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JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦・1部第1節マッチレポート

2022/05/26


 『JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』1部リーグ第1節は、5月22日(日)に延期分の1試合を行った。


法政大学 2-1 東洋大学


 開幕から2連敗。苦しいなかで、今節こそ勝点3を掴み取りたい法政大学(勝点0・暫定12位)と、直近の試合では後半アディショナルタイムに逆転ゴールを許した東洋大学(勝点9・暫定4位)の一戦。

 両チームの公式戦での対戦は、昨年度の総理大臣杯決勝以来。久しぶりの一戦は、しかし試合序盤から動きをみせた。6分、東洋大は9番・室井彗佑が左サイドの14番・井上怜にボールを送ると、14番・井上がドリブルでゴール前までボールを運び、浮き球のパス。このボールが相手DFのオウンゴールを誘い、東洋大が先制する。さらに28分、東洋大は鮮やかなパスワークから10番・前田泰良がシュートを放つが、これは法大GK21番・近藤壱成が弾いて得点を許さない。その後は両チームゴールネットを揺らすことは出来ず、0-1のまま前半終了。

 後半に入ると、法大は拮抗した展開を変えようと、58分に25番・吉尾虹樹、22番・久保征一郎のふたりを、71分には14番・萩野滉大を投入する。するとこの交代から法大が流れを掴み始める。78分、左サイドでボールを持った7番・若林龍がドリブルで仕掛け、ゴール前に詰めていた19番・髙橋馨希へとラストパス。19番・髙橋がこれを冷静に決めて、法大が同点に追いつく。法大は続く82分、6番・佐野陸斗のコーナーキックを22番・久保が頭でおとし、14番・萩野がヘディングシュート。ボールはクロスバーに阻まれるが、そのこぼれ球を20番・白井陽貴が押し込んで追加点。法大が逆転に成功する。なんとしても追いつきたい東洋大は、その後猛攻を仕掛けるが、法大も集中した守りを見せ2-1のまま試合終了。

 法大は、開幕から3連戦という厳しい状況の中、待望の今季初勝利を掴み取った。対する東洋大は、2戦連続で先制からの逆転負けという結果に。次戦でこの悪い流れを断ち切れるか。



 4月2日(土)、3日(日)に、『JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』1部リーグが開幕した。昨季の1部リーグは、最終戦まで優勝チームが決まらない激戦となった。最終戦では2部リーグから昇格した流通経済大学と、3連覇を狙う明治大学が直接対決。結果、流経大が逆転勝利をもぎとり、1部復帰したその年での優勝を成し遂げた。今季は2部から昇格した東京国際大学と東洋大学も参戦。連覇を狙う流経大、そしてインカレ王者の駒大などの有力チームが今季も王座を懸けたレースを戦う。


流通経済大学 0-7 桐蔭横浜大学 @味の素フィールド西が丘


 連覇を目指す流通経済大学(昨季1部リーグ1位)と昨季は下位に甘んじながらも主力選手が多く残りチームの完成度が高い桐蔭横浜大学(昨季1部リーグ9位)の一戦。

 両チーム立ち上がりから高いレベルでのパス交換でチャンスを作る。開幕戦に相応しいレベルの高い攻防が繰り広げられる中、26分に試合が動いた。桐蔭大の2番・羽田一平が右サイドからクロスを上げると、これをペナルティーエリア内中央で9番・山田新がフリーで受けると、ゴール前の16番・左部開斗へマイナスのパス。16番・左部が落ち着いて決め、桐蔭大が幸先よく先制する。桐蔭大は続く28分にも、10番・水野颯太がドリブルからパス。これが相手DFに当たり、跳ね返ったボールを15番・楠大樹が押し込んで追加点。桐蔭大はわずか2分間で2点を奪い、リードを広げる。反撃に出たい流経大は14番・熊澤和希や10番・齊藤聖七が起点となりゴール前に迫るが、決定機を作ることはできず、0-2で試合を折り返した。

 後半も流れは変わらず桐蔭大に。51分、コーナーキックから3番・中野就斗がヘディングで送ったボールに9番・山田が反応し3点目。流経大の集中が切れ始めた64分には、15番・楠が2得点目となるゴールを押し込んで0-4に。桐蔭大はその後も追撃の手を緩めることなく、71分には10番水野、85分・88分には途中出場の33番・久永瑠音、14番・白輪地敬大のゴールも飛び出し、終わってみれば0-7。圧巻のゴールショーで桐蔭大が勝点3を獲得。連覇を目指す流経大にとっては手痛いリーグスタートとなった。




駒澤大学 1-2 拓殖大学 @味の素フィールド西が丘


 昨季リーグ戦では惜しくも準優勝に終わり、今年こそ優勝を果たしたい駒澤大学(昨季1部リーグ2位)と、昨年以上の成績を目指すためにも、自分たちの繋ぐサッカーで開幕戦勝利を目指す拓殖大学(昨季1部リーグ10位)の一戦。

 開始直後の3分に試合が動いた。駒大はペナルティーエリア付近でフリーキックのチャンスを得ると、開幕戦デビューを果たしたルーキーの33番・小林栞太がキッカーに。左足で放ったボールは、鮮やかな弧を描きゴール右上へと吸い込まれる。33番・小林の鮮烈なデビューゴールで、駒大が早々に先制点を挙げる。早い時間帯に失点した拓大だったが、すぐに落ち着いて自陣からパスを繋ぎ、14番・浅倉廉を経由して駒大ゴールへと迫る。先制後は拓大にペースを握られていた駒大だが、前線からの激しいプレスと主将の5番・相澤佑哉を中心としたディフェンスにより拓大にゴールを許さず、次第に自分達の試合運びに。だが、拓大も主将の6番・山下諒時を中心にゴールを守りきり、駒大に追加点を許さない。両者拮抗した展開のまま、駒大が1点リードで試合を折り返した。

 同点に追いつきたい拓大は後半開始早々、途中交代の18番・三浦敏邦がコーナーキックのチャンスを獲得。これは駒大に守られるが、後半開始早々のコーナーキックで拓大がペースを掴み、相手陣地でボールを支配し始める。すると60分、再びコーナーキックのチャンスを掴んだ拓大は、7番・鏑木瑞生のキックからチャンスをつかむ。拓大はセカンドボールを拾って上げたクロスに5番・岸本駿朔が絶妙のタイミングでGKに競り勝つと、頭で合わせて同点に追いつく。同点に追いつかれた駒大は、直後に19番・松本ケンチザンガを投入。前線にボールを送る回数を増やすが、シュートまで持ち込むことができない。両者譲らぬ展開となったが、拓大は78分、駒大DFの一瞬のミスを見逃さなかった。途中出場の18番・三浦は相手DFからボールを奪うとフリーで疾走。GKとの一対一を冷静に流し込み追加点。試合終盤で拓大が逆転に成功する。その後は駒大の怒涛の反撃を仕掛けるものの、拓大はディフェンスラインが体を張って守りタイムアップ。1-2で拓大が逆転勝利を収めた。昨年は開幕戦で惜敗を喫した拓大だが、今季は同会場で見事な開幕勝利。対する駒大は開始早々に先制しただけに、悔しい敗戦となった。




明治大学 0-4 東京国際大学 @県立保土ケ谷公園サッカー場


 3連覇を目前で逃した昨季。初戦を着実に勝利し、タイトル奪還を目指す明治大学(昨季1部リーグ3位)と、4季振りの1部リーグの舞台、初戦を勝利して勢いをつけたい東京国際大学(昨季2部リーグ1位)の一戦。

 前半から試合を優位に進めたのは東国大だった。柏レイソル内定の10番・落合陸を中心に攻撃を組み立てて明大ゴールに迫る。試合が動いたのは31分、ボールを繋いだ東国大は、9番・佐川洸介がペナルティーエリア内まで運ぶと、相手のファウルを誘発してペナルティーキックを獲得。キッカーの10番・落合が、右足を振り抜いてゴール左隅に先制点を決める。勢いに乗った東国大にまたもやチャンスが訪れたのは34分。15番・村木龍晟が右サイドからクロスを上げると、それを受けた6番・熊坂光希が中央にボールを落とす。そこに走り込んできた10番・落合がダイレクトでシュート。10番・落合のこの日2点目となるゴールを決め、東国大がリードを広げる。対する明大も前線へボールを送り込むなど反撃にかかるが、東国大DFに阻まれてチャンスをものにできない。明大は得点を奪えないまま、0-2で前半は終了。

 だが、後半は明大が徐々にリズムをつかんでゴール前まで迫る回数を増やす。明大は56分、20番・太田龍之介を投入。攻撃の活性化を試みるが、粘り強い東国大DFを前になかなかゴールをこじ開けることができない。逆に65分には、またもや東国大がチャンスを得点に結びつける。ハーフウェーライン付近で直接フリーキックをエルと、キッカーの17番・板倉健太がペナルティーエリア付近にロングボールを入れる。すると、これを11番・師岡柊生が、相手DFを背負いながらも絶妙な位置に落とし、フリーだった9番・佐川が右足を振り抜く。ボールは相手ディフェンダーに当たったものの、そのままゴールへと吸い込まれる。3点をリードされあとがない明大は68分、14番・熊取谷一星と2番・福田心之助を同時に投入し、試合の流れを変えようとする。明大は10番・佐藤恵允、20番・太田、33番・藤森颯太を中心にゴール前まで迫るが、得点にはつながらずアディショナルタイムに突入。試合終了間際の90+3分には東国大がまたもや追加点。88分に途中交代で入った、29番・古澤ナベル慈宇が左サイドを駆け上がり、中央にクロスを上げる。これを中央で受けたのは、こちらも90分に途中交代で入ったばかりの18番・尾崎岳人。冷静にゴールへと流し込み、東国大がダメ押しとなる4点目を決めて勝負あり。昨季1部リーグ3位の明大と昨季2部リーグ優勝の東国大の一戦は、4得点を奪った東国大が勝利で4年ぶりの1部の舞台で白星スタートを切る結果に。一方、優勝候補の明大は、苦しい幕開けとなった。


早稲田大学 0-0 筑波大学 @第一カッターフィールド


 天皇杯東京都予選学生系で敗れた悪い流れを断ち切り、開幕戦を勝利で飾りたい早稲田大学(昨季1部リーグ5位)と、初戦で勝点3を掴みスタートダッシュを成功させたい筑波大学(昨季1部リーグ6位)の一戦。

 試合は序盤から両チーム譲らない、拮抗した展開が続いた。最初にチャンスを作ったのは早大。23分、11番・西堂久俊が左サイドで相手をかわすと、ゴール前にクロス。これに走り込んだ28番・丹羽匠がダイレクトで合わせるが、筑波大GK1番・高山汐生の好セーブで得点には至らない。すると今度は筑波大が好機を演出する。32分、11番・和田育がDFをかわしてシュートを放つも、こちらも早大GK、1番・ヒル袈依廉のセーブにより得点を阻まれる。筑波大はその後に得たフリーキックで、この試合が関東リーグデビューとなるルーキー、28番・諏訪間幸成があげたボールに5番・林田魁斗が頭で合わせるも、これはクロスバーに嫌われる結果に。両チームチャンスはあるものの決められず、スコアレスで試合を折り返した。

 後半も両者一歩も譲らずゴールネットが揺れることはないまま。79分、筑波大は途中出場の9番・庄司夢ノ介がシュートを放つが、早大の体を張った守備で得点にはつながらない。対する早大も前後半ともにシュート2本ずつと、なかなか決定機を演出することができない。結局0-0のまま試合は終了。今季開幕戦は、無得点のまま両者勝点1を分け合う結果となった。


国士 舘大学 1-2 順天堂大学 @第一カッターフィールド


 シーズン前の好調を維持しリーグ戦でも開幕戦勝利を収めたい国士舘大学(昨季1部リーグ7位)と、昨季は堀池監督体制で初めてとなる全国大会出場を逃し、原点回帰を掲げる順天堂大学(昨季1部リーグ8位)の一戦。

 最初に均衡を破ったのは順大だった。18分、右サイドから9番・岩井琢朗がペナルティーエリア内にボールを持ち込むと、グラウンダーの鋭いクロスを入れる。それを、開幕スタメンを勝ち取ったルーキー、38番・竹腰智也が左足でゴールに流し込み、順大が先制点を挙げる。その後は、両チーム大きなチャンスを作れず、順大がリードして前半を終えた。

 後半に入ってもなかなかチャンスを作れない国士大だったが、71分にコーナーキックを獲得。10番・棚橋尭士のキックを15番・綱島悠斗が頭で合わせて同点に追いつく。試合は1-1のまま終盤に突入。このままドローで終了かと思われたが、86分、順大は左サイドで途中出場7番・桂陸人が縦パスを仕掛ける。これを受けた27番・高貫太瑛がペナルティーエリア内まで持ち込むが、国士大DFに倒されてペナルティーキックを獲得。このチャンスを10番・塩浜遼が冷静に決め、順大が再びリードを奪う。国士大も最後まで果敢にゴールに迫るが、追加点を挙げることはできず、1-2のまま試合終了。怪我人などの主力離脱で苦しいスタートを切った順大だったが、チーム一丸の攻撃で貴重な勝点3を獲得した。



 王者・流経大が衝撃的な大敗を喫して始まった今季1部リーグ。ほかにも、王座奪還を狙う一昨年王者の明大も昇格組の東国大に完敗するなど、昨季の上位3大学が揃って敗れる波乱の結果に。一方、昨季下位に沈んだ順大、桐蔭大、拓大は白星発進。昨季は2部の東国大も快勝を収めるなど、いわゆる“下位組”の躍進が目を惹く。まさに群雄割拠の時代の到来を知らせるような開幕戦となった。

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