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【結果・レポート】JR東日本カップ2025 第99回関東大学サッカーリーグ戦・1部第1節

2025/04/10


 『JR東日本カップ2025 第99回関東大学サッカーリーグ戦』1部リーグが、4月5日(土)に開幕した。

 まずは"大学サッカーの聖地"、味の素フィールド西が丘で開会式が行われ、昨年度優勝校・明治大学の島野怜選手が選手宣誓。その後、オープニングゲームとなる日本体育大学vs明治大学、桐蔭横浜大学vs東洋大学の2試合が行われた。



 昨年度優勝の王者・明治大と8年ぶりに1部復帰となった日本体育大の一戦は、強度が高くスピードもある見応えのあるゲーム展開となったが、どちらもネットを揺らすことなくスコアレスドローでタイムアップ。両チーム、初戦を白星で飾ることはできなかった。第2試合の桐蔭横浜大vs東洋大は、昨年度インカレ準決勝の再戦となった。リベンジに燃える桐蔭横浜大だったが、東洋大は開始10分の鍋島暖歩の先制点を挙げると田制裕作も追加点を決めて前半だけで2点を先取。後半にも鍋島がこの試合2点目となるゴールを挙げるなど3点を重ね0-5と大勝。稲村隼翔(アルビレックス新潟)など昨年から多くの主力選手が抜けた東洋大だが、インカレ王者の名に恥じぬ強さで開幕戦を制した。






 翌4月6日(日)には残る4試合が行われた。

 4年ぶりに1部リーグの舞台に戻った慶應義塾大学は、ホームに東京国際大学を迎えて対戦。慶應義塾大は開始早々の4分に、角田惠風が「練習通り。狙っていたコースだった」というフリーキックを直接決めて先制。24分には東京国際大にゴールを許すが、後半に村井亮友が倒されてペナルティーキックを獲得。これを角田が決めて再び勝ち越すと、1点差を守りきって慶應義塾大が開幕戦を白星で飾った。

 昨年新人戦全国大会で優勝の国士舘大学と昨年度リーグ戦2位・筑波大学の試合は、思わぬ大差がつく形となった。ルーキー2人がスタメンに名を連ねた筑波大は、その期待に応えた1年生・矢田龍之介のスルーパスを主将の山崎太新が決めて先制。後半にもルーキー矢田の1得点を含む3点を追加し0-4と国士舘大を突き放す。国士舘大も78分にペナルティーキックを獲得して1点を返すが、それ以上の点差は縮められず1-4で筑波大が白星スタートとなった。

 残る2試合はどちらもドローとなった。日本大学と中央大学の試合は、互いにゴールを奪い合うシーソーゲームに。日本大がペナルティーキックで先制すると、中央大もその2分後に同点に。その後も日大が勝ち越し中大が追いつくという展開が繰り返され、最終的には3-3で試合終了となった。東海大学vs流通経済大学の一戦は、ホーム・東海大が小田晄平のミドルシュートで先制し前半を終了。対する流通経済大も後半、西川楓人がこちらもミドルを決めて試合を振り出しに戻した。アディショナルタイムには東海大がペナルティーキックを獲得。東海大にとっては絶好のチャンスだったが、流通経済大GK・デューフエマニエル 凛太朗がこれをストップ。東海大は勝ち越しならず、1-1でタイムアップとなった。



 第1節が終了し、首位は5得点を叩き出した東洋大、2位には4ゴールの筑波大、そして開幕初勝利の慶應義塾大が3位となった。しかし全6試合中、半数の3試合が引き分けに終わるなど、開幕から混戦のリーグ戦を思わせる展開となった。


※表示スコアはホーム対アウェーのスコアで表示。


1部リーグ第1節 全結果・順位表


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