TOP > ニュース一覧 > ニュース

JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦・2部第12節マッチレポート

2021/09/14


『JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦【後期】』第12節は、9月8日(水)に延期分の1試合が行われた。


東京国際大学 対 産業能率大学


 延期試合の関係で1ケ月半ほど公式戦から遠ざかっている東京国際大学(勝点25・暫定2位)と、降格圏ながら「アミノバイタル®」カップ優勝、総理大臣杯を経験した産業能率大学(勝点9・暫定11位)の一戦。

 前半はともにシュートが1本ずつと、低調な展開となった。互いに決定機を作れないまま、スコアレスで試合を折り返した。

 ようやく試合が動いたのは、後半序盤の59分。コーナーキックのチャンスを得た東国大は、7番・高橋大の入れたボールに、27番・熊坂光希が右足で合わせて先制する。その後も東国大が試合を優勢に進めるが、チャンスをなかなか決めきれない。すると次第に産能大も流れをつかみ、終盤の85分に決定機を迎える。5番・池内龍哉、3番・矢口聖真が浮き球をゴール前につなぎ、最後は17番・小山田賢信がヘディングで合わせ、産能大が同点に追いつく。その後は追いついて勢いに乗る産能大が攻め、アディショナルタイムに突入した90+3分にも決定的なチャンス。途中出場の38番・菊地大智がゴール前にクロスを上げるものの、31番・岡健太に合わせきれず、そのまま試合終了。

 勝って2位以下を引き離したかった東国大にとっては痛い引き分け。しかし勝点1を積み上げたことで、東京学芸大学と同勝点ながら得失点差で上回り首位を奪取。一方の産能大は、関東リーグ残留に向けて貴重な勝点1を手にした。



 『JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦』【後期】2部リーグ第12節は、新型コロナウイルスの影響で延期となった東京国際大学vs産業能率大学を除く5試合が、7月31日(土)に行われた。


東京学芸大学 対 専修大学


 前期は暫定2位、「アミノバイタル®」カップでも3位に入り総理大臣杯出場を果たした東京学芸大学(勝点20・暫定2位)と、1年での1部リーグ復帰を目指していたはずが、まさかの10位でリーグ戦を折り返した専修大学(勝点10・暫定10位)の一戦。

 これまでの戦績は前期リーグ、「アミノバイタル®」カップ1回戦ともに勝利した東学大が2勝。そんな東学大が序盤からボールを支配する展開となった。ファーストシュートは東学大。13分、カウンターから5番・武沢一翔が前線にボールを運ぶと、最後は11番・河田稜太がシュートを放つ。しかしこれは相手DFの体を張った守備に阻まれてしまう。対する専大は15分、右サイドで起点を作ると、ドリブルで敵陣深くまで切り込んだ10番・加野赳瑠のグラウンダーのクロスに、中央の9番・村上千歩がワンタッチで合わせてネットを揺らす。ここまでチームトップの3得点を挙げているストライカーのゴールで専大が先制。守っては26番・樋口大輝と、この試合が関東リーグ初出場となった30番・一丸大地の1年生ウイング2人がラインを下げ、5バック気味の強固なディフェンスラインを敷いて東学大の攻撃を許さない。結局、専大1点リードで前半終了。シュート数4対3と拮抗した展開となった。

 後半も前半同様東学大がボールを保持する時間が続くが、専大もカウンターでこれに応戦。東学大は67分、11番・河田がミドルゾーンから強烈な一撃を放つもゴールバーに嫌われる。後半に東学大が放ったシュートはわずか2本と決め手を欠く状況。専大は途中出場の14番・松永颯太と11番・岩城大助が前線から積極的にプレスをかけて東学大を苦しめた。試合はこのままスコアが動かずタイムアップ。全員でハードワークした専大が勝利し、東学大にリベンジを果たした。

 専大は今季3勝目と満足できる数字ではないが、リーグ戦中断前の中央大学戦からの連勝となり、後期リーグで反撃の狼煙をあげる形となった。一方の東学大は第6節以来の敗戦。次節の対戦相手は最下位の神奈川大学。1部リーグ昇格に向けてこれ以上の勝点の取りこぼしは許されない。




中央大学 対 関東学院大学


 前期リーグを3位で終え、このまま昇格争いに加わりたい中央大学(勝点19・暫定3位)と、前期リーグは1試合未消化で暫定ながら9位で終え、後期は巻き返しをはかりたい関東学院大学(勝点11・暫定9位)の一戦。

 立ち上がりは中大が自陣でボールを支配し、関学大陣内に攻め込む時間が続いた。しかし関学大も堅いブロックで中大の攻撃をシャットアウト。前半終盤に近づくにつれて関学大もペースを掴み始め、カウンターを仕掛ける場面も増えていった。しかし前半は一進一退の攻防が続き、両チームとも得点を決められないまま前半が終了する。

 後半に入ると、流れは完全に中大ペースに。中大は自陣でボールを繋ぎ、関学大陣内に何度となく侵入。サイドを中心に攻撃を活性化させる。すると64分、中大は8番・山﨑希一が左サイドからドリブルで仕掛けてシュート。これは関学大GK12番・飯塚洸太がシュートに反応し、ボールを弾き防ぐ。しかし、こぼれ球を15番・小島偉央がヘディングでゴールに押し込み、中大が先制する。その後も中大がボールを保持する時間帯が続き、73分には交代したばかりの22番・有田恵人が関学大陣内のパスミスをカット。そのままゴール前に持ち運ぶと、前に出ていた関学大GK12番・飯塚をかわし、無人のゴールに流し込んで2点目をマーク。その後は、関学大がセットプレーで中大ゴールに迫るものの、中大ゴールを破れず無得点で時間が経過する。そして試合終盤の85分、中大はコーナーキックから1度右サイドにクリアされたボールを22番・有田が拾い、10番・髙岸憲伸にボールを預ける。10番・高岸がゴール前に鋭いクロスを上げると、これを12番・新井秀明がヘディングでゴールに突き刺し、3点目決めて勝負あり。その後は、関学大が一矢報いようと中大ゴールに何度も迫るが、中大の決死ディフェンスを崩せず3-0で試合終了。

 中大は後半に次々とゴールを重ねて3得点。さらにクリーンシートで試合を終え、暫定ながら2位に浮上した。一方、関学大は手痛い今季6敗目。この敗戦で1つ順位を落として暫定10位となった。




日本体育大学 対 神奈川大学


 後期リーグ初戦を勝利で飾り昇格圏に浮上したい日本体育大学(勝点18・暫定4位)と、前期リーグ最下位という状況からの脱却を目指す神奈川大学(勝点5・暫定12位)の一戦。

 前半は両チーム共にゴールを奪い合う激しい展開となった。まずは5分、神大の6番・角田薫平のシュートからゴール前で混戦状態となり、こぼれてきたボールを18番・三輪翔真がダイレクトボレーでゴールに突き刺す。そして先制点から5分後の10分、神大は18番・三輪が自ら倒されて得たペナルティーキックを冷静に流し込んで2得点目を挙げる。さらに21分、8番・増村有哉からのパスを受けた7番・石橋翼がペナルティーエリアの深い位置からシュートを狙う。そのこぼれ球を18番・三輪が落ち着いて決めて、ついに神大が3点目をマーク。18番・三輪は前半だけでハットトリック達成となった。しかし、ここから日体大の猛追が始まる。前半終盤の41分、日体大は右サイドからのクロスを中央で6番・土佐陸翼がフリック。抜け出した8番・佐々木大貴が右足で流し込み1点を返した。さらに43分、日体大は11番・大曽根広汰の左からのクロスを、ファーサイドで10番・弓削が中央折り返し、最後は34番・吉原翔大がスライディングで押し込み2点目を決める。前半は両チーム合計で5得点が生まれる激しい展開となった。

 後半も日体大の勢いは止まらず、猛攻を仕掛け続ける。対する神大はGK31番・佐藤達也、DF3番・安松元気を中心に耐える時間が続いた。しかし87分、ついに神大の守備が破られる。日体大は6番・土佐が右サイドからペナルティーエリアに侵入したところを倒されてペナルティーキックを獲得。これを4番・深川大輔が冷静に沈めて同点弾。日体大はその勢いのまま攻め続け、アディショナルタイムに突入した90+5分にスコアを動かす。28番・小澤亮太のクロスを29番・望月謙がヘディングで叩き込み、試合終了直前に劇的な逆転ゴール。試合は4-3で終了し、3点差をひっくり返した日体大が後期リーグ初戦で勝利を収めた。一方、確実に勝点3を積みたかった神大にとって苦しい幕開けとなった。


東洋大学 対 日本大学


 総理大臣杯出場を決めた勢いのままに後期リーグ初戦でも勝利を飾りたい東洋大学(勝点17・暫定5位)と、5失点を喫した「アミノバイタル®」カップ順位決定戦での借りを返したい日本大学(勝点14・暫定6位)の一戦。

 約1週間前にも対戦した5位と6位の直接対決。互いに良い形で後期リーグのスタートダッシュを切りたい両チームを反映するように、序盤は拮抗した展開となった。ともに丁寧にボールを繋ぎながら敵陣へ攻め込むが、相手の集中した守備を前になかなかシュートまで持ち込めない。それでも日大は23分、7番・大森渚生の個人技から東洋大のプレスをかいくぐると、27番・西山蓮平が逆サイドに展開。パスを受けた17番・熊倉弘達は味方とのワンツーから決定機を迎えるも、シュートは枠を捉えきれない。一方の東洋大は31分に10番・山下勇希が負傷交代というアクシデントに見舞われるも、代わりに2022年シーズンからのモンテディオ山形への加入が内定している7番・横山塁を投入。34分には4番・神山京右の自陣からの持ち運びや積極的な攻撃参加からチャンスをつくり、徐々に流れを取り戻し始める。結局得点は生まれなかったものの、互いに良い攻撃を見せて前半を終えた。

 だが後半は東洋大が序盤から試合を動かした。まずは51分、東洋大は絶好の位置でフリーキックを獲得する。キッカーは11番・前田泰良。11番・前田の壁を越えた柔らかな鋭いシュートは直接ゴールネットを揺らし、東洋大が先制する。さらに直後の53分には、5番・大森大地のスルーパスに9番・佐々木銀士が反応。日大GK1番・山内康太が飛び出して阻もうとするも、9番・佐々木は冷静にゴールへと流し込み、あっという間にリードを2点に広げる。立て続けに失点を許した日大はここから猛攻を仕掛ける。10番・長澤壮竜や8番・橋田尚希を中心にボールを支配し、何度となくシュートチャンスを演出するが、ゴールネットを揺らすには至らない。すると85分、東洋大は高い位置でボールを奪うと、17番・瀬畠義成のスルーパスに途中出場の16番・室井彗佑が抜け出す。スピードを活かしてGKと一対一になると、最後は冷静にゴールへと流し込み、勝利を大きく引き寄せる3点目を挙げる。一瞬の隙を突かれた日大は、その後も得点の機会をうかがうが、最後まで1点が遠く3-0で試合終了。

 東洋大は4月27日の立教大学戦以来となる、クリーンシートでの勝利で暫定4位に浮上。一方の日大は苦しい後期リーグのスタートとなった。


東海大学 対 立教大学


 後期リーグ初戦に勝利し上昇気流に乗りたい東海大学(勝点14・暫定7位)と、勝点1差で上位につける東海大との直接対決を制したい立教大学(勝点13・暫定8位)の一戦。

 7位と8位の対戦で、最初にチャンスを掴んだのは立教大。11分、22番・小林慶太からのパスに抜け出した9番・宮倉樹里杏が相手ディフェンダーをかわしシュート。しかしこれはサイドネットに突き刺さり、ゴールとはならない。すると、今度は東海大が一瞬の隙を突く。15分、中央で相手のクリアミスを拾った25番・鈴木遼がダイレクトで相手ディフェンダーの背後へパス。そこに抜け出した19番・桑山侃士が右足一閃。強烈なシュートがネットに突き刺さり、東海大が先制する。前半のうちに追いつきたい立教大は10番・長谷川佳輝を中心に、テンポのいいパスワークで攻めあがる。すると28分、ペナルティーエリア手前でこぼれ球を拾った10番・長谷川がドリブルで持ち込みシュート。ボールはゴール左下隅に吸い込まれ、前半の内に振り出しに戻すことに成功した。その後は、互いに譲らぬまま1-1で試合を折り返した。

 後半に入ってすぐの50分、立教大は8番・立川将吾からのパスに抜け出した9番・宮倉がキーパーと一対一となる絶好のチャンスを迎える。しかしこれは、東海大の4番・蛯谷空良がシュートブロック。気迫のこもったプレーで立教大の決定機を潰す。その後も互い身体を張った守備を魅せ、なかなかチャンスが生まれない。東海大は78分、途中出場の20番・鈴木朝日がミドルシュートでゴールを狙うも、立教大GK23番・村田耀に阻まれてしまう。対する立教大は後半アディショナルタイム、5番・五島魁大のクロスに途中出場の27番・庄司朗がヘディングシュートを放つもゴールとはならず。

 後半は両チームシュート1本と最後まで拮抗した試合展開となり、1-1のままで終了。両チーム勝点1を分け合う結果となった。



 次節の第13節では8月8日(日)の17:30から東京国際大学と関東学院大学、東京学芸大学と神奈川大学、日本体育大学と立教大学の試合が行われる。また、東洋大学と専修大学、日本大学と東海大学がそれぞれ対戦。試合はすべて新型コロナウイルス感染症対策のため非公開で行われる。

 今節、中大と東洋大がともに3-0で快勝。また上位争いを繰り広げる日体大も神大との打ち合いを制し勝点3を獲得した。この結果、2位の中大から5位の東京学芸大学までが勝点1差内に。首位・東京国際大学の試合は延期となったが、昇格圏内をめぐる争いは後期も激化しそうだ。一方で中位から上位への進出を目指す東海大と立教大は勝点1を分け合い、5位以上と少しずつ間を空けられている。また1部リーグからの降格後、思うように勝点を積み上げられていない専大は後期リーグ初戦に、今季勢いのある東学大を撃破。この勢いのまま下位からの脱出、そして昇格争いに食い込むことができるのか。後期も各チームの熱い戦いに期待が高まる。
チケット情報
ダウンロードページ
試合映像配信予定
マッチレポート
プロ内定者一覧
はじめての大学サッカー
2020年度新入部員一覧
主将副将一覧
プログラム通販
スペースバー1
試合ご来場の皆様へ
スカウトの皆様へ
メディアの皆様へ
コロナウイルス感染したら
スペースバー2
Instagram