、途中出場の30番・川名連介、34番・藤吉玲依のルーキーコンビで右サイドを切り崩すもゴールが遠い。試合は0-2でタイムアップ。豪雨の中での一戦は、天候に合わせた戦術でロングボールを多用しゴールに向かった神大に軍配が上がった。


拓殖大学 対 日本大学
@スポーツ日大アスレティックパーク稲城サッカーグラウンド


 前期リーグを2位で終え、勝点1差で首位・流通経済大学を追う拓殖大学(勝点23・暫定2位)と、『「アミノバイタル®」カップ2020 第9回関東大学サッカートーナメント大会』で全国大会出場を決めた勢いのまま、残留争いから抜け出したい日本大学(勝点8・暫定11位)との一戦。

 大雨のため、ともに水溜りのできたピッチに苦戦するゲームとなった。前半は両チームピッチコンディションを理解して、ロングボールを多用。拓大は8番・奥村晃司、日大は11番・萩原翼を中心に試合を進めるが、決定機を作れないままスコアレスで前半を終えた。

 先制点が欲しい拓大はハーフタイムに11番・加賀美右京に替え29番・宮脇健太を投入する。後半、拓大は途中交代で入った29番・宮脇の仕掛けから攻撃のチャンスを演出。すると66分、ペナルティーエリア右で拓大29番・宮脇がスピードに乗ったドリブルでエリア内に侵入をすると、日大DFに倒されてペナルティーキックを獲得。これをキャプテンの8番・奥村が冷静にゴール右隅に決め、拓大が先制する。追いつきたい日大は、ゴール前の混戦から無人のゴールにボールを押し込むも、ゴールラインギリギリで拓大4番・岸本駿朔が間一髪のクリア。拓大の必死なデフェンスに阻まれてゴールを決めることができない。一方、追加点が欲しい拓大は、攻撃の厚みを加えるためにルーキーの25番・青島浩輝を投入。すると、アディショナルタイムに突入した90+1分、2 15番・小川開世が放ったシュート性のクロスに、投入されたばかりの25番・青島が飛び込む。ダイレクトで流し込んだボールが左隅に決まり、拓大が試合を決定づける追加点。25番・青島の関東リーグ初ゴールで日大を突き放した拓大が、2-0で勝利を収めた。


流通経済大学 対 明治学院大学 @RKUフットボールフィールド


 『「アミノバイタル®」カップ2020 第9回関東大学サッカートーナメント大会』では初の決勝進出を果たして勢いに乗る流通経済大学(勝点24・暫定1位)と、関東リーグ残留に向け、首位から勝点を奪いたい明治学院大学(勝点7・暫定12位)の一戦。

 試合は前半から流経大が押し込むシーンが続いた。11番・満田誠、6番・佐藤響などが積極的にシュートを放つが、いずれも枠をとらえられずゴールにはつながらない。流経大の猛攻に耐えていた明学大だったが、22分についに得点を許す。明学大が後方からのビルドアップを図ると、流経大が前からプレッシャーをかけてボールを奪取。縦に鋭いパスを送ると、テンポのいいワンタッチパスでペナルティーエリアに侵入。相手のクリアが甘くなったところを、9番・加藤千尋がボールを収めて右足を振り抜く。このシュートがネットを揺らし、流経大が先制する。その後も流経大が攻撃を仕掛け続けるが、明学大も必死の守りで1失点に留めて後半の巻き返しに懸けた。

 しかし、後半も試合は変わらず流経大ペースに。流経大は後半早々の50分、左サイドでトライアングルを作り相手DFを翻弄する。6番・佐藤が一瞬の隙をついてクロスを上げると、中で待ち構えていた9番・加藤が相手DFの間に入り、打点の高いヘディングシュートを叩き込む。2-0と流経大がリードを広げたことで、明学大も少しボールを持つ時間が増えたが、流経大は攻撃の手を緩めない。63分、左サイド後方から10番・伊藤敦樹が速い縦パスを入れると、3番・佐々木旭がうまくつぶれてボールは裏のスペースへと流れる。それに素早く反応したのが11番・満田。すかさずクロスを上げると、逆サイドから5番・宮本優太が走り込み、相手DFを十分ひきつけところで、後ろにいたフリーの9番・加藤にラストパス。加藤は落ち着いてこれをゴールに流し込み、ハットトリックを達成。それでも流経大の攻撃は止まらず、わずか3分後、右サイドからのクロスに6番・佐藤が反応してシュートを放つが、これは明学大のGK30番・岡部洋平に阻まれる。だが、左サイドに流れたこぼれ球は流経大が回収して再び攻撃を畳み掛ける。するとオーバーラップしてきた3番・佐々木が左サイドをえぐりクロスをあげると、そこにいたのがフリーの9番・加藤。左足で流し込んだシュートが決まり、ついにこの日4点目をマーク。試合は完全に決まったかのように思われたが、明学大もこのままでは終われない。84分、流経大の後方からのビルドアップに対して4人がかり囲み、ボールを奪取。そのまま素早くボールを運ぶと、ゴール前で3対2と数的有利を作る。8番・石坂尚己から10番・天本翔太とつなぎ、最後は3番・森山翔介がGKとの1対1を冷静に決めて1点を返すが、反撃もここまで。最後に1失点を喫したものの、9番・加藤が4得点を挙げる活躍で快勝を収めた流経大が、後期白星スタートで首位をキープした。


関東学院大学 対 青山学院大学 @RKUフットボールフィールド


 1部リーグ昇格のためには1試合も勝点を落とせない関東学院大学(勝点22・暫定3位)と、勝点を積み、残留争いから抜け出したい青山学院大学(勝点9・暫定10位)の一戦。

 試合は終始関学大のペースで進んだ。ボールを保持しショートパスをつなぎながらゴールを目指す関学大と、ボールを奪ってからの素早い攻カウンターでゴールを狙う青学大という展開に。すると14分、関学大がコーナーキックを獲得。キッカーの14番・北村椋太のボールに、9番・村上悠緋が右足で合わせて関学大が先制する。その後も関学大ペースで試合は進み、29分には相手GKのミスを見逃さなかった関学大の9番・村上が相手ペナルティーエリア内でボールを奪取。これを止めようとした相手GKが9番・村上を倒し、関学大がペナルティーキックを獲得。このチャンスに、9番・村上が自ら蹴り込み、この日2点目となるゴールを決め2-0とリードを広げる。

 流れを変えたい青学大はハーフタイムにDFの5番・藤田凌央を投入。すると、その藤田が積極的にドリブルで突破をはかり、左サイドで何度となくチャンスを演出。相手陣内でプレーする時間が増え、前半は0本だったコーナーキックも得られるようになった。さらなる攻勢をかけたい青学大は67分、10番・西羽拓を投入。直後に10番・西羽は絶好のチャンスを迎えるが、放ったシュートは関学大DFの守備に阻まれ得点には至らない。その後は両者とも大きなチャンスを作れず、2-0のまま試合は終了。前半に2点を奪った関学大が青学大に後半の反撃を許さず、勝点3を獲得した。


東洋大学 対 立教大学 @流通経済大学サッカー場


 『「アミノバイタル®」カップ2020 第9回関東大学サッカートーナメント大会』でベスト4に進出し、勢いに乗る東洋大学(勝点18・暫定4位)と、こちらも1部リーグ所属チームに善戦をするなど好調な立教大学(勝点12・暫定7位)の一戦。

 前期リーグ最終戦での対戦では東洋大に軍配が上がったが、この日は立ち上がりから拮抗した展開となった。組織的な守備を構築する立教大に対し、東洋大は14番・横山塁や11番・野本幸太を中心にサイドからの崩しをはかる。スコアが動いたのは33分。立教大はスローインからのこぼれ球を13番・立川将吾がダイレクトでシュート。遠目から狙った縦回転のシュートを直接ゴールへと叩き込み、立教大が先制点を挙げる。しかし東洋大も前半終了間際の45分にフリーキックを獲得。キッカー、14番・横山のボールに、5番・市原亮太が頭で合わせてゴール。東洋大が試合を振り出しに戻して前半を終えた。

 嫌な時間帯に追いつかれてしまった立教大を、さらなるアクシデントが襲う。54分に、チャンスメーカーである21番・堀博昭がアクシデントから交代を余儀なくされると、試合はここから東洋大のペースに。70分、東洋大はGKからのフリーキックが16番・前田泰良につながると、ボールは前線の11番・野本へ。立教大のDFがカバーリングに入るものの、すかさず11番・野本が押し込んで東洋大が逆転に成功する。さらに78分には、途中出場の10番・室井彗佑がドリブルで持ち込みそのままシュート。角度のないところからのシュートがゴールネットを揺らして3-1に。東洋大が勝利を大きく手繰り寄せる。東洋大は90+3分にも、24番・佐々木銀士がGKとの一対一を冷静に流し込み勝負あり。ダメ押しの4点目を決まって4-1で試合終了。東洋大が後半一気に3ゴールを挙げ、力の差を見せつける形で立教大を下して勝点3を手にした。




日本体育大学 対 東京国際大学 @流通経済大学サッカー場


 上位進出のためにも勝点を積み上げたい日本体育大学(勝点・暫定6位)と、結果が振るわなかった前期リーグの挽回をしたい東京国際大学(勝点10・暫定9位)の一戦。
 
 試合は立ち上がりから動いた。東国大は2分、この日が初スタメンの1年生23番・田村奎人がロングパスを送ると、24番・高橋大がこれに反応。裏に抜け出すと、シュートを浮かして飛び出してきた相手GKをかわし、そのままゴールネットを揺らす。これで流れを掴んだ東国大は6分、コーナーキックからの相手クリアボールを拾った14番・西野隆男がそのままシュート。これが決まり、東国大がわずか6分間でリードを2点差に広げた。30分には24番・高橋がフリーキックのチャンスから直接ゴールネットを揺らして0-3に。まずは1点を返したい日体大は、前半アディショナルタイムの45+1分、18番・土佐陸翼がワンツーで左サイドを崩してゴール前へとパス。一度は相手GKに阻まれるも、こぼれ球を14番・河村慶人が頭で押し込み、意地の1点を返して1-3で前半を終える。

 後半は、前半とは打って変わって息を吹き返した日体大が主導権を握った。しかしボールを保持しながらも、東国大の球際の厳しさと粘り強い守備を前に、なかなかシュートまで持ち込めない。それでも71分、左サイドから10番・飛鷹啓介がクロスを送ると、これを2番・菅颯馬が押し込んで2-3に。ついに1点差にまで詰め寄る。このまま追いつきたい日体大だったが、敵陣内での精度を欠き、効果的に攻めることができない。8番・伊藤純也のスルーパスに途中出場の33番・井上大地が抜け出すも、わずかにオフサイドの判定。日体大は追加点を挙げることなくタイムアップを迎え、東国大が前半の3得点を守り切って勝点3を積み上げた。





 第13節は10月17日(土)に拓殖大学と青山学院大学、流通経済大学と日本大学の2試合が、10月18日(日)に関東学院大学と日本体育大学、神奈川大学と東京国際大学、東洋大学と明治学院大学、産業能率大学と立教大学の4試合がそれぞれ行われる。

 ついに後期リーグが始まった。首位の流経大が順調に白星スタートを切り、首位を追走する2位の拓大、3位の関学大、4位の東洋大も勝点3を積み上げて上位に順位の変動はなし。1位から4位までの勝点差は「6」と混戦状態が続いている。一方、下位に目を向けると勝点が一桁に留まっている青学大、日大、明学大はいずれも黒星スタートで厳しい状況。リーグ戦も折り返しを迎え「残留争い」の言葉がちらつく頃だが、白星を飾って浮上のきっかけを掴みたい。
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