2021年関東大学サッカーリーグ戦2部参入プレーオフ

立教大学(2部10位)

城西大学(関東大会3位)

ライブ配信

16:00~ ジェイネットTVにてライブ配信予定

1部参入戦プレーオフについて

  • 試合時間は90分とし、延長戦は行わない。
  • 試合の競技規則は当該年度(公財)日本サッカー協会競技規則による。 交代に関しては、競技開始前に登録した最大9名の交代要員の中から5回5名の交代が認められる。
  • 本試合(2部参入プレーオフ)で勝ったチームが2部リーグに参入する。引き分けの場合は、それぞれ現リーグに残留となる。

『2021年関東大学サッカーリーグ戦2部参入プレーオフ・2部参入プレーオフ』開催要項

関東大学リーグ昇格までの道のり

 城西大学をはじめとする、都県リーグ所属のチームが関東大学リーグに昇格するには、2つの大会で優勝、または上位の成績を残さなければならない。

 最初の条件は、所属する都県リーグで優勝をすること。城西大の場合、埼玉県リーグで優勝することが必須となる。そして、都県リーグで優勝したチームが、関東大学リーグに昇格するために参加するのが『関東大学サッカー大会』だ。

 『関東大学サッカー大会』は、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・北関東(茨城・群馬・栃木)の5地域のリーグ戦優勝チーム(東京都のみ2枠)が参加し、関東大学リーグ昇格を懸けて戦う大会だ。全6チームが総当たりのリーグ戦で対戦し、上位2チームが関東大学リーグに自動昇格。3位のチームが当該年度の関東2部リーグ10位チームと参入プレーオフを戦う。この大会に勝てば、3位チームが関東リーグへ昇格。引き分け、もしくは敗れれば現リーグに残留となる。

 2000年までは、1部と2部、そして2部と関東大会の上位チームに自動昇格はなく、すべて入れ替え戦で昇降格が決まっていた。下位カテゴリーは勝つ以外に昇格の術はないため、2位のチームが昇格できても、1位チームが昇格できないなどの事例もあった。

 そこで2001年からは、上位カテゴリーの最下位と下位カテゴリーの優勝チームが自動昇降格となり、上位カテゴリーの下から2番目のチームと下位カテゴリーの2位のみが入れ替え戦を実施するようになった。

 2005年からはリーグのチーム増という大きな変革もあり、その中で入れ替え戦は廃止。上下の2チームが自動昇降格となった。

 それから18年――。

 上下2チームが自動昇降格という従来のシステムを残しつつ、上位カテゴリー10位と下位カテゴリー3位のチームが、残留・昇格を懸けて対戦するという形で入れ替え戦が復活。それがこの『1部/2部参入プレーオフ』だ。



『Never』とは

 『Never』とは、1995年から2003年までの9年間にわたり発行されていた入れ替え戦のマッチデイプログラムです。関東大学サッカーリーグ戦のマッチプログラム『if』の、2部リーグメインライターである故・五味亜矢子氏を中心に作成されていました。

 2005年度からのチーム増、自動昇降格制度の導入による入れ替え戦の廃止により『Never』はその役目を終えました。しかし2021年度、入れ替え戦(2部参入プレーオフ)が復活するにあたり、『Never』も復活することとなりました。デジタル版『Never』では、旧来の『Never』同様に各チームの特徴などを紹介しつつ、内容の一部を映像にするなどのリニューアルをいたしました。参入プレーオフ観戦の参考にしていただければ幸いです。

 最後に、『Never』の生みの親であり、1部、2部、そして都県リーグのチームにも惜しみない愛情をそそぎ、丁寧な取材と鋭い筆致で大学サッカーの魅力を紹介し続けた、故・五味氏に深く感謝を申し上げます。



『Never』バックナンバー
(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)

1995年度

1996年度

1997年度

1998年度

1999年度

2000年度

2001年度

2002年度

2003年度

 

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