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JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦・2部第17節マッチレポート

2020/11/20


 『JR東日本カップ2020第93回関東大学サッカーリーグ戦』2部リーグ17節は、11月14日(土)に3試合、11月15日(日)に3試合が行われた。


関東学院大学 対 東洋大学 @AGFフィールド


 後期リーグ未だ負けなしと好調な関東学院大学(勝点32・3位)と、1部リーグ昇格のためにはこの直接対決を絶対に落とせない東洋大学(勝点29・4位)の一戦。

 3位と4位の直接対決。関学大はこの試合に勝てば昇格圏に近づき、東洋大は敗れれば昇格が厳しくなる。また両チーム今季リーグ戦で唯一の有観客試合ということもあり、緊張感がみなぎる試合展開となった。関学大は変則的な陣形をベースに持ち前のパスサッカーを展開。巧みなパスワークから東洋大の守備を崩す。対する東洋大は前線から積極的な守備を仕掛け、そこからチャンスを窺う。最初のチャンスは東洋大。27分に16番・前田泰良のコーナーキックがバーを直撃。こぼれ球に4番・土田直輝が反応するが、これもポストに嫌われて得点には至らず。それでも37分、20番・平川孟人が左からサイドチェンジのボールを送ると、これを受けた2番・坂本涼斗が右サイドを突破。グラウンダーのクロスに、最後は13番・浦山雄介がスライディングしながらゴールに押し込み、東洋大が先制点を挙げて前半を終えた。

 追う関学大は58分、13番・大友千裕を投入し攻撃にアクセントを加えるが、なかなか攻撃の形を作ることができない。ドリブルやサイドチェンジなど多彩な攻撃から相手ゴールへ襲い掛かるものの、東洋大も主将の4番・土田を中心とした憲剛な守備でゴールを許さない。勝てば関学大と勝点で並び、2点差での勝利で3位に浮上できる東洋大は24番・佐々木銀士、10番・室井彗佑、11番・野本幸太を立て続けに投入。攻めの姿勢をさらに強める。関学大は86分、ここまでリーグ戦フルタイム出場を続けてきた3番・山出旭が負傷交代するアクシデントも。それでも猛攻を仕掛け続けるが、最後まで東洋大のゴールを割ることはできなかった。

 結局、先制点を守りきった東洋大が、1-0で3位と4位の直接対決を制した。東洋大はこの勝利で勝点32と関学大に並び、1部リーグ昇格戦線に生き残った。




日本体育大学 対 日本大学


 ここしばらく連勝がなく、なかなか波に乗れない日本体育大学(勝点20・6位)と、3戦負けなしの勢いで連勝し降格圏のチームを突き放したい日本大学(勝点15・9位)の一戦。

 立ち上がりは拮抗した時間が続いたが、流れを変えたのは日体大。25分、日体大の11番・大曽根広汰のコーナーキックは一度クリアされるものの、11番・大曽根が自らボールを回収。ドリブルで仕掛けて再びゴール前にクロスを上げる。左足で放ったラストパスに、10番・飛鷹啓介がヘディングでゴールネットを揺らし、試合の均衡を破った。先制を許した日大も、15番・東憲也や8番・大森渚生のロングパスから前線にボールを送るが、なかなか得点機を作ることができない。すると前半終了間際の45分、日体大は5番・三浦颯太から楔のパスが通ると、11番・大曽根がドリブル開始。スピードに乗って敵陣をかいくぐると、そのまま右足を振りぬいて追加点。リードを2点差に広げた。日体大は前半だけで7本ものシュートを放ち、主導権を握ったまま前半を終えた。

 流れを変えたい日大は、前節決勝点に絡んだ33番・溝口寛人を後半開始から投入。前線からの積極的なプレスも仕掛け、前半と打って変わって息を吹き返す。一方、守備の時間が続く日体大は前半のように思うようなリズムが掴めない。主導権を握り返すことには成功した日大だったが、日体大の守備に阻まれゴールネットを揺らすことができない。終盤にはコーナーキックを2本連続で獲得するもチャンスを活かしきれずに試合終了。

 後半はシュート0本と守勢に回った日体大だったが、11番・大曽根の1ゴール1アシストの活躍で前半のうちに勝負を決めて勝点3を積み上げた。


産業能率大学 対 東京国際大学


 前節日本大学に敗れた嫌な流れを止めたい産業能率大学(勝点26・5位)と、降格圏との差を広げるためにもう負けられない東京国際大学(勝点5・10位)との一戦。

 連敗中の産能大は、2番・石島春輔が久々のスタメン出場。上位進出のためにはこれ以上の負けは許されない。一方、東国大は前節の敗戦で10位に転落。降格圏との差を広げるためにも勝点3を狙う。そんな両チームの一戦は落ち着いた立ち上がりとなったが、21分に試合が動く。産能大は10番・城定幹大と14番・鳥海昴とのパス交換から10番・城定がドリブルで突破。相手に阻止されながらもボールをうまくコントロールし、そのまま右足を振りぬく。先制点を挙げた産能大はさらに45分、10番・城定がロングキックで前線にボールを運び14番・鳥海とのワンツーで抜け出すと、そのままシュートを放って追加点。産能大の2点リードで前半を終える。

 産能大はさらに攻勢を強めるべくハーフタイムに30番・川名連介を投入。しかし次にスコアを動かしたのは東国大。後半立ち上がりの47分、東国大は7番・宇高魁人が相手からボールを奪い、素早いドリブルからカウンター攻撃。ゴール前に上がってきた18番・山田優介にラストパスを送ると、18番・山田は左足を振り抜き、東国大が1点を返す。1点差に迫られた産能大だが、74分には10番・城定が豪快な左足のボレーシュートを放ち、3-1に。このゴールで城定はハットトリックを達成。東国大は再び2点差にリードを広げた。さらに1分後の75分、東国大は相手のクリアボールを拾った5番・池内龍哉が、30番・川名へ浮き球のパス。これに反応した30番・川名が抜け出して4点目。東国大も終了間際の90+1分、コーナーキックから3番・山原康太郎のヘディングシュートで一矢報いるが、ここでタイムアップ。
産能大が今季最多となる4得点を挙げ、4-2で勝利し連敗をストップ。一方、東国大は11位の明治学院大学が勝利したため、降格圏との差が勝点1に。痛恨の連敗となった。


青山学院大学 対 明治学院大学 @相模原ギオンスタジアム


 後期リーグ未だにに勝ちのない青山学院大学(勝点10・11位)と、この試合で第13節以来の勝利を奪い降格圏からの脱出を図りたい明治学院大学(勝点10・12位)の一戦。

 降格圏に沈む2チームにとって、2部リーグ残留を果たすためにも絶対に負けられない一戦となった。前半の主導権を握ったのは青学大。開始早々から得意のパスワークで明学大ゴールに襲いかかる。14番・小澤秀充、 11番・加藤蓮を中心に攻め立てる青学大だが、明学大はGK30番・岡部洋平がビックセーブを連発。再三の青学大のシュートチャンスにもゴールを許さない。前半のシュート数は青学大が8に対し明学大はわずか1と、青学大が圧倒。しかしスコアを先に動かしたのは明学大だった。前半終了間際の42分、32番・水上翼の鋭い右からのクロスが相手DFに当たりオウンゴールに。ラッキーな形で明学大が先制し、試合を折り返した。

 後半も、前半同様に青学大が攻め、明学大が守備に回る展開となった。攻め続ける青学大にようやく同点弾が生まれたのは77分。6番・植松亮の正確なコーナーキックから32番・山内大空が頭で上手く合わせ待望の1点を返す。勢いを増す青学大がこのまま逆転するかと思われたが、明学大も粘り強く戦う。84分、明学大は4番・浅貝崇裕のロングパスを起点にし、ペナルティーエリア内でボールを受けた3番・森山翔介が途中出場の19番・小林虎太郎にパス。この絶好のチャンスに、19番・小林は左足で冷静にゴールへと流し込み追加点。貴重な勝ち越しゴールを得た明学大が、残り時間をきっちりと守りきり1-2で4試合ぶりの知り星を挙げた。
1試合を通してのシュート数は青学大が14本で1得点、対する明学大はシュート3本ながら2得点。終始優勢だったのは青学大だが、残留争いの天王山は、明学大に軍配が上がった。勝った明学大は2部リーグ残留に向けて大きな1勝。降格圏を脱する10位の東京国際大学まで、勝点1差に迫った。


拓殖大学 対 立教大学 @相模原ギオンスタジアム


 前節の引き分けで首位を陥落、1部リーグ昇格のためにも下位チームからの取りこぼしは許されない拓殖大学(勝点36・2位)と、2連勝の勢いのままに、前期リーグでの借りを返したい立教大学(勝点18・7位)との一戦。

 前半は拓大が28番・浅倉廉を中心に、細かいパスワークで立教大ゴールに襲いかかる。対する立教大もGKの23番・林健太、5番・田中拓実を中心とした堅い守備でゴールを割らせない。立教大は5試合連続ゴールと絶好調な19番・宮倉樹里杏にボールを集めて攻撃を展開するが、拓大も4番・岸本駿朔が19番・宮倉をマーク。自由にプレーをさせない。すると拓大は25分、直接フリーキックを獲得。8番・奥村晃司のキックを10番・田中幸大が頭で合わせて先制点。その後は一進一退の攻防戦となり、1-0と拓大のリードで前半を終えた。

 反撃したい立教大だったが、後半開始早々の47分、拓大の13番・長峰祐斗をペナルティーエリア左で倒してしまい、ペナルティーキックを献上。これを拓大10番・田中が落ち着いて沈め、拓大がリードを2点に広げる。だが、立教大はここから怒涛の反撃を開始。まずは64分、後半から出場の18番・桐蒼太がボールを右サイドに展開。21番・堀博昭からのクロスに、19番・宮倉が合わせて立教大が1点を返す。6試合連続となる19番・宮倉のゴールが決まり、会場の雰囲気も一変。6分後の70分には、19番・宮倉のサイドチェンジから再び21番・堀の正確なクロスに、今度は11番・小林達成が頭で合わせ2-2に。遂に立教大が同点に追いついた。その後は一進一退の攻防が続いたが、互いに一歩も譲らず2-2のまま試合が終了。

 流通経済大学と首位を争う拓大は、前節に続き勝点1を積み上がるにとどまった。2点リードしていただけに悔しい引き分け。対する立教大は粘り強さをみせ、2部リーグ残留に向け大きな勝点1を奪取した。


流通経済大学 対 神奈川大学 流通経済大学龍ケ崎フィールド


 前節は先制されながらも逆転勝利を収めた流通経済大学(勝点37・1位)と、首位の拓殖大学を相手に戦術的に戦い、勝点1を掴んだ神奈川大学(勝点18・8位)の一戦。

 前半から流経大がボールを保持する展開となったが、流経大は神大のハイプレスに苦しむことに。一報の神大も最終ラインが揃わず、1本のロングパスからピンチを招くことも。すると29分、流経大陣内でのパス回しをしていた神大は、6番・増村有哉がゴール前に抜け出す。これを流経大の12番・アピアタウィア久DFが倒して神大がペナルティーキックを獲得。この決定機を、キッカーの11番・三澤徹晃が冷静に決めて神大が先制。試合はそのままスコア動かず、神大が0-1リードで試合を折り返す。

 後半に入ると、流経大は頭から8番・仙波大志と33番・菊井悠介を投入して攻勢に出る。後半開始早々に、その8番・仙波がシュートを放ってチャンスを作った流経大だが、以降はなかなか決定機を作り出せない。なかなかシュートが打てず、もどかしい時間が続く中、流経大は73分に「アミノバイタル®」カップ決勝でゴールを挙げた13番・伊藤隆人、81分にドリブラーの16番・永井颯太をピッチに送り出す。試合が動いたのはその直後だった。14番・安居海渡が、ハーフウェーラインからロングボールを相手DFの背後に蹴ると、それに反応した13番・伊藤が裏へと抜け出してクロスを上げる。このボールに、DFの背後から前に飛び込んだ16番・永井がヘディングで押し込み、ついに流経大が同点に追いつく。

 その後は両チーム追加点を挙げられないまま試合は終了。交代起用が見事に的中し、途中出場の選手が活躍した流経大がなんとか勝点1を獲得。2位の拓殖大学も引き分けたため、首位の座を守る結果となった。神大はあと少しで大金星を挙げられていただけに悔しい引き分。それでも上位2位に連続で引き分け、残留に向けて大きな"勝点2"を得たことは違いないだろう。



 次節の第18節は11月22日(日)の11:00より、拓殖大学と東京国際大学、流通経済大学と立教大学、東洋大学と青山学院大学の試合が行われる。13:30からは神奈川大学と日本大学、関東学院大学と産業能率大学、日本体育大学と明治学院大学がそれぞれ対戦する。

 流経大と拓大がともに引き分けで終わる足踏み状態に。とも勝点を1ずつ積み上げたため首位と2位の変動はなかった。3位と4位の関学大と東洋大の直接対決は、東洋大が勝利。順位の変動こそなかったものの、東洋大が勝利したことで勝点が並び、昇格戦線はさらなる混戦模様となった。下位チームでは、降格圏に沈む青学大と明学大が直接対決を果たした。結果は明学大に軍配があがり、勝点3を獲得。明学大は10位の東国大まで勝点1差に迫るなど、こちらも混戦が続く。首位争いはもちろん、残留争いからも目が離せない。
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