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JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦・2部第4節マッチレポート

2022/05/13


 『JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』2部リーグ第4節は、5月8日(日)に延期分の1試合を行った。


慶應義塾大学 2-2 城西大学


 直近の試合で勝利し首位に再浮上した慶應義塾大学(勝点9・暫定1位)と、ここまで1敗1分と厳しい戦いを強いられている城西大学(勝点1・暫定11位)の一戦。

 最初にチャンスを迎えたのは慶大だった。15番・角田惠風が右サイドからドリブルでペナルティーエリア内に侵入。左足を振り抜くが、シュートは惜しくもバーを叩く。試合が動いたのは20分。慶大は14番・田村祐二朗のフリーキックを、5番・牧野晋作、3番・川野太壱と繋ぎ、2番・山口紘生が押し込んで先制する。追いつきたい城西大は攻勢を強めるが、慶大の堅い守備に阻まれてチャンスを作ることができない。前半は1-0と慶大リードのまま終えることとなった。

 後半に入ると、追う城西大がペースをつかんだ。53分、城西大は6番・田中彩斗が相手のクリアボールを拾いクロスを入れる。それを10番・浅賀凱斗がヘディングで折り返すと、18番・吉川元輝が右足で押し込み、城西大が同点に追いつく。城西大はさらに55分、直接フリーキック流れから、またしてもクリアボールを拾う。18番・吉川がドリブルで運んでクロスをあげると、6番・田中が折り返す。最後は24番・松﨑瑞樹が左足で合わせ逆転に成功。その後は城西大が流れを掴み、慶大を押し込む展開に。試合はアディショナルタイムに突入。このまま城西大が逃げ切るかと思われたが、慶大も最後まで粘り強く戦う。90+4分、慶大はコーナーキックを獲得。すると14番・田村がゴール前に入れたボールを、2番・山口が右足で合わせて2-2に。土壇場で慶大が同点に追いつき、タイムアップとなった。

 試合は2-2で終了。両チーム勝点1を分け合う形となった。慶大にとっては単独首位を決める大きな勝点1。一方の城西大は、目の前で2勝目を逃す悔しい勝点1となった。





 『JR東日本カップ2022 第96回関学大学サッカーリーグ戦【前期】』2部リーグ第4節は、4月17日(日)に延期分の1試合を除く5試合が行われた。


関東学院大学 0-2 東海大学


 初勝利を挙げて勢いに乗りたい関東学院大学(勝点0・暫定11位)と、こちらも未だ勝ちがなく、勝点3が欲しい東海大学(勝点2・暫定7位)の一戦。

 試合は序盤から、東海大が前線からのハイプレスで関学大のポゼッションを封じてペースをつかんだ。しかし、最初のチャンスは関学大。30分、左サイドから19番・後藤佑太がクロスを上げると、ファーサイドにフリーで待っていた13番・土井紅貴が右足一閃。だが、これは惜しくもゴール左に逸れ得点にはつながらない。一方、東海大も39分に決定機を迎える。コーナーキックを獲得した東海大は、7番・西山拓実の精度の高い左足から5番・鈴木颯太がヘディングで合わせるが、これはクロスバーを直撃。その後も東海大が得意とするセットプレーや、ロングスローなどで関学大ゴールに迫るが、得点を決めることはできない。結局、両チーム0-0のまま試合を折り返した。

 後半も前半同様、東海大が主導権を握る展開となった。ようやく試合が動いたのは55分。東海大は7番・西山がゴール前にフリーキックを入れると、そこに2番・長江皓亮が飛び込みダイビングヘッド。これが決まり東海大が先制する。先制の勢いに乗った東海大は62分、前線からハイプレスをかけ、17番・桑山侃士が相手GKのパスをカット。そのままシュートを放ち、追加点を挙げて2-0に。関学大を突き放した。追う関学大は2番・野末学、10番・狩野海晟、13番・土井を中心に攻撃へとつなげようとするが、東海大の16番・吾妻駈を中心とした堅い守備に阻まれてしまう。
試合は0-2でタイムアップ。後半に挙げた2点を守りきった東海大が、今季初勝利を収めた。一方の関学大は今節も無得点に終わり初勝利とはならなかった。


立正大学 1-2 産業能率大学


 昨季は1部リーグ11位で降格し、4年ぶりとなる2部リーグでの初戦を迎える立正大学(昨季1部リーグ11位)と、今季リーグ戦での初勝利が欲しい産業能率大学(勝点1・暫定9位)の一戦。

 先にチャンスを作ったのは、新型コロナウイルスの影響でこれが開幕戦となる立正大だった。12分、ペナルティーエリア付近で23番・板橋幸大がカットインのドリブルからクロス。それに24番・新井成志郎がヘディングで合わせる。しかし、これはクロスバーの上へ。さらに立正大は20分、4番・井上竜太のアーリークロスに反応した13番・青野翔太が、ファーストタッチで相手をかわしてペナルティーエリアに侵入。フリーでシュートを放つが、ボールは相手GKの正面に。序盤から多くのチャンスを作った立正大だが、得点を取り切ることができず、試合の流れは次第に産能大に。産能大は9番・菅原龍之助と10番・城定幹大を起点として攻撃を展開。すると24分、10番・城定がクリアボールを拾い、8番・有馬和希へとパス。8番・有馬がダイレクトでゴール前にボールを送ると、9番・菅原がワンタッチシュートでゴールネットを揺らす。先制点で勢いに乗った産能大は36分、29番・杉山佳宏がペナルティーエリア付近でボールを収め、2番・鳥海昴へ。10番・城定がタイミングよく抜け出してディフェンスラインの背後に入ると、それを見逃さなかった2番・鳥海が10番・城定へワンタッチパスを入れる。これを10番・城定が左足で流し込み、産能大が追加点。産能大が2点リードで前半を終えた。

 後半開始早々、2点を追う立正大が攻撃を仕掛ける。ハーフタイムに投入された7番・青島太一と19番・多田圭佑がチャンスを演出。7番・青島が左サイドからクロスを入れ、それに19番・多田がヘディングで合わせるが、産能大GK、21番・渡辺舜作がスーパーセーブ。54分にも再び立正大。3番・吉田新のコーナーキックから、6番・深港壮一郎がフリーでヘディングを合わせるが、こちらもGKがキャッチ。追加点で試合を決めたい産能大は66分、10番・城定のクロスに9番・菅原が打点の高いヘディングで合わせるが、こちらも枠を捉えきれない。両チームともにゴールを決められない中、スコアが動いたのは72分。立正大は3番・吉田のピンポイントクロスに、19番・多田がヘディングでゴールに突き刺し1点を返す。その後も立正大は多くのチャンスを作るが、産能大の堅い守備を崩しきれず1ゴールのままタイムアップ。1-2で試合終了となった。

 2点を先取した産能大は、待望の今季初勝利で順位も9位から6位に浮上。一方の立正大は、4年ぶりとなる2部リーグ初戦に勝ちきれず、黒星スタートとなった。


中央大学 0-1 明治学院大学


 開幕から2試合連続で引き分けと、なかなか勝ちきれない中央大学(勝点2・暫定6位)と、2年ぶりとなる関東2部リーグでの初勝利を目指す明治学院大学(勝点0・暫定12位)の一戦。

 ともに今節で初勝利を掴みたい両チーム。試合序盤は中大が主導権を握り、開始早々に自陣でパスをつなぎチャンスを作る。中大は相手陣内深くまで攻め込むと、コーナーキックを獲得。2番・岡井駿典がゴール前へクロスを上げるが、相手の守備に阻まれてゴールを割ることはできない。すると12分、守りを固めていた明学大が試合を動かす。明学大は主将の2番・山内稔之のスローインを受け、25番・中井颯人がペナルティーエリア付近までボールを運ぶ。相手をかわしてすぐさま右足を振り抜くと、ボールはそのままゴール右角へ突き刺さる。25番・中井の狙いすました技ありのシュートで明学大が先制点を挙げる。その後は両チームともに攻め合うものの得点には結びつかず、明学大の1点リードで前半を終えた。

 逆転を狙う中大は後半開始と同時に一気に2選手を替える策に出た。15番・鈴木翔太と今季初出場の12番・秋山優太をピッチに送り出すと、69分には大きなチャンスが訪れる。途中出場の昨年度新人賞受賞、18番・星野創輝からパスを受けた7番・田邉光平がペナルティーアーク付近から強烈なシュートを放つ。しかし、これはポストに嫌われゴールとはならず。その後も中大は積極的に攻撃を仕掛け、後半だけで8本のシュートを放った。対する明学大の後半のシュート数は0本。中大が一方的に攻め込む展開だったが、明学大の堅い守備を割ることはできず、0-1のまま試合終了。

 1点を守り切った明学大が待望の勝点3を手にし、最下位を脱出。8位に浮上した。一方の中大は初勝利を挙げられないまま、3戦目にして初黒星を喫する結果に。主導権を握りながらも「相手に気持ちの面で負けているところがある」(中大・宮沢正史監督)という課題の克服が明確になった。




東京学芸大学 0-1 青山学院大学


 今季初戦となった前節で、幸先よく初勝利で飾った東京学芸大学(勝点3・暫定5位)と、開幕から2戦2勝と好スタートを切った青山学院大学(勝点6・暫定2位)の一戦。

 序盤は東学大ペースとなった。15分には8番・柿本音王の鮮やかなターンから繰り出したスルーパスに、10番・後藤健太が抜け出すがあと一歩届かず。対する青学大は22番・新玉瑛琉のオーバーラップや、10番・比留間輝のテクニックを活かしたプレーで徐々に東学大ゴールを脅かす。前半終了間際には、青学大が東学大の攻撃を凌いでカウンター。15番・西島隆斗がシュートを放つが、これはクロスバーに直撃。青学大が前半の最後に大きなチャンスを作るが、決めきれないまま前半が終了した。

 青学大は後半開始直後から攻撃の圧力を強め、試合の流れを掴む。73分には15番・西島と7番・佐々木達也の流れるようなパスワークから、11番・山内大空がシュートを放つが、ゴールポストに阻まれる。84分にも中盤でボールを受けた7番・佐々木がペナルティーエリア外からロングシュート。しかしこちらはクロスバーを直撃。決定機を作りながらも、なかなかゴールを割ることができない。しかし89分、青学大がついに均衡を破る。5番・鈴直樹のコーナーキックに3番・関根浩平がドンピシャのヘディングで合わせて先制。終始安定したプレーでチームの守備を牽引したセンターバックのふたりが、最後の最後に攻撃面でも決定的な仕事をした。その後は東学大が同点に追いつくべく攻勢を強め、90+4分ロングスローのこぼれ球を8番・柿本がシュートを放つが枠の外へ。

 ほどなくして試合は0-1で終了。後半に試合のペースを掴んだ青学大が終了間際の劇的弾で連勝を3に伸ばし、今節は延期となった慶應義塾大学を抑えて再び首位に立った。


日本体育大学 1-1 日本大学


 開幕から2戦負けなしの日本体育大学(勝点4・暫定順位3位) と、上位進出にむけて2勝目を挙げたい日本大学(勝点4・暫定順位4位)の一戦。

 開始からともに気迫に溢れる試合は、まず16分に動いた。日体大は9番・土佐陸翼が相手GKのクリアミスを見逃さずにボールを奪うと、そのまま右足で無人のゴールにシュートを放つ。これが決まり日体大が先制点を挙げる。対する日大は、11番・熊倉弘達や25番・丸山喬大を起点としてゴールに迫るが、得点には繋がらない。その後スコアは動かず、日体大が1-0でリードして試合を折り返した。

 後半も拮抗した展開となった。だが65分、日大はコーナーキックの流れからハンドを誘発し、ペナルティーキックを獲得。これを10番・長澤壮竜が落ち着いて決め、1-1の同点に追いつく。日大は続く79分にも、途中出場の日大8番・近藤友喜がペナルティーエリア内でファウルを誘い、この試合2回目のペナルティーキックを獲得する。キッカーは再び10番・長澤。しかしこれは日体大GK、1番・中島遼太郎が止め、日大は逆転の好機を逸してしまう。その後は両チームとも交代枠を5枚全て使い切ってゴールに迫るが、得点には繋がらず1-1で試合終了。ともに勝点1を分け合い、ひとつずつ順位を落とす結果となった。



 終了間際のゴールで勝利を収めた青山学院大学が、3戦全勝で首位に返り咲いた。また今節で初勝利を挙げた東海大学は、関東学院大学を無得点に抑えて3位に浮上。明治学院大学も中央大学の猛攻を凌ぎ、ウノゼロでの今季初勝利を挙げている。一方、今季4年ぶりの2部リーグとなった立正大学は、初戦となった今節で産業能率大学に惨敗。厳しい今季スタートとなった。

 次節の第5節は4月30日(土)にひたちなか市総合運動公園陸上競技場で11:00から関東学院大学と明治学院大学が対戦。5月1日(日)には、栃木市総合運動公園陸上競技場で11:00から慶應義塾大学と東海大学、14:00から立正大学と日本大学が激突。また非公開で11:00から中央大学対青山学院大学、14:00から東京学芸大学対城西大学の試合が行われる。なお、日本体育大学対産業能率大学の試合は新型コロナウイルスの影響で延期となっている。

 1部では“昇格組”の東京国際大学が躍進しているが、2部リーグでも昇格組が大健闘。今節は青学大が3戦全勝で暫定ながら首位を奪取。今季1部リーグから降格した慶大とは、ともに延期分を残した試合数「3」の中で激しい首位争いを繰り広げている。新型コロナウイルスの影響で実施試合数に差がある状況ではあるが、少しずつ差がつきはじめている。未だ勝利のない中大、城西大、立正大、関学大の反撃なるのか。今後の展開から目が離せない。
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