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『「アミノバイタル®」カップ2020 第9回関東大学サッカートーナメント大会』決勝戦/3位決定戦/5位決定戦マッチレポート

2020/11/10



 『「アミノバイタル®」カップ2020 第9回関東大学サッカートーナメント大会』は11月3日(火)に決勝、3位・4位決定戦、5・6位決定戦の3試合が行われた。このうち上位5チームが、2021年1月に開催される全国大会への切符を掴むことになる。


決勝戦 流通経済大学 対 早稲田大学 @AGFフィールド


 1部リーグ所属の強敵を次々となぎ倒して大会初優勝を狙う流通経済大学と、堅守を武器に決勝までの接戦をものにしてきた早稲田大学の一戦。

 両チームリーグ戦から中2日の過密日程で迎えたこの一戦は、序盤から決勝戦らしい白熱した試合展開となった。試合開始早々はセットプレーから押し込まれる時間が続いた早大だったが、11番・水野雄太のスピードに乗ったドリブルからチャンスを演出。持ち味の素早い攻撃や10番・加藤拓己の球際の強さを活かしながらゴールを目指す。対する流経大は10番・伊藤敦樹の精度の高いロングボールを中心に攻撃を組み立てるが、互いにミスが目立ち、なかなかシュートまで持ち込むことができない。それでも流経大は30分、ハイプレスから高い位置でボールを奪うと、16番・永井颯太に決定機。しかし早大GK1番・山田晃士のファインセーブに阻まれ先制とはならない。早大も流経大の10番・伊藤と12番・アピアタウィア久のJリーグ内定コンビのセンターバックを前にチャンスを作ることができず、スコアレスで前半を終える。

 後半は、時間が進むにつれ流経大が攻勢を強めた。流経大は素早い出足と積極的なプレスで次々とボールを回収。67分には3番・佐々木旭が左サイドを抜け出しクロスを送ると、11番・満田誠がこれに反応。しかしクロスに合わせることができず、流経大はなかなか好機をものにできない。防戦一方の早大は64分に19番・倉持快、71分には28番・丹羽匠を投入。試合の流れを引き寄せようと試みるも、流経大も7番・菊地泰智や23番・齊藤聖七ら切り札を次々と投入し、攻撃の手を緩めない。80分にはカウンターのチャンスに11番・満田がドリブルで持ち込むものの、シュートは枠を捉えきれず。すると迎えた88分、早大は19番・倉持がミドルシュートを放つと、これが流経大5番・宮本優太のハンドを誘いペナルティーキックを獲得する。キッカーは10番・加藤。これをゴール右に沈め、劣勢に立たされていた早大が、優勝を大きく引き寄せる先制点を決める。一瞬の隙を突かれる形となった流経大だったが、13番・伊藤隆人を投入し果敢に攻め続ける。するとアディショナルタイムに突入した90+4分、ゴール前での混戦から早大のハンドを誘い、今度は流経大がペナルティーキックを獲得。試合を振り出しに戻す絶好機に、キッカーとして立ったのは主将の10番・伊藤。GKの逆を読んで冷静に沈めると、流経大が後半のラストプレーで同点に追いつく。早大はあと一歩のところで逃げ切れず、試合は延長戦へ。

 延長戦に入っても土壇場で追いついた流経大の勢いは止まらなかった。95分、コーナーキックのこぼれ球を9番・加藤千尋がボレーシュート。シュートはポストへ当たるが、そのままゴールへと吸い込まれ、流経大がこの日初めてのリードを奪う。104分には高い位置でボールを奪うと途中出場の13番・伊藤に決定機。GKとの一対一を丁寧に流し込み、リードを2点差とする。追う早大は120+1分、ペナルティーエリア内でこぼれ球を拾った13番・杉田将宏が自らシュート。左足を振りぬいたシュートはゴールネットを揺らすが、反撃もここまで。

 早大はあと一歩のところで失点を許し8年ぶりの優勝とはならず。流経大が120分間の死闘を制し、大会初優勝を成し遂げた。




3位・4位決定戦 日本大学 対 東洋大学


 リーグ戦にいい流れを引き寄せるためにも勝利が欲しい日本大学と、本大会チーム史上最高順位を目指す東洋大学の一戦。

 互いにリーグ戦から中1日というハードスケジュールのため、両チーム先発メンバーを大きく変更して試合に臨んだ。立ち上がりは東洋大ペース。公式戦初出場の29番・田頭亮太が、持ち味の攻撃参加を活かしながらチャンスを作る。対する日大も2トップを起点にゴールを目指すが、前半のシュートはわずかに1本のみ。結局スコアレスのまま前半を終えた。

 しかし後半は一転、立ち上がりからスコアが動いた。東洋大は48分、24番・佐々木銀士が高い位置でボールを奪うと、23番・伊藤恵亮とのパス交換からペナルティーエリア内に侵入。24番・佐々木は切り返して日大DFをかわすと左足を振り抜く。これが逆サイドのゴールネットに突き刺さり、東洋大が先制する。先制を許してしまった日大も徐々にペースを握ると82分、32番・西山蓮平の裏へのパスに途中出場の18番・近藤友喜が反応。放ったシュートは飛び出してきたGKの頭上を越えてゴールネットに突き刺さる。終盤で同点に追いついた日大は勝ち越しを狙う東洋大の猛攻に耐え、試合は1-1で延長戦に突入。

 東洋大は残していた交代枠を使い、11番・野本幸太と13番・浦山雄介を投入。しかしラストパスが噛み合わず、なかなかチャンスを作り出せない。試合は延長戦でも決着がつかず、勝負はPK戦に持ち越された。

 PK戦では互いに3人ずつが成功。そして迎えた5人目、先攻の東洋大は28番・高柳郁弥が失敗。しかし日大も26番・橋田尚希が失敗してしまい、サドンデスへと突入する。両GKの好セーブもあり、ついには14巡目に。東洋大のキッカーは8番・布部功輝。これを日大GK21番・有留奎人が上手く読んでファインセーブ。試合を決めるチャンスを迎えた日大の14人目のキッカーは17番・景山豪。17番・影山は落ち着いてゴール左隅にボールを流し込み、この瞬間、長い試合が終了。日大が接戦を制し、大会3位という結果を残した。




5位・6位決定戦 東海大学 対 立正大学


 順位決定戦で桐蔭横浜大学に勝利し、神奈川県リーグから全国大会出場を狙う東海大学と、初出場を果たした昨年に続き全国大会出場を目指す立正大学の一戦。

 今大会残り1枠となった全国大会の切符をかけた一戦。試合は立ち上がりから熱い攻防戦が繰り広げられた。立正大は18番・平松昇が、ピッチを広く使って東海大の守備を脅かす。だが東海大も主将の4番・米澤哲哉の打点の高い競り合い、3番・佐藤颯人の気迫あふれるプレーなど守備陣が奮闘。さらに東海大は2番・面矢行斗のロングスローや、26番・藤井一志のサイド攻撃などでボールを前へと運ぶ。しかし、立正大も守備陣が冷静な判断でボールを処理。ゴールを割らせないままスコアレスで試合を折り返した。

 東海大はハーフタイムにスピードが持ち味の9番・鈴木大智と得点源の10番・武井成豪を投入。拮抗した状況を打開しようとするが、先にスコアを動かしたのは立正大だった。67分、立正大は右サイド遠目の位置で直接フリーキックを獲得すると、8番・平松の正確なロングボールに、ファーサイドの4番・孫大河が頭で合わせて先制する。しかし1点を追う東海大も73分、直前に投入されたばかりの33番・大屋祥吾が結果を残す。10番・武井が頭で落としたボールを相手フィールドプレーヤーがクリア。そのこぼれ球を33番・大屋がペナルティーエリアの外からダイレクトで合わせる。右足から放たれたシュートはゴールネットに突き刺さり、東海大が試合を振り出しに戻す同点弾を挙げる。勢いに乗る東海大はその後も立て続けに攻め、76分に6番・丸山智弘が相手のボールをカット。10番・武井にパスを繋ぐと、10番・武井は厳しいチェックを受けながらも13番・本多翔太郎へとボールを送る。最後は13番・本多が右足で放った浮き球のシュートが決まり、東海大がわずか3分間で逆転に成功する。一転、追う立場となった立正大は、18番・平松や11番・田中宏武を起点にチャンスメイク。さらには交代出場の32番・青島太一、9番・小川大智らがゴールを狙うものの、東海大の堅い守備を崩すことができない。試合は2-1のままでタイムアップ。先制を許しながらも全員で勝利を掴んだ東海大が、逆転勝利で県リーグから全国への切符を手にした。





 後半終了間際に先制されたものの同点に追いつき、延長戦で劇的な逆転をした流経大が初優勝。関東2部リーグ所属の流経大が圧倒的な強さを見せてこの大会を締めくくった。早大は準優勝。延長戦終了間際に1点差に詰め寄るも、惜しくも第1回大会以来の優勝とはならなかった。3位決定戦の日大と東洋大の試合は120分では決着がつかず、PK戦の末、日大が勝利した。また、神奈川県リーグの東海大も関東1部リーグ立正大相手に勝利し、全国大会への切符を勝ち取った。この結果、流経大、早大、日大、東洋大、東海大の5校が、来年1月に開催される全国大会へ進めることとなる。残る全国大会出場枠は、関東大学リーグ上位4校に与えられるものだけとなった。果たしてどのチームが全国大会への切符を勝ち取るのか。残る後期リーグ戦からも目が離せない。また、全国大会での熱い闘いに期待したい。
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