TOP > ニュース一覧 > ニュース

JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦・2部第9節マッチレポート

2020/09/12



 「JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦【前期】」2部リーグ第9節は、9月6日に6試合が行われた。


東洋大学 対 明治学院大学 @流通経済大学サッカー場


 ここ4試合、勝利から遠ざかっている東洋大学(勝点9・暫定5位)と、今季は未だ1勝のみで、現在3連敗中の明治学院大学(勝点4・暫定11位)の一戦。

 互いに最近結果が残せていない両チームの一戦。試合は序盤にいきなりスコアが動いた。6分、中盤でボールを奪った明学大は、左サイドを崩すと9番・武田義臣がクロスを上げる。このボールを3番・森山翔介がヘディングで流し込み、明学大先制点を奪う。出鼻をくじかれる形になった東洋大は、14番・横山塁と18番・梅津凌岳の2人を使いながら、サイドからの仕掛けやクロスでゴールを狙う。次第に主導権は東洋大に移行。防戦一方となった明学大は34分、15番・河﨑壮太に代えて22番・森田泰虎を投入。東洋大の攻撃をしのぎ、1点のリードを守りきって試合を折り返した。

 明学大は先制点を決めた3番・森山に代えて、この日が今季初出場となる33番・小林虎太郎を、後半頭からピッチに送り出す。選手交代で試合の流れを変えようと試みる明学大だったが、後半も立ち上がりから依然として東洋大ペース。前半同様サイドから攻める東洋大だが、なかなかゴールには至らない。64分には2試合連続ゴール中の16番・前田泰良、今季初出場の29番・室井彗佑を投入。また73分には、同じく今季初出場の31番・伊藤恵亮が出場。フレッシュな前線のメンバーを次々と送り込む。すると76分、11番・野本幸太がオーバーラップからクロスを上げると、24番・佐々木銀士がヘディングシュート。これが決まり、遂に東洋大が同点に追いつく。このまま逆転を狙う東洋大だったが、ここから試合は大きく展開する。まずは同点となった直後の77分、明学大は33番・小林が高い位置で東洋大からボールを奪うと、そのままミドルシュートを放つ。遠目から狙ったシュートはそのままゴールへと吸い込まれ、再び明学大がリードを奪う。これで勢いに乗った明学大は、その2分後の80分、26番・岡本悠作が相手からボールを奪いGKと一対一の決定機。このチャンスを冷静に決めて、試合を決める3点目をマーク。リードを2点に広げた。東洋大もその後果敢に攻め込んだが、明学大のGK30番・岡部洋平のファインセーブに阻まれ、2点目をあげることなく1-3で試合終了となった。

 同点ゴールから一転、わずか3分間で突き放された東洋大。自らのミスから失点を許し、これで5試合白星なしとなった。一方の明学大は、後半のシュート数はわずか2本ながら2点を挙げるという狙いどおりの勝利。攻め込まれる時間が長いながらも、相手のミスを見逃さず勝利に結びつけた。明学大は連敗を3で止め、うれしい今季2勝目。順位もひとつ上げて10位に浮上した。


産業能率大学 対 日本大学 @流通経済大学サッカー場


 上位進出を狙いたい産業能率大学(勝点8・暫定6位)と、初の連勝で下位脱出を狙う日本大学(勝点8・暫定8位)の一戦。

 勝点で並ぶ両チームは、上位進出に向けて勝利が絶対条件。ともに強い意気込みで臨んだこの一戦は、試合序盤で展開が大きく動いた。16分、産能大は18番・野澤陸からパスを受けた28番・菅原龍之助がペナルティーエリア付近で倒される。このプレーで、日大13番・柴崎耀が決定機を阻止したとして一発退場。日大は残り80分弱を、10人で戦うこととなった。産能大は一連のプレーでフリーキックを獲得。20分、13番・田原廉登が蹴ったボールは、一度クロスバーに阻まれるものの、こぼれ球に反応した28番・菅原が押し込んで先制。前半の残りの時間帯は、数的優位となった産能大が圧倒し、1-0で試合を折り返した。

 後半も産能大の攻撃は留まることなく、日大ゴールに襲い掛かる。47分、産能大はフリーキックを獲得。13番・田原の浮き球に合わせた3番・篠崎輝和がファーサイドでボレーシュートを放つ。これが決まり、産能大は2-0とリードを広げる。さらに56分、30番・川名連介の右からのクロスに合わせた28番・菅原が3点目。菅原のこの日2点目となるゴールで、日大を突き放した。対する日大は押し込まれながらも、少ないチャンスで得点を狙う。70分、コーナーキックを得た日大は、8番・大森渚生のキックを36番・溝口寛人がヘディングでそらしてシュート。ゴールネットを揺らし、1点を返すことに成功する。しかしその後は産能大の牙城を崩すことはできず、追加点ならず。3-1というスコアで、産能大が2連勝を果たした。


流通経済大学 対 青山学院大学 @RKUフットボールフィールド


 前節は2点リードを守れず勝点3を逃した流通経済大学(勝点17・暫定1位)と、6試合を戦って未だ1勝と青山学院大学(勝点5・暫定10位)の一戦。

 流経大は開始直後から厚みのある攻撃を展開し、14分に9番・加藤千尋のシュートのこぼれ球に11番・満田誠が反応して先制点を挙げる。出鼻をくじかれ、自分たちのリズムを失った青学大に対し、流経大はさらに攻撃をたたみかける。3分後に左コーナーキックを獲得すると、13番・佐々木旭のキックに23番・齊藤聖七が頭で合わせて追加点。リードを2点差に広げる。また前半終了間際の41分には、9番・加藤、11番・満田とつないで、最後は18番・熊澤和希が3点目をマーク。3-0と、流経大が青学大を圧倒する形で試合を折り返した。

 しかし3点のリードから生まれた余裕からか、後半に入ると流経大は思いがけない形で失点を喫する。試合途中の豪雨により、スリッピーになったピッチの影響で、DFのバックパスがGKのトラップミスを誘発。これがそのままゴールに吸い込まれ、まさかのオウンゴール。青学大にとっても予想外の得点となった。しかし攻勢を緩めない流経大は75分、16番・永井颯太が相手に囲まれながらも持ち前の技術を生かして4点目を決める。続く81分には初出場の28番・宮田和純がダメ押し5点目をマーク。勝負は決したかと思われたが、青学大も最後まであきらめない。青学大は86分、ペナルティーエリア内に攻め込み、混戦の中からペナルティーキックを獲得。これを9番・大竹将吾がゴール右隅に沈め2点目を挙げる。アディショナルタイムに突入した90+1分には、22番・加藤蓮の高速クロスが相手ディフェンダーに当たり、この日2点目となるオウンゴール。5-3と2点差まで詰め寄るが、青学大の反撃もここまで。

 終盤に連続失点を喫したものの、流経大は勝点3を積み上げて首位をキープ。一方、終盤に追い上げながらも相手を崩しきれなかった青学大は連敗からの脱出に失敗した。


拓殖大学 対 関東学院大学 @RKUフットボールフィールド


 勝点差1位で首位を追う拓殖大学(勝点16・暫定2位)と、前節に今季初黒星を喫した関東学院大学(勝点12・暫定3位)の一戦。

 勝点4差の2位と3位の直接対決。先にチャンスを迎えたのは、勝って2位との勝点差を縮めたい関学大だった。30番・西牧蓮が2番・野末学からのパスを受けるとドリブルで1人かわし、ペナルティーエリア内からシュート。しかしこのシュートは、拓大のGK12番・髙麗稜太がファインセーブ。得点には至らなかった。対する拓大は23分、左サイドからの折り返しを14番・青木義孝が受け、左足の強烈なシュート。これがゴールに突き刺さり、拓大が先制する。前線から積極的にプレスをかける拓大は32分、相手のクリアミスを拾い右サイドに展開。7番・髙橋和希がクロスを上げると、10番・田中幸大が頭で合わせて追加点。拓大が2-0とリードを広げる。その後2点を追う関学大がチャンスを作るが、7番・大塚智也、10番・木下海斗のシュートはことごとく拓大GK12番・髙麗がセーブ。関学大はゴールを奪うことができないまま、2-0で試合を折り返した。

 後半、先にチャンスをものにしたのは関学大だった。58分に左サイドの10番・木下から14番・北村椋太にスルーパスが通ると、14番・北村がファーサイドにクロスを上げる。これを8番・北龍磨が左足で合わせ、2-1と1点差に詰め寄る。同点ゴールを狙う関学大だったが、拓大もこのままでは終わらない。67分、拓大は7番・髙橋が相手陣内深くまで進入。そこから上げたクロスに、フリーで入ってきた14番・青木合わせて3点目。再びリードを2点差に広げる。さらに拓大は78分、14番・青木と2番・内山隆弘のパス交換から、最後は7番・髙橋が鮮やかなループシュートを決めてダメ押しの4点目。拓大が上位対決を制し、4-1と大差をつけて勝利した。一方、関学大は今季初の連敗となった。




日本体育大学 対 東京国際大学 @RKUフットボールフィールド


 今季初の連勝を飾りたい日本体育大学(勝点7・暫定9位)と、全員サッカーで走りきり、巻き返しを狙う東京国際大学(勝点8・暫定7位)の一戦。

 勝点3を掴み、上位争いに食い込みたい両者の一戦は、互いに一歩も譲らない激しい接戦となった。試合は開始早々の6分、日体大が左コーナーキックのチャンスを獲得。キッカーの18番・土佐陸翼のクロスに、10番・飛鷹啓介がダイレクトで合わせゴール。10番・飛鷹の2試合連続となるゴールで日体大が先制する。出鼻を挫かれた東国大だったが、12分にはGKの21番・林祥太郎が蹴ったハイボールを、7番・宇高魁人、9番・伊能玲生がヘディングで繋ぎ、最後は16番・関根琉楓がボールを収める。16番・関根はそのまま相手DFをかわすと、柔らかく浮かせたシュートでゴールネットを揺らし、試合を降り出しに戻した。しかし日体大は45+2分、8番・伊藤純也が中盤でボールを奪取すると、そのまま相手陣内に攻め込む。そこに走り込んできた18番・土佐がフリーでパスを受け、左足で目の覚めるようなシュートを放つ。これが決まり、日体大は前半終了間際に再度東国大からリードを奪い、2-1で前半を終了した。

 後半も開始早々にスコアが動いた。東国大は、50分、10番・有水亮のパスに対し裏に抜け出した22番・大野広遥が反応。ゴール前にクロスを上げると16番・関根が頭で合わせ、この日2得点目となるゴールを決める。再度2-2と追いついた東国大は、その勢いのまま試合を優勢に進めるが、決定的なチャンスを決め切ることができない。前半の終盤に降り注いだ豪雨の影響でピッチが滑りやすくなったこともあり、両者激しくぶつかる場面も見られたが、スコアは動かず2-2で試合終了。両者順位に変動はなく、悔しい引き分けとなった。




立教大学 対 神奈川大学 @RKUフットボールフィールド


 前節の逆転負けから切り替え、今節は勝利を掴みたい立教大学(勝点11・暫定4位)と、前節の大逆転負けをバネに、今節こそ勝利したい神奈川大学(勝点4・暫定12位)の一戦。

 ともに前節逆転負けを喫したチーム同士の戦いは、試合終了間際にもスコアが動くほどの白熱した戦いとなった。まずは前半立ち上がり5分、神大はバックパスのミスによりオウンゴール、立教大に先制点を許してしまう。なんとか試合を振り出しに戻したい神大は、そこからペースを徐々に掴み、23番・佐藤未勇が何度となくゴールを狙うが、立教大もGK12番・瀬尾光宏の堅い守りで得点を許さない。結局、前半は1-0のままで終了した。

 思わぬ形で先制した立教大だったが、後半は神大ペースで試合が進んだ。50分、神大は右コーナーキックを獲得。15番・安田光希が蹴り入れたボールを、23番・佐藤がヘディングで合わせて同点弾。さらに58分、神大の左サイドからのクロスを、立教大GK12番・瀬尾が一度は弾くも、こぼれ球を20番・白川浩人が押し込んで追加点。神大が後半早々、逆転に成功する。神大は試合終盤の87分にも加点。相手守備陣のパスを26番・角田薫平がカット。そのままダイレクトで無人のゴールへと、目の覚めるようなロングシュートを突き刺す。1-3とリードを広げた神大だったが、立教大もDF陣を中心に、絶妙なロングパスを何度となく繰り出しては、攻撃を仕掛ける。終了間際の90+2分、立教大はスローインからダイレクトで流れるようにパスをつなぐと、最後は27番・加藤優一がドリブルでゴール前まで持ち込む。そのまま右足を振り抜いてシュートを突き刺し、2点目を挙げる。立教大はその後も最後までゴールを目指すが、神大も必死の守りで得点を許さず2-3のまま試合は終了。神大は第3節に日本大学戦依頼となる勝利を掴んだ。





 9月13日(日)には、第10節の6試合が行われる。15:00からは、産業能率大学と東京国際大学、拓殖大学と明治学院大学、関東学院大学と日本大学が対戦。17:30からは、日本体育大学と神奈川大学、流通経済大学と立教大学、東洋大学と青山学院大学がそれぞれ対戦する。

 前節は産能大に引き分けた流経大だが、今節は青学大相手に5点の大量得点で勝利を収め、首位をキープ。昨季1部リーグ所属の意地を見せつけた。後を追う2位の拓大も、2連勝と首位の流経大をピタリと追随。上位に勝点差がないだけに、緊張感のあるリーグ戦が展開されている。3位以下も混戦状態が続く中、一歩抜け出し上位進出するのはどの大学か。12大学全ての動向に注目したい。
チケット情報
ダウンロードページ
試合映像配信予定
マッチレポート
プロ内定者一覧
はじめての大学サッカー
2020年度新入部員一覧
主将副将一覧
プログラム通販
スペースバー1
試合ご来場の皆様へ
スカウトへ
メディアの皆様へ
コロナウイルス感染したら
スペースバー2
LINE2
Instagram