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JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦・2部第7節マッチレポート

2022/06/13


 『JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』2部リーグ第7節は、5月29日(日)に全6試合が行われた。


立正大学 2-1 関東学院大学


 今季初勝利を目指す立正大学(勝点1・暫定12位)と、前節で首位の慶應義塾大学に勝利し2連勝で波に乗りたい関東学院大学(勝点7・暫定8位)との一戦。

 初めにチャンスを掴んだのは立正大。2分、7番・青島太一がペナルティーエリア外からミドルシュートを放つが、このシュートは関学大GK12番・出口貴也に阻まれる。だが、このシュートで立正大はコーナーキックを獲得。8番・榊原杏太が蹴り入れたボールは、またしても関学大GK12番・出口がキャッチ。関学大は得点を許さない。その関学大は5分、相手のファールからフリーキックを獲得。しかし10番・狩野海晟のキックは大きく枠を外れてしまう。互い決定機を生み出せないままスコアレスで前半が終了する。

 後半、最初のチャンスを生み出したのは関学大だった。51分、7番・岩本ルナが左サイドからクロスをあげる。これに11番・大友千裕が折り返し、ペナルティーエリア中央で10番・狩野がダイレクトでシュートを放つ。シュートは枠を捉えたものの、立正大GK1番・杉本光希が反応。スーパーセーブでゴールを許さない。関学大はその後も立て続けに攻撃を試みるが、集中力を切らさない立正大ディフェンスラインに阻まれてゴールならず。対する立正大も次第に攻撃のリズムもつかみ始め、56分に関学大のパスミスを13番・青野翔太が拾い、7番・青島へ。7番・青島が入れたクロスに、詰めてきた16番・望月勇伸がヘディングで押し込んで立正大が先制する。ボールを繋ぐ立正大に対し、前から激しくボールを奪いにいっていた関学大だが、60分にアクシデントが発生。フリーキックに反応した関学大GK12番・出口が相手選手と接触。地面に頭から落ちたことで意識不明となってしまい、試合は一時中断に。関学大GK12番・出口は無事、意識を取り戻したが、プレーを続行することはできずに、1番GK・周参見剛と交代。一時中断からや約30分後に試合が再開となった。すると70分、関学大は2番・野末学から10番・狩野へとボールが渡る。ボールを受けた10番・狩野はドリブルでボールを運び、ペナルティーエリア内でシュートを放つ。これは相手DFに弾かれたものの、こぼれ球に反応した14番・柳陸斗がシュートを流し込み得点。関学大が同点に追いつく。このまま関学大が勢いに乗ると思われたが、立正大もすぐさま反撃に出る。立正大は72分、16番・望月がボールを奪うと、サイドを走る7番・青島へとパスを送る。青島が中央に入れたクロスは相手DFに弾かれるが、こぼれ球に16番・望月が反応。冷静に放ったシュートは、関学大GK1番・周参見が触れたものの、コースを変えることが出来ずネットを揺らした。立正大は、16番・望月の先制点に続くゴールで勝ち越しに成功。その後も幾度となく関学大の攻撃を断ち切って試合終了。立正大が1点差を守りきり、今季初勝利を飾った。

 16番・望月の2ゴールにより初勝利を挙げた立正大学。延期試合を完全に消化していない分、ここからは連戦が続くが、連勝すれば上位浮上の可能性も。一方、連勝を目指した関学大だったが、波に乗り切れず黒星を喫した。


慶應義塾大学 3-2 日本大学


 首位を走る慶應義塾大学(勝点10・暫定1位)と、勝利を掴み上位進出に勢いをつけたい日本大学(勝点6・暫定10位)の一戦。

 激しいゴールの奪い合いとなったこの試合。先にスコアを動かしたのは日大だった。18分、36番・植木颯からのパスを受けた24番・新井爽太が中へクロス。それを11番・熊倉弘達が左足でゴール右隅へシュートを流し込み、日大が先制点をあげる。同点に追いつきたい慶大は27分、10番・齊藤滉が相手陣地でボールをカットすると、流れたボールに27番・熊澤維吹が反応。左足でシュートを放ち、ゴールネットを揺らす。一瞬の隙を逃さなかった慶大が同点に追いつくが、その1分後、再び試合が動いた。28分、日大の5番・青木駿人が放ったロングパスは相手ディフェンスにクリアされるものの、それを24番・新井がカットし、11番・熊倉へ。11番・熊倉は切り返して相手DFをかわすと、そのまま右足を振り抜いてシュート。相手GKが触れたものの、ボールはそのままゴールへ。その後も両チームの攻守が続いたが、1-2と日大リードで前半を終えた。

 慶大は、後半に入ると20番・内藤豪、29番・茅野優希、18番・廣田尚の3人を次々と投入。するとこの采配が的中する。61分、18番・廣田が一気に右サイドから駆け上がり14番・田村祐二朗へとパス。14番・田村が相手GKを引き寄せて上げたクロスに、29番・茅野が合わせて右足でシュート。これが決まり、試合を振り出しに戻った。さらにその2分後の63分、慶大は3番・川野太壱がドリブルでゴール前まで持ち運んでラストパス。このボールに反応した18番・廣田が、シュートをゴールに突き刺し、慶大が逆転に成功する。その後、日大はコーナーキックで追加点を狙うが、慶大GK21番・根津拓斗がゴールを許さない。試合は3-2のまま終了し、逆転勝ちした慶大が首位をキープした。


東京学芸大学 0-1 中央大学


 連勝して勝点を積み上げたい東京学芸大学(勝点9・暫定4位)と、上位対決を制して首位に立ちたい中央大学(勝点9・暫定2位)の一戦。

 同じ勝点9で並ぶ両チームの試合は、序盤から中大ペースで進んだ。中大は11番・山﨑希一と10番・平尾拳士朗を攻撃の軸に東学大ゴールを脅かす。対する東学大は低い位置にブロックを作り、ボール奪取からチャンスをうかがう。一進一退の攻防が続く中、最初の決定機は東学大に訪れた。左サイドに開いた東学大2番・高橋克明のクロスを、中央に走りこんだ19番・久保太輔が頭で合わせるが、シュートはわずかに枠を外れる。その後は中大もチャンスを作るが、東学大のGK1番・栗原巧太郎の好セーブに阻まれて得点には繋がらない。前半は両チーム無得点のまま終了した。

 後半は立ち上がりからいきなり試合が動いた。48分、中大はコーナーキックを獲得。7番・田邉光平が入れたキックを、31番・大桃伶音が打点の高いヘディングでゴールへ突き刺し先制点をあげる。一方の東学大は、スピードのある突破が持ち味の29番・五十嵐功と、関東リーグ初出場の25番・長澤康汰を投入し、攻撃の活性化を図る。しかし、中大の連動した守備を前に、決定機を作ることができない。試合終盤、激しいプレーの連続で拮抗した試合展開となったが、スコアが動くことはなく試合終了。

 勝点9同士の直接対決を制した中大が、首位追走に大きな勝点3を得た。一方の東学大は、上位進出に向けて痛い敗戦となった。


日本体育大学 1-0 明治学院大学


 勝利し上位浮上を狙う日本体育大学(暫定5位・勝点8)と、今季初の連勝を目指して勢いに乗りたい明治学院大学(暫定7位・勝点7)の一戦。

 試合は立ち上がりから日体大が主導権を握る展開となった。日体大はヴァンフォーレ甲府内定の10番・三浦颯太を起点にゴールを狙い、23分には、その10番・三浦がボールをキープ。ペナルティーエリア付近で待ち構えていたキャプテンの9番・土佐陸翼にパスを送ると、9番・土佐は相手選手をかわしてゴール近くの26番・宮木優一へ。26番・宮木が右足で振り抜いたシュートがゴールに突き刺さり、日体大が先制点を挙げる。その後も日体大は、期待のルーキー38番・赤井ウェズリー景太が4本のシュートを放つなどして圧倒的な存在感を見せるが、惜しくも得点には至らず。終始日体大ペースのまま前半は終了した。

 1点を追う明学大は、後半開始から25番・中井颯人をピッチへ送り出す。その25番・中井は、得意とするドリブルで左サイドを駆け上がってゴール近くまで迫るが、日体大の3番・オボナヤ朗充於に阻まれ、なかなかチャンスを作れない。その後も、明学大は日体大の強固な守備を破ることができず、1-0で試合終了。

 前半の1点を守り抜いた日体大が勝利を手にし、3位に浮上。慶應義塾大学と勝点2差と首位を射程圏内に捉えた。対する明学大は勝点を伸ばすことができず、8位に後退した。


東海大学 2-0 青山学院大学


 今季3勝目を挙げ上位争いに食い込みたい東海大学(勝点6・暫定9位)と、3週間ぶりの試合に勝利し首位奪取を狙う青山学院大学(勝点9・暫定3位)の一戦。

 両チームとも、序盤からスピード感のあるサッカーを展開。ロングボールが多用される立ち上がりは東海大がペースをつかんだが、徐々に試合が落ち着きはじめた7分には青学大に茶ナス。5番・鈴直樹のフリーキックから22番・新玉瑛琉が頭で合わせるが、得点には至らない。すると東海大は、前線へのロングボールや17番・桑山侃士をターゲットにしたロングスローで再び主導権を握る。だが、東海大も得意のロングスローから8番・堤太陽、2番・長江皓亮、9番・藤井一志とパスを繋げながらも得点ならず。両チームチャンスを作りながらも、スコアレスで試合を折り返した。

 試合が動いたのは後半開始早々の47分。青学大のクリアボールに東海大7番・西山拓実が反応。ダイレクトシュートがゴールに突き刺さり、東海大が先制する。反撃に出たい青学大は53分、10番・比留間輝が相手のパスミスを逃さず、ボールを奪取。ドリブルからシュートを放つが得点とはならず。一方の東海大も攻勢を強め、62分には17番・桑山がドリブルで仕掛け、サイドライン際の攻防から抜け出す。そしてハーフウェーライン付近から放ったロングシュートは、青学大GKの頭上を越してゴールへと吸い込まれる。17番・桑山の鮮やかなロングシュートで東海大がリードを2点に広げた。追う青学大は立て続けに交代選手を投入。巻き返しを図るも、東海大の固い守備の前にゴールまでボールを運ぶことができない。一矢報いたい青学大は一層攻撃に人数を割くが、東海大も最後まで集中を切らさず守りき、2-0で試合終了。

 東海大は今季3勝目を手に、9位から4位へと大きくジャンプアップ。上位グループへの足がかりとなる大きな勝利となった。青学大は2連敗で6位に後退。首位グループと差が開く結果となった。


産業能率大学 0-2 城西大学


 3連勝で位進出を狙う産業能率大学(勝点7・暫定6位)と、今節こそ初白星をあげたい城西大学(勝点2・暫定11位)の一戦。

 両チームチャンスを作れないまま迎えた16分。城西大は後方からのロングフィードに18番・吉川元輝が抜け出すが、ペナルティーエリア付近で産能大3番・小山田賢信に倒される。さらにこのプレーが決定的な得点機会の阻止と判定され、産能大の3番・小山田は退場に。その後のフリーキックは防いだ産能大だったが数的不利な状況の中で押し込まれる展開が続いた。反撃の糸口を見つけたい産能大は、前半終了間際に9番・菅原龍之助がゴール前に抜け出して左足でシュートを放つ。だがこれは枠を捉えきれず、両チーム得点を奪えないまま前半を終えた。

 後半、城西大は24番・松﨑瑞樹、11番・磯貝飛那大を中心に右サイドからチャンスを作る。すると62分、11番・磯貝の正確なクロスに18番・吉川元輝がヘディングで合わせて城西大が先制する。このゴールを機に、試合は終始城西大がペースに。76分には、コーナーキックから相手のクリアボールを拾った2番・村田祥史のクロスに、途中出場1年生ルーキーの34番・佐藤遼がヘディングで合わせて追加点。城西大が0-2とリードを広げる。反撃に出たい産能大は前線にボールを送り続けるが、シュートまで持ち込むことができず試合終了。

 城西大学が待望の今季初勝利。一方、産能大は連勝が2でとまり上位進出とはならなかった。




 暫定首位を走る慶應義塾大学は終了間際に逆転に成功し、暫定首位をキープ。勝点9で並ぶ東京学芸大学と中央大学の対戦は、1点を守り切った中大が勝利。慶大との勝点差を1に縮めた。日本体育大学は明治学院大学に勝利し暫定3位に。また、青山学院大学に勝利した東海大学は、9位から4位に浮上。上位をうかがう新たな"台風の目“となった。
一方、立正大学は関東学院大学に、城西大学は産業能率大学にともに勝利を収め、待望の今季初勝利を挙げた。これで2部リーグは未勝利のチームはなく、また無敗のチームもない状況となっている。

 大混戦状態の2部リーグ。上位との勝点差は未だ小さく、「勝点3」で一気に上位進出を狙える状況だ。6月1日(水)には未消化の延期試合が予定されており、結果次第では順位に大きな変動が起こる可能性は多分にあるだろう。激しい上位争いが続く2部リーグにこれからも目が離せない。

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