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JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦・2部第10節マッチレポート

2020/09/18



 『JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』2部リーグ10節は、9月13日(日)に6試合が行われた。


産業能率大学 対 東京国際大学 @流通経済大学サッカー場


 現在2連勝中で、昇格権のある2位までを射点圏内に捉えるためにも勝点を重ねたい産業能率大学(勝点11・暫定4位)と、混戦状態から一歩抜け出して上位進出を狙いたい東京国際大学(勝点9・暫定7位)の一戦。

 産能大は3連勝をかけて、東国大は中位グループから抜け出すためにも負けられない試合。前半は互いビッグチャンスはなく、一進一退の攻防戦となった。中盤で激しい競り合いが繰り広げられるが、シュートのないまま時間だけが進む。しかし39分、産能大のセンターバック、18番・野澤陸が相手最終ラインの背後へとロングフィード。2列目から13番・田原廉登が抜け出してGK、1番・村上駿と一対一に。すると13番・田原は、前に飛び出してきた東国大GK、1番・村上の頭上を越すループシュートを決め、産能大が先制する。前半の東国大はシュート0本、産能大のシュートは1本とチャンスの少ない前半だったが、産能大が唯一ともいえるチャンスを得点につなげ、1点リードで折り返した。

 東国大は流れを変えるべく、ハーフタイムにチーム内得点ランキングトップタイの16番・関根琉楓に替え、同じくチーム内得点ランキングトップタイの11番・師岡柊生を投入。しかし、先にチャンスを迎えたのは産能大だった。55分、フリーキックを獲得すると、そのこぼれ球を13番・田原が拾い、19番・小野寺亮太へとパス。19番・小野寺は左足を振りぬくが、シュートはGKの正面。先制点を挙げたあと、なかなかチャンスを作れずにいた産能大は、64分に13番・田原に替え、世代別代表候補に抜擢された経験を持つ30番・川名連介を投入。また28番・菅原龍之助に替えて9番・石津駿斗を投入して打開をはかる。その後も攻撃の活性化を図り、両チーム交代カードを切るが、ともにゴールネットを揺らすことができず試合終了。前半の先制点を守りきった産能大が1-0で勝利した。
産能大はこれで3連勝。昨季の連勝記録を更新し、3位の関東学院大学まで勝点1差に迫った。一方、東国大は試合を通じてのシュートがわずか1本と、攻撃の低調を修正できなかった。


日本体育大学 対 神奈川大学 @流通経済大学サッカー場


 上位進出のために日本体育大学(勝点8・暫定8位)と前節の勝利を皮切りに連勝へと繋げたい神奈川大学(勝点7・暫定11位)の一戦。

 日体大は、序盤から持ち前のポゼッションサッカーで主導権を握り、8番・伊藤純也を中心にゲームを組み立てる。一方、神大は裏への長いボールを多用し、シンプルな攻撃でゴールに迫った。両チーム幾度となく決定機を迎えるが、GKのファインセーブなどもあり、得点には至らず。しかし、スコアレスで折り返すかと思われた45+2分にスコアが動く。右からのコーナーキックを得た神大は、15番・安田光希のキックを17番・安松元気が頭で合わせる。一度は日体大GK、21番・河畑光に弾かれたものの、こぼれ球を2番・高橋勇利也が頭で押し込み、神大が先制。前半終了間際のゴールで、試合は0-1の神大リードで折り返した。

 後半も日体大がポゼッションで攻め、神大がカウンターで攻めるという構図は変わらず、一進一退の攻防を繰り広げた。何としても1点返したい日体大は、64分に11番・大曽根広汰、65分に34番・佐多秀哉を投入し、攻撃のリズムを変えようとする。対する神大は、73分に16番・三輪翔真と25番・藤田雄士、75分に10番・渋谷拓海を一気に投入して前線からのプレスを強める。しかし、両チームともゴールネットを揺らすことなく、試合はアディショナルタイムに突入。すると90分+3分、日体大がコーナーキックを獲得。GKの21番・河畑までが攻撃に参加し、1点をもぎ取りに行ったが、ゴールを割ることはできずタイムアップ。両チーム激しい攻防戦を繰り広げたこの一戦は、神大が前半終了間際の1点を守り切り、前節に続く連勝で勝点3を手に入れた。


拓殖大学 対 明治学院大学 @RKUフットボールフィールド


 首位を勝点差1で猛追する拓殖大学(勝点19・2位)と、今節の勝利で下位を脱したい明治学院大学(勝点7・10位)の一戦。

 ともに前節を勝利しており、連勝をかけての対戦となった。試合は素早いパス回しで主導権を握る拓大に対し、明学大は堅い守備でボールを奪い、カウンターで攻める展開となった。

 前半は明学大の堅固なディフェンスを崩すために、拓大がサイドにパスを散らしながら幅を使ってチャンスを作る。なかでも右サイドバックの拓大2番・内山隆弘がサイドから積極的にクロスを配給するものの、明学大DFもこれをブロック。拓大は前半に5本ものシュートを放ちながら、明学大の守備をこじ開けることができない。一方の明学大はFWの32番・保土原大貴を中心に何度かゴール前へと攻め込むものの、結局はシュートを1本も打てないまま前半が終了した。

 拓大は、ハーフタイムにドリブルを武器とする28番・浅倉廉を投入。さらに攻撃に厚みをもたせて後半に臨んだ。すると58分、早速その効果が現れた。右サイドでパスを受けた拓大2番・内山が裏へとパスをとおすと、投入されたばかりの28番・浅倉がこのパスに反応。グラウンダーのクロスをゴール前に入れると、そこに10番・田中幸大が走り込んで右足のダイレクトシュートを流し込む。10番・田中の2試合連続ゴールで拓大が先制する。明学大は同点に追いつくべく、に攻撃の人数を増やして、反撃に出る。前節ゴールを決めた3番・森山翔が積極的にシュートを放つが、どうしても拓大のゴールを破ることができない。その後も、明学大は決定期を決めることができず、1-0のまま試合は終了。1点を守り切った拓大が3連勝を収めた。また第2試合で首位の流通経済大学が引き分けたため、ついに首位を奪還した。




流通経済大学 対 立教大学 @RKUフットボールフィールド


2位の拓殖大学を突き放し、首位を堅持したい流通経済大学(勝点20・1位)と、勝点3を積み上げて上位進出を目指す立教大学(勝点11・5位)の一戦。

 前半は両チームともにシンプルなパス回しや単調なロングボールによる展開に留まり、動きの少ない低調な滑り出しとなった。しかし36分、流経大は11番・満田誠がペナルティーエリア内に切り込むと、34番・丸山優太朗と連携してシュートをゴールに突き刺す。流経大が先制点を決め、試合は1-0で折り返しとなった。

前半に失点を喫した立教大だったが後半は立ち上がりから主導権を握り、21番・堀博昭のクロスや18番・桐蒼太のドリブルで流経大ゴールを脅かす。50分には、21番・堀の高速クロスを、10番・長谷川佳輝が右足で押し込み同点弾。立教大のこのゴールで試合は振り出しに戻った。その後は立教大が攻勢を増し、85分にコーナーキックを獲得。21番・堀の左からのキックに、2番・桂島直輝が頭で合わせ、ついに立教大が逆転に成功。しかし首位・流経大もここで意地を見せる。その直後の88分、途中出場の9番・加藤千尋が相手の背後に抜け出すと、キーパーとの一対一を冷静に沈め、すぐさま同点に追いついた。試合はほどなくしてタイムアップ。勝点1を分け合うこととなったが、勝ちが必要な両者にとっては手痛い引き分けとなった。




関東学院大学 対 日本大学 @RKUフットボールフィールド


 前節に今季初の連敗を喫し、悪い流れを断ち切りたい関東学院大学(勝点12・暫定3位)と、ここまでの9戦で8得点と、得点力不足に悩む日本大学(勝点8・暫定9位)の一戦。

 開始早々にスコアが動いた。関学大は6分、7番・大塚智也が高い位置でボールを奪うと、カウンターのチャンス。最後は9番・村上悠緋の左足のシュートが決まり、関学大が先制点を挙げる。しかし、その後試合のペースを握ったのは日大だった。セットプレーやカウンターから関学大ゴールへ迫るが、シュートには至らず、結局関学大が1-0でリードし、試合を折り返す。

 後半は一転、関学大が主導権を握る展開となった。まずは48分、関学大はコーナーキックを獲得。キッカーの8番・北龍磨のボールは、そのままゴールへと吸い込まれ、関学大が追加点を挙げる。63分には7番・大塚のシュートのこぼれ球を、9番・村上が押し込み、この日2点目となるゴールで3-0に。9番・村上は、このゴールで2部リーグ得点ランキングトップを独走する9得点目をマークした。さらにその直後の64分には、14番・北村椋太がスピードに乗ってサイドを突破。ゴール前で待っていた13番・大友千裕が、14番・北村からのパスに合わせて4-0と突き放す。流れを変えたい日大は70分に22番・中村健人、26番・橋田尚希、36番・溝口寛人の3人を一気に投入。すると日大は78分、35番・西山蓮平が相手2人をかわして右サイドを突破。マイナスのボールを22番・中村が決めて1点をもぎとる。交代カードが功を奏して4-1とした日大だったが、84分、関学大は巧みなパスワークで前がかりになっていた日大のプレスをいなし、13番・大友にボールを出す。13番・大友は冷静に相手ディフェンスをかわし、ゴールネットを揺らして勝負あり。再び4点差とすし、5-1のスコアで日大を下した。大差をつけられながらも次につながる終わり方をしたい日大だったが、シュート数は試合通してわずか2本に終わった。関学大は大量5得点で3位をキープ。対する日大は攻守両面に課題が残る結果となった。




東洋大学 対 青山学院大学 @RKUフットボールフィールド


 攻守が噛み合わずここ5試合は勝利から遠のいている東洋大学(勝点9・暫定6位)と、ここまでわずか1勝、複数失点が続き3連敗中の青山学院大学(勝点5・暫定12位)の一戦。

 不調にあえぐ両チームだが、結果的には青学大の守備面での課題が浮き彫りになる試合となった。試合は3分、東洋大の11番・野本幸太がボールを奪うとそのままシュート。東洋大が開始早々にゴールネットを揺らし、幸先よく先制する。東洋大はその後もボールを保持しつつ後方からパスを繋ぎ、サイドから敵陣へと攻め込む。対する青学大は守備の時間が長くなり、思うような形で攻撃を組み立てることができない。シュート数もわずか2本に抑え込まれ、結局1-0と東洋大リードのまま前半を終えることとなった。

 後半も主導権を握ったのは東洋大だった。まずは48分、16番・前田泰良がドリブルで抜け出すと、左足でループシュート。自身の逆足から放たれたシュートは、青学大GKの21番・千綿友の頭上を越えてゴールへ吸い込まれる。さらに60分にも16番・前田が好機を演出。16番・前田が前線に送ったパスを14番・横山塁がダイレクトで流し込んで3点目。リードを3点差に広げた。まず1点を返したい青学大は64分、これがリーグ戦初出場となる31番・新玉瑛琉を投入。すると65分、カウンターのチャンスに14番・小澤秀充がドリブルで仕掛け、カットインしてシュート。これが相手DFに当たり、コースが変わるってゴールへと吸い込まれる1点を返した青学大は74分に7番・小畑慶太郎、22番・加藤蓮、79分にはセンターバックの35番・西島隆斗に代えて16番・鈴直樹をピッチへと送り込む。そのまま追加点を重ねたいところだったが、次の1点を決めたのは東洋大だった。90分、11番・野本が左サイドからクロスを上げると途中出場の29番・室井彗佑がヘディングシュート。29番・室井のリーグ戦初ゴールで試合を決定づけると、アディショナルタイムに突入した90+6分にはフリーキックを獲得。16番・前田のボールを5番・市原亮太がファーサイドから折り返すと、最後は途中出場の17番・中村勇太がシュート。ダメ押しの5点目を決めてスコアを5-1にすると、これがラストプレーとなり試合は終了。東洋大学は8月2日の第5節、流通経済大学戦以来の勝利となり、順位をひとつ上げて5位に。一方の青学大は2試合連続5失点で最下位脱失とはならなかった。





 9月16日(水)15:00からは延期となっていた第2節の東洋大学と神奈川大学、第3節の産業能率大学と青山学院大学、17:30から第3節の関東学院大学と明治学院大学の試合が行われる。また、第11節は9月20日(日)に6試合が行われる。15:00から関東学院大学と東京国際大学、日本大学と青山学院大学、産業能率大学と神奈川大学の試合が行われ、17:30から東洋大学と立教大学、流通経済大学と明治学院大学、日本体育大学と拓殖大学がそれぞれ対戦する。

 今節、拓大が明学大に勝利し、流経大が引き分けたことで、拓大が流経大を勝点で上回って首位に浮上した。拓大は次節の日体大に勝利すれば、首位のまま前期リーグを終えることができる。とはいえ、首位拓大と2位流経大の勝点差はわずか「1」。流経大も次節こそ明学大相手に勝利し、首位の座を狙う。はたして首位でリーグ戦を折り返すのはどちらのチームになるのか。首位を巡る熱い戦いから目が離せない。また現在最下位の青学大は、10位の日大と対戦。その勝点差は「2」。勝てば最下位脱出も可能だ。前期リーグもこれで最終戦。勝利で後期リーグを迎えることができるのは、どのチームか。
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