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JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦・1部第10節マッチレポート

2020/09/18



 「JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦【前期】」1部リーグ第10節は、9月12日(土)に5試合が行われた。


筑波大学 対 慶應義塾大学 @流通経済大学 龍ケ崎フィールド


 ここ4試合勝利がなく、連敗だけは避けたい筑波大学(勝点5・暫定10位)と、前節で4試合振りの勝利を収め、今季初の連勝を狙う慶應義塾大学(勝点11・暫定5位)の一戦。

 前半開始早々の7分に筑波大がコーナーキックを獲得。こぼれ球に競り合った15番・池谷祐輔がペナルティーエリア内で倒され、筑波大がペナルティーキックを獲得する。これを15番・池谷が自ら決め、筑波大が幸先のよい形で先制する。その後は筑波大が主導権を握り、サイドを幅広く使い攻撃を展開。一方の慶大は、高い位置からのハイプレスが徐々に機能し、相手DFのバックパスに9番・古川紘平が反応。GKと一対一になるものの、シュートは枠の外に。互いにチャンスを作りながらもゴールネットを揺らせず、1-0で筑波大リードのまま試合を折り返す。

 追う慶大は後半の57分、10番・松岡瑠夢を投入して前線に圧力をかける。しかし60分、逆に筑波大の3番・角田涼太朗が裏へとスルーパス、これに34番・森海渡が抜け出すと相手の股を抜いて左端に流し込み追加点。筑波大が大きな2点目を決めた。慶大はその後セットプレーを多く獲得するが、シュートまで持ち込むことができない。筑波大はアディショナルタイムに突入直後の90+1分、28番・遠藤海斗からボールを受けた27番・瀬良俊太が相手を一人かわすと、コースをついたシュートで3点目を決め勝負あり。慶大もその1分後、14番・橋本健人が起点となり、32番・山田敦久が左足を振りぬいて1点返すも時すでに遅し。試合は3-1でタイムアップを迎えた。

 試合序盤に先制点を決めた筑波大が、終始主導権を握る形で5試合ぶりの勝利を手にした。一方の慶大は、チャンスを決め切ることができず、今季初の連勝とはならなかった。


明治大学 対 専修大学 @RKUフットボールフィールド


 前節に今季2敗目を喫し、仕切り直しを図る首位・明治大学(勝点21・暫定1位)と、4連敗中で開幕戦以来の勝利を掴みたい専修大学(勝点4・暫定11位)の一戦。

 攻撃力が売りの両者の一戦は、序盤からオープンな展開となった。明大は7番・坂本亘基を起点とし、ピッチをワイドに使って専大守備陣を揺さぶる。一方、スタメンが全員3年生以下と大胆な布陣を敷いた専大は、細かくパスをつないで34番・村上千歩が積極的にシュートを放つ。試合が動いたのは21分。明大は右サイドでパスをつなぐと、23番・田中克幸のパスから7番・坂本が右足でシュートを放つ。これがネットを揺らし、明大が先制。いったんリードを許すと立て続けに失点する試合が多い専大だがこの日は違った。31分、左サイドで20番・鳥羽隼が送ったクロスから34番・村上がリーグ戦初ゴールとなるヘディングシュートを決めて試合を振り出しに戻した。

 後半も互いに攻め続け、激しく攻守が入れ替わる熱戦となった。終止符が打たれたのは83分。明大は右サイドの12番・岡庭愁人がボールをキープ。そして12番・岡庭のクロスに、ゴール前で競り勝って頭で合わせたのは、直前に投入されたばかりの32番・太田龍之介。1年生ストライカーのファーストプレイが決勝点を呼び込み、明大が2-1と勝ち越しに成功。シュート数は明大18、専大10と両者二桁に達する熱戦を制したのは首位の明大。専大は最後まで勝利を諦めない姿勢を見せたが、2点目が遠く、悔しい5連敗となった。




桐蔭横浜大学 対 順天堂大学 @RKUフットボールフィールド


 現在6戦連続負けなし、前節は首位の明治大学にも勝利を収めた法政大学(勝点12・暫定4位)と、現在2連勝中、この波に乗って3連勝を目指したい順天堂大学( 勝点7・暫定8位)の一戦。

 法大は23分、センターバックの34番・城和隼颯の前方へのキックを、順大DFがピッチ中央へクリアする。すかさずそのボールを拾った法大の36番・高嶋修也が浮き球で前線へパスを送ると、27番・久保征一郎がゴールに背を向けながらも胸でボールをコントロール。足元に落とすと、3タッチ目で振り向きに右足でシュート。これがゴール左隅に決まり、法大が先制する。順大も35分、24番・小林夏生がシュートを放つが、これは法大GK21番・近藤壱成に弾かれゴールならず。法大が1点をリードし、試合を折り返した。

 しかし試合は後半に大きく動く。開始早々に法大DFのクリアを拾った順大は、自陣からボールを繋ぎ、最後は34番・樋口堅大がシュート。しかしこれも法大のGK21番・近藤が横っ飛びでシュートを弾く。60分にも、左サイドからのクロスをペナルティーエリア内の右で、途中出場の3番・三國スティビアエブスが落とし、最後は36番・長倉幹樹がシュートに持ち込むが、これはポストを直撃。両チーム得点を決めきれないまま時間は過ぎていくが、70分、ついにスコアが動く。順大は11番・塩浜遼が敵陣右サイドで倒されて、フリーキックを獲得。キッカーは7番・杉山直宏。7番・杉山の左足から24番・小林にピンポイントのボールが入ると、24番・小林がゴール右にヘディングシュートを叩き込んでゴール。順大が法大に追いつき、試合を降り出しに戻した。その後は互いに一進一退の攻防戦を繰り広げるが、なかなか追加点は生まれない。しかし試合終了間際の90+2分、順大は敵陣右サイドでフリーキックのチャンスを得る。キッカーは再び7番・杉山。7番・杉山が蹴り入れたボールを、11番・塩浜が頭で触ると、これがゴール左隅に決まり劇的な逆転弾。法大は、最後まで諦めずに攻め続けるが、シュートまで持ち込むことができず、1-2のまま試合が終了。順大が法大相手に逆転勝利し、今季3勝目を収めた。




中央大学 対 国士舘大学 @RKUフットボールフィールド


 得点の少なさと失点の多さが際立ち最下位に沈む中央大学(勝点4・暫定12位)と、前節の早稲田大学戦では大量5失点で敗れた国士舘大学(勝点8・暫定7位)の一戦。

 序盤にペースを握ったのは国士大だった。両サイドバックが高いポジションを取り、サイドを起点に攻撃を仕掛ける。11番・梶谷政仁が何度もシュートを放ち相手ゴールに迫るが得点は奪えない。それでも16分、国士大は左サイドのスローインから10番・松岡大智が柔らかいクロスをあげると、フリーで待ち構えていた11番・梶谷が頭で押し込み、国士大が先制する。追いつきたい中大は前半終盤に攻撃のリズムを掴む。左サイドバック6番・今掛航貴の鋭いクロスや、10番・大久保智明のチャンスメイクでゴールを狙うも同点弾は奪えず、国士大が1点リードで前半を終えた。

 後半は立ち上がりの49分、国士大の28番・高橋尚紀が相手陣内のペナルティーエリア前付近でボールをカットし10番・松岡にパス。ボールを受けた10番・松岡は左足でゴール右隅へ豪快に決めて国士大が追加点。国士大はさらに51分にも中盤で相手のボールをカット。11番・梶谷がボールを運び上がり、右サイドから中央に向かってランニングしてきた28番・高橋にスルーパス、飛び出してきたGKと一対一になった28番・高橋は、落ち着いて芸術的なループシュートを決める。国士大が立て続けに追加点を奪い、0-3と中大を突き放す。国士大は78分にも自陣でボールを奪うとカウンターを仕掛ける。駆け上がった右サイドの22番・中村駿にパスが渡ると、22番・中村は中大守備陣の態勢が整う前にアーリークロスを前線に送る。これを18番・布施谷翔が素早くつなぎ、最後はフリーの7番・澁谷雅也がゴール左へと流し込み、試合を決定づける4点目。中大は4失点目直後の80分、リスタートから一気に敵陣に攻め込むと、7番・髙岸憲伸のスルーパスに抜け出した42番・小島偉央がGKをかわしてゴールに流し込む。中大にとって、実に6試合ぶりのゴールとなったが、時すでに遅し。国士大が前節5失点の悔しさを払拭する4ゴールで勝利し、得失点差も五分に戻した。




桐蔭横浜大学 対 駒澤大学 @RKUフットボールフィールド


 3連勝を狙う桐蔭横浜大学(勝点16・暫定3位)と、こちらも前節の勝利に続く2連勝を目指す駒澤大学(勝点8・暫定6位)の一戦。

 試合序盤は、桐蔭大がボールを保持しながらゴールを狙うのに対し、駒大はロングボールを使いながら相手を押し込む展開となった。駒大はロングボールを桐蔭大3番・遠藤凌に何度も跳ね返され、なかなかシュートまで持ち込めない。一方の桐蔭大もロングボールを使いながら攻めようとするも、駒大の39番・鷹啄トラビスのプレスに跳ね返され、こちらもシュートまで持ち込めない。桐蔭大は15分、10番・鳥海芳樹が相手に寄せられながらもシュートを放つ。これが、この試合初めてのシュートとなった。駒大も25分、ゴールキックを40番・米谷拓海、7番・荒木駿太とつなぎ、最後は27番・島崎翔輝がゴールを狙うも、これは大きく枠を外れる。35分には、桐蔭大が4番・鍋田純志が6番・橘田健人とのワンツーからシュートを放つが、惜しくも右に外れてゴールとはならず。両チームチャンスはあったが、前半は決めきることができずスコアレスで終了した。

 後半の立ち上がりは、駒大が桐蔭大ゴールに迫った。50分、駒大は40番・米谷と12番・安元奨が立て続けにシュートを放ったが、これは桐蔭大GK1番・早坂勇希がファイン瀬^部。55分、桐蔭大の3番・遠藤からボールを奪った駒大7番・荒木がドリブルで持ち上がってクロスを上げるが、これも相手にクリアされてしまう。押し込まれる時間が続く桐蔭大だったが徐々にペースを取り戻すと、61分、ハーフウェーライン付近から10番・鳥海がロングパス。これを受けた8番・加々美登生が、中央にいる9番・松本幹太にボールを送ると、9番・松本は1トラップから左足のシュートを放つ。これがゴール左に決まり、桐蔭大が待望の先制点を挙げる。その後は一進一退の展開が続き、このまま試合終了かと思われた90+2分、再度スコアが動く。桐蔭大はコーナーキックを獲得すると、6番・橘田のキックを交代したばかりの13番・上田駿斗が頭で合わせる。一度は相手に防がれるものの、こぼれ球を再び13番・上田が右足で押し込み、終了間際に貴重な追加点。試合は2-0で桐蔭大が駒大を下し3連勝。今節は延期日程のため、早稲田大学の試合がないこともあり、2位に浮上を果たした。





 9月16日(水)17:30からは、延期となっていた第3節の順天堂大学と駒澤大学、第8節の法政大学と国士舘大学の試合が行われる。また、第11節は9月19日(土)に5試合が行われる。15:00から法政大学と中央大学、早稲田大学と慶應義塾大学、順天堂大学と国士舘大学の試合が行われ、17:30から明治大学と桐蔭横浜大学、駒澤大学と専修大学がそれぞれ対戦する。

 さあ、ついに前期リーグも最後の試合だ。現在首位の明大は、2位につける桐蔭大と対戦。ここで勝利できれば、首位の座をより強固なものにできる。一方の桐蔭大は明大との勝点差は「5」。ここで勝利できれば、勝点差を1ゲーム内として今季リーグ戦を折り返すことができる。絶対王者明大が勝利するのか、3連勝中で勢いに乗る桐蔭大が勝利するのか。見逃せない対戦となりそうだ。また第11節ではライバル校同士の伝統の一戦、早大と慶大の対戦が行われる。リーグ戦での"早慶戦"は実に4年ぶり。現在3位ながら、明大、桐蔭大から3試合少ない状態にある早大は、虎視眈々と首位の座を狙う。ここで慶大に勝利できれば、一気に首位の座を手繰り寄せることが可能だ。一方の慶大は宿敵早大に勝利し、上位グループに食い込むたいところだ。前期リーグ最終戦、勝利で飾って後期リーグに繋ぐことができるのはどのチームか。
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